日産自動車の「ガバナンス(統治)改善特別委員会」は27日に公表した最終報告の中で、カルロス・ゴーン前会長の不正の根本原因は「前会長への権限集中にあった」と結論づけた。同社は会長職廃止や社外取締役による監督強化など委員会の提言を受け、「脱ゴーン」経営体制の確立をまず急ぐが、その先には仏ルノーとの経営統合交渉など難題が待ち構える。 参照元:ロイター: トップニュース