コラム:米ボーイング、投資家の楽観的判断は時期尚早

[ニューヨーク 29日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米ボーイングは29日、社長兼最高経営責任者(CEO)にデービッド・カルホーン氏が就任してから初めての四半期決算を発表したが、これはという明るい材料を見つけ出すのは難しい。売上高は前年同期比37%減少し、純損益は10億ドルの赤字と、いずれもアナリストの予想以上に悪化した。新型旅客機737MAXの運航停止に伴うコストの想定は、当初のほぼ2倍の約190億ドルに達している。利益率の高い中型旅客機787ドリームライナーの需要も鈍化が続く。それでも株価は上昇した。投資家が最悪期は過ぎたと判断したためだ。

参照元:ロイター: トップニュース

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