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日経平均は上げ幅拡大、400円高 米国での死者数減を好感 News

日経平均は上げ幅拡大、400円高 米国での死者数減を好感

前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比429円38銭高の1万8249円57銭となり、大幅続伸した。前週末の米国株式市場が下落したことを受けて、朝方は小安くなったが、次第に買い優勢の展開に変わり、一時600円近くまで上昇した。市場では、これまで警戒されていた緊急事態宣言が準備入りとなったことで、材料出尽くし感が台頭したとみる関係者が多い。

情報BOX:新型コロナウイルスを巡る海外の状況(6日現在) News

情報BOX:新型コロナウイルスを巡る海外の状況(6日現在)

バンク・オブ・アメリカ(BofA)は3日、1日までの週にジャンク債ファンドに過去最大となる69億ドルの資金が流入したと発表した。3月月間では債券ファンドからは「歴史的」な規模の2840億ドルが流出し、現金資産に約6580億ドルが流入したが、直近週では市場心理の改善が見られたとしている。

今日の株式見通し=反落、米株安と国内での感染拡大を嫌気 News

今日の株式見通し=反落、米株安と国内での感染拡大を嫌気

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反落が想定されている。前週末の米国株式市場は、3月雇用統計が嫌気され反落。米株安に加え、「OPECプラス」会合延期で供給過剰懸念が強まり原油先物が下落しているほか、日本では新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言の準備入りとの報道が出ており、日経平均の上値は重くなりそうだ。ただ、米株先物はプラス圏での推移となっているため、下げ渋る場面も想定される。