コラム:一時休戦でも2500億ドルに25%米関税、中国発減速に注意

大阪で6月29日に行われた米中首脳会談は、通商協議の再開で合意し、米国が対中関税第4弾の発動を当面行わないと表明した。市場は「一時休戦」と受け止めたが、見逃している大きな問題が存在する。それは2500億ドル相当にかかっている25%の米関税が中国に与える打撃の大きさだ。中国の製造業が受けている影響はかなりの規模とみられ、長期化すれば中国を起点にした世界経済の減速に、市場の目が集まることになるだろう。

参照元:ロイター: トップニュース

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