世界恐慌を投資で勝ち残るためのシナリオ【覇国積立 第2回】

米中の争いが過熱したときに、誰もが想定する最悪のシナリオの一つは「世界大恐慌」でしょう。今回の月1万円積立は、それを想定したものにしています。その基本方針を記事にまとめました。世界恐慌への対策この覇国積立期間に「世界恐慌が起きたらどうするのか?」と思っているかたもいるかもしれません。実のところ、こういう不安を持っているというメールはまだ頂いておりません(苦笑)。ただ、私自身は今回の積立を行うに際して、「真剣に考えた部分」ですので記事にまとめさせていただきます。米中の争いが激化することで、中国の景気減速は加速しかねません。今回、米国が仕掛けた時期はかなり絶妙なタイミングでした。米国経済が好調を維持できている状況で、中国が天井感を見せ始めている。ここで米国が中国に関税をかけて自国企業を保護する動きをすれば、短期的には一石二鳥の効果が得られるかもしれないからです。自国企業保護による好景気の長期化中国経済減速加速による米国の優位性の維持短期的には米国に良いことが多くても、長期的には多くの経済学者・知識人が指摘する「世界経済全体への悪影響」は避けられないところです。その最たるものが「世界大恐慌」でしょう。世界大恐慌となれば、どこの国の株価も総崩れとなります。この積立でそのようなことが起きた場合の対応策を書かせて頂きます。世界恐慌到来ならば「攻める」…予定大恐慌となったとき。この積立は「攻め続ける」予定でいます。世界中が大混乱となれば、株価は大暴落し、為替市場は大混乱となるでしょう。それでも、私は積立を続けます。「過去の歴史の教訓」を信じているからです。過去に大きな経済危機は何度もありました。数年~10年以上世界経済が停滞した時期もありました。それでも、世界は立ち直り発展してきました。後からみれば、あの恐慌時は「絶好の買い場」だったというのが歴史の教訓です。世界の株式市場が大きく下げるような時期が到来しても、いつものペースで買い続けることが出来れば、5年・10年後に大きな資産を作れる可能性は高まります。とはいっても・・・・「攻める」と勇ましく書きましたが、内容はそれほど大したものではありません。「月1万円積立のルールの中で攻め続ける」これだけだからです。資金を上乗せして攻めたりはしません。大恐慌のような場合、「資金を上乗せして攻める」やり方は裏目にでやすいものです。ここは、破滅しないために重要な部分です。本当の大恐慌ともなれば、その期間や影響は5年や10年続きます。投資家心理として、資金を追加してでも攻めたくなるのはほぼ間違いなく「暴落初期」の頃です。なので、こういう時期に攻めるのは「非常に危険」です。この後の更なる暴落は想像を絶するものになるのが大恐慌の現実だからです。でも、「危険な時期」かどうかは後からみないとわからないものです。このリスクを考慮して、私は資金を追加してまで攻めることはしません。その代わり、大恐慌でもいつも通り買い続けます。怖くて買えないような時もあるかもしれません。そういう時でも「積立」だけは続けます。5年でも10年でも買い続けて保有ポジションの買い平均値を下げていきます。そうしていくことで、相場が好転した後には一気に資産増加が加速していく恩恵を享受できるはずです。この方針で挑んでいくつもりです。言葉で書くほど、このシナリオ通りに行動するのは難しいのはわかっています。それ故、いまから油断なく毎月の積立をルール通りに余裕資金を維持しながら続けていく所存です。

参照元:お気楽FX 相場生活入門編

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