コラム:トランプ氏の対イラン攻勢、原油市場が足かせに
2019-05-22 2019-05-23
[ロンドン 21日 ロイター BREAKINGVIEWS] - トランプ米大統領が原油の値上がりに強い不満を示す一方、主要産油国のイランに経済制裁を科して輸出を阻止するなど矛盾する政策を進めた結果、油価は昨年大きく揺れ動いた。最近はトランプ氏が軍事力の行使を再びちらつかせたため、原油は70ドル台に戻している。危険なのは、トランプ氏が対立激化に伴う油価上昇は抑え込めるという間違った考えの下に、対イラン関係の行き詰まりに誤った対応を取る可能性だ。
参照元:ロイター: トップニュース