コラム:ソフトバンク「ビジョン・ファンド」にピークアウト感

[ロンドン 5日 ロイター BREAKINGVIEWS] - ソフトバンクグループが設立した1000億ドル規模の「ビジョン・ファンド」から、業界にその名を知られた大物幹部2人が退社したことは、同ファンドが曲がり角を迎えることの暗示かもしれない。サウジアラビアなど外部出資者からの支援が続かないとすれば、ビジョン・ファンドは世界最大のハイテク投資ファンドという色合いが薄れ、孫正義会長兼社長のための単なる企業内ベンチャーの側面が強まる。孫氏と同ファンド運営責任者のラジーブ・ミスラ氏は恐らく、新規投資をするよりも既存資産をフル稼働以上に働かせることにもっと時間を割くことになる。

参照元:ロイター: トップニュース

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