焦点:中長期試算が示す財政危機、消費増税封印で打開の道見えず

政府は31日の経済財政諮問会議で、高成長のケースでも財政黒字転換の時期が2027年度まで後ずれするとの「中長期の経済財政に関する試算」を公表した。税収増と社会保障関連の支出抑制で財政の破たんを回避する道を目指しているが、参院選の期間中に安倍晋三首相が10%超の消費増税を当面「封印」する意向を表明。事態打開への「名案」が見つからないまま、今夏以降に社会保障改革の議論が本格化する。

参照元:ロイター: トップニュース

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