205_川畑
今日のテクニカル見通し:NZドル/円
NZドル/円は、昨日の大陰線出現により下値が意識されやすくなっているものの、週足の一目均衡表の雲上限は割り込んでいないなど、本格的な下落局面に入ったとは言いづらい状態です。目先は先月安値も位置する78円台での攻防の行方に注目です。
(上記NZドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)
(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)
○下値目処について
現状でボリンジャーバンド-2シグマ(78.910円)を割り込んでおり、冒頭で触れた78円台で下げ止まるか、まさに正念場となっています。すぐ下に週足の一目均衡表の雲上限(78.662円)や9/7安値(78.196円)がありますが、これらをも割ってしまうようならば、月足の一目均衡表の基準線(76.460円)や週足の一目均衡表の雲下限(76.398円)が位置する76.40円レベルまで下ね余地が拡大しそうです。
○上値目処について
仮に現時点での本日高値(79.222円)を更新したとしても、200日線(80.009円)や20日線(80.358円)が上値を抑えそうです。昨日の上伸を阻んだ日足の一目均衡表の雲上限(81.055円)を超えれば下値不安は和らぎそうですが、短期的にはボリンジャーバンド+2シグマ(81.805円)が戻りいっぱいと見ます。
○下値目処
78.662円(週足の一目均衡表の雲上限)
78.196円(9/7安値)
76.460円(月足の一目均衡表の基準線)
76.398円(週足の一目均衡表の雲下限)
75.516円(月足の一目均衡表の雲下限)
○上値目処
78.910円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
79.222円(現時点での、10/20高値)
79.614円(日足の一目均衡表の雲下限)
79.796円(月足の一目均衡表の転換線)
79.882円(52週線、日足の一目均衡表の転換線)
79.985円(6日線)
80.009円(200日線)
80.026円(週足の一目均衡表の基準線)
80.120円(26週線)
80.349円(13週線)
80.358円(20日線)
80.468円(週足の一目均衡表の転換線)
80.762円(75日線)
80.779円(日足の一目均衡表の基準線)
80.956円(10/19高値)
81.055円(日足の一目均衡表の雲上限)
81.805円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
(上記NZドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)
(上記NZドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは10/20の10:59現在)
○下値目処について
現状でボリンジャーバンド-2シグマ(78.910円)を割り込んでおり、冒頭で触れた78円台で下げ止まるか、まさに正念場となっています。すぐ下に週足の一目均衡表の雲上限(78.662円)や9/7安値(78.196円)がありますが、これらをも割ってしまうようならば、月足の一目均衡表の基準線(76.460円)や週足の一目均衡表の雲下限(76.398円)が位置する76.40円レベルまで下ね余地が拡大しそうです。
○上値目処について
仮に現時点での本日高値(79.222円)を更新したとしても、200日線(80.009円)や20日線(80.358円)が上値を抑えそうです。昨日の上伸を阻んだ日足の一目均衡表の雲上限(81.055円)を超えれば下値不安は和らぎそうですが、短期的にはボリンジャーバンド+2シグマ(81.805円)が戻りいっぱいと見ます。
○下値目処
78.662円(週足の一目均衡表の雲上限)
78.196円(9/7安値)
76.460円(月足の一目均衡表の基準線)
76.398円(週足の一目均衡表の雲下限)
75.516円(月足の一目均衡表の雲下限)
○上値目処
78.910円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
79.222円(現時点での、10/20高値)
79.614円(日足の一目均衡表の雲下限)
79.796円(月足の一目均衡表の転換線)
79.882円(52週線、日足の一目均衡表の転換線)
79.985円(6日線)
80.009円(200日線)
80.026円(週足の一目均衡表の基準線)
80.120円(26週線)
80.349円(13週線)
80.358円(20日線)
80.468円(週足の一目均衡表の転換線)
80.762円(75日線)
80.779円(日足の一目均衡表の基準線)
80.956円(10/19高値)
81.055円(日足の一目均衡表の雲上限)
81.805円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
ドル/円、今月高値更新の条件
ドル/円相場は今月16日に111.60円台まで下落しましたが、200日移動平均線付近で切り返すと、18日に113円台に乗せて6日に付けた今月高値(113.435円)に迫りました。このまま高値更新となるか、テクニカル面では以下の点がポイントとなるでしょう。
一つは、113円台定着です。先月末から今月始めにかけて何度も113円台に乗せる場面はあったが、いずれも112円台に押し戻されて取引を終えています。こうした中で113円台に乗せて終わる事が出来れば、直近の上昇局面より勢いが増していると考えられます。もう一つは、ボリンジャーバンドです。足下でバンドの上下の幅が狭くなっており、トレンドの発生が待たれる中、本日の東京市場で113.10円付近まで上昇してバンド+2シグマ(執筆時113.206円)に迫りました。こうした中でバンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンドに入った可能性が高まります。
これらを達成できれば6日高値を突破する期待が高まると共に、今年春以降の上値抵抗であった114円台前半?半ばに向けた一段高が視野に入りそうです。
一つは、113円台定着です。先月末から今月始めにかけて何度も113円台に乗せる場面はあったが、いずれも112円台に押し戻されて取引を終えています。こうした中で113円台に乗せて終わる事が出来れば、直近の上昇局面より勢いが増していると考えられます。もう一つは、ボリンジャーバンドです。足下でバンドの上下の幅が狭くなっており、トレンドの発生が待たれる中、本日の東京市場で113.10円付近まで上昇してバンド+2シグマ(執筆時113.206円)に迫りました。こうした中でバンドを押し上げる陽線が出現するようならば、上昇トレンドに入った可能性が高まります。
これらを達成できれば6日高値を突破する期待が高まると共に、今年春以降の上値抵抗であった114円台前半?半ばに向けた一段高が視野に入りそうです。
今日のテクニカル見通し:南アフリカランド/円
ランド/円相場は、8月時点では年初の勢いがすっかり失われたと見ていましたが、その後の動きを見ると、三角もち合いに入っていたと考えられます。仮にそうだとするならば、目先的には上昇の勢いがまだ残っている可能性もあり、もち合い上抜け時は上昇トレンド再開につながる公算です。
(上記ランド/円日足のG.comチャートは10/19の11:13現在)
(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは10/19の11:13現在)
○上値目処について
8.30-40円台に週足の一目均衡表の基準線や200日線をはじめ多数の目標値がありますが、フォー目ション上は冒頭で触れた三角もち合い上限(8.50円台)です。このあたりを突破できれば、5月以降上値抵抗ゾーンとなっている8.70円レベル突破を試す事も考えられます。
○下値目処について
8.30円前後に20日線&日足の一目均衡表の基準線(8.312円)や日足の一目均衡表の転換線(8.312円)などがあるものの、下抜けると三角もち合い下限(8.10円台)下抜けが意識されると見ます。もし割り込んで戻らないようならば、相場は下落トレンドに入ったと考えたほうが良さそうです。その場合、4/11に付けた今年安値(7.895円)割れを試す事も考えられます。
○下値目処
8.312円(20日線、日足の一目均衡表の基準線)
8.292円(週足の一目均衡表の雲上限)
8.280円(日足の一目均衡表の転換線)
8.10円台(三角もち合い下限)
8.162円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
8.131円(10/9安値)
8.056円(8/11安値)
7.913円(16年1月安値6.213円-17年3月高値8.963円の上げ幅38.2%押し)
7.895円(4/11安値)
○上値目処
8.340円(週足の一目均衡表の転換線)
8.347円(13週線)
8.361円(6日線)
8.370円(日足の一目均衡表の雲下限)
8.378円(52週線)
8.386円(75日線)
8.392円(週足の一目均衡表の基準線、日足の一目均衡表の雲上限)
8.429円(3/20高値8.963円-4/11安値7.895円の下げ幅1/2戻し
8.439円(26週線)
8.459円(200日線)
8.462円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
8.50円台(三角もち合い上限)
8.549円(9/1高値)
8.715円(5/25高値)
8.727円(7/17高値)
8.963円(3/21高値)
9.050円(14年11月高値10.804円-16年1月安値6.213円の下げ幅61.8%戻し)
9.162円(15年9月高値)
(上記ランド/円日足のG.comチャートは10/19の11:13現在)
(上記ランド/円日足の外貨ネクストネオのチャートは10/19の11:13現在)
○上値目処について
8.30-40円台に週足の一目均衡表の基準線や200日線をはじめ多数の目標値がありますが、フォー目ション上は冒頭で触れた三角もち合い上限(8.50円台)です。このあたりを突破できれば、5月以降上値抵抗ゾーンとなっている8.70円レベル突破を試す事も考えられます。
○下値目処について
8.30円前後に20日線&日足の一目均衡表の基準線(8.312円)や日足の一目均衡表の転換線(8.312円)などがあるものの、下抜けると三角もち合い下限(8.10円台)下抜けが意識されると見ます。もし割り込んで戻らないようならば、相場は下落トレンドに入ったと考えたほうが良さそうです。その場合、4/11に付けた今年安値(7.895円)割れを試す事も考えられます。
○下値目処
8.312円(20日線、日足の一目均衡表の基準線)
8.292円(週足の一目均衡表の雲上限)
8.280円(日足の一目均衡表の転換線)
8.10円台(三角もち合い下限)
8.162円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
8.131円(10/9安値)
8.056円(8/11安値)
7.913円(16年1月安値6.213円-17年3月高値8.963円の上げ幅38.2%押し)
7.895円(4/11安値)
○上値目処
8.340円(週足の一目均衡表の転換線)
8.347円(13週線)
8.361円(6日線)
8.370円(日足の一目均衡表の雲下限)
8.378円(52週線)
8.386円(75日線)
8.392円(週足の一目均衡表の基準線、日足の一目均衡表の雲上限)
8.429円(3/20高値8.963円-4/11安値7.895円の下げ幅1/2戻し
8.439円(26週線)
8.459円(200日線)
8.462円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
8.50円台(三角もち合い上限)
8.549円(9/1高値)
8.715円(5/25高値)
8.727円(7/17高値)
8.963円(3/21高値)
9.050円(14年11月高値10.804円-16年1月安値6.213円の下げ幅61.8%戻し)
9.162円(15年9月高値)
今夜から明朝の注目材料は?
東京市場のドル/円は手がかり材料に乏しい中、112.10-30円台で小動きでした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
10/18(水)
17:00 9月南アフリカ消費者物価指数
17:10 ドラギECB総裁、講演
17:30☆9月英雇用統計
18:00 8月ユーロ圏建設支出
20:00 8月南アフリカ小売売上高
20:45 プラートECB理事、講演
21:00☆ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁が討論
21:30 8月カナダ製造業出荷
21:30☆9月米住宅着工件数
21:30☆9月米建設許可件数
23:15 クーレECB理事、講演
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
--:-- 中国共産党大会開幕
10/19(木)
08:50☆9月日貿易収支
09:30☆9月豪雇用統計
11:00☆7-9月期中国GDP
11:00☆9月中国鉱工業生産
11:00 9月中国小売売上高
※☆は特に注目の材料
次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事の決定が11月にずれ込むとの報道や、中国共産党大会中は北朝鮮が軍事的行動を控えるとの見方などから、相場にこう着ムードが漂っています。本日は米国で9月住宅着工件数など複数の経済イベントがあるもののいずれもやや小粒である事から、引き続き動意薄の展開が見込まれます。
また、前日に複数の英中銀(BOE)要人が利上げに消極的な発言を行った事で11月利上げに暗雲が立ち込める中、本日の英9月雇用統計が発表されます。その中でも6-8月の週平均賃金(市場予想:前年比+2.1%)に注目です。
10/18(水)
17:00 9月南アフリカ消費者物価指数
17:10 ドラギECB総裁、講演
17:30☆9月英雇用統計
18:00 8月ユーロ圏建設支出
20:00 8月南アフリカ小売売上高
20:45 プラートECB理事、講演
21:00☆ダドリー米ニューヨーク連銀総裁、カプラン米ダラス連銀総裁が討論
21:30 8月カナダ製造業出荷
21:30☆9月米住宅着工件数
21:30☆9月米建設許可件数
23:15 クーレECB理事、講演
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
27:00 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
--:-- 中国共産党大会開幕
10/19(木)
08:50☆9月日貿易収支
09:30☆9月豪雇用統計
11:00☆7-9月期中国GDP
11:00☆9月中国鉱工業生産
11:00 9月中国小売売上高
※☆は特に注目の材料
次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長人事の決定が11月にずれ込むとの報道や、中国共産党大会中は北朝鮮が軍事的行動を控えるとの見方などから、相場にこう着ムードが漂っています。本日は米国で9月住宅着工件数など複数の経済イベントがあるもののいずれもやや小粒である事から、引き続き動意薄の展開が見込まれます。
また、前日に複数の英中銀(BOE)要人が利上げに消極的な発言を行った事で11月利上げに暗雲が立ち込める中、本日の英9月雇用統計が発表されます。その中でも6-8月の週平均賃金(市場予想:前年比+2.1%)に注目です。
今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、月末・四半期末となる中でドル買いが優勢となると、その後112.70円前後まで上昇しました。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
9/29(金)
17:30 4-6月期英GDP・確報
17:30 4-6月期英経常収支
17:45 クガニャゴ南ア中銀総裁、講演
18:00☆9月ユーロ圏消費者物価指数・速報
19:30 ラガルドIMF専務理事、講演
21:00 8月南アフリカ貿易収支
21:00 カンリフBOE副総裁、講演
21:30 ブロードベントBOE副総裁、講演
21:30 7月カナダGDP
21:30 8月カナダ鉱工業製品価格
21:30 8月カナダ原料価格指数
21:30☆8月米個人消費支出
21:30☆8月米コアPCEデフレーター
22:45 9月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00 9月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報
24:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
9/30(土)
10:00☆9月中国製造業PMI
10:00 9月中国非製造業PMI
10:45☆9月中国財新/製造業PMI
※☆は特に注目の材料
本日は米国でコアPCEデフレーターが発表されます。同指標は米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として採用しています。米年内利上げ期待が浮上する中、市場予想(前月比+0.2%、前年比+1.4%)を上回る伸びとなるか注目です。
なお、ユーロ圏で9月消費者物価指数・速報が発表されます。市場予想は前年比+1.6%と8月(+1.5%)から伸びの加速が見込まれています。
9/29(金)
17:30 4-6月期英GDP・確報
17:30 4-6月期英経常収支
17:45 クガニャゴ南ア中銀総裁、講演
18:00☆9月ユーロ圏消費者物価指数・速報
19:30 ラガルドIMF専務理事、講演
21:00 8月南アフリカ貿易収支
21:00 カンリフBOE副総裁、講演
21:30 ブロードベントBOE副総裁、講演
21:30 7月カナダGDP
21:30 8月カナダ鉱工業製品価格
21:30 8月カナダ原料価格指数
21:30☆8月米個人消費支出
21:30☆8月米コアPCEデフレーター
22:45 9月米シカゴ購買部協会景気指数
23:00 9月米ミシガン大消費者信頼感指数・確報
24:00 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
9/30(土)
10:00☆9月中国製造業PMI
10:00 9月中国非製造業PMI
10:45☆9月中国財新/製造業PMI
※☆は特に注目の材料
本日は米国でコアPCEデフレーターが発表されます。同指標は米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として採用しています。米年内利上げ期待が浮上する中、市場予想(前月比+0.2%、前年比+1.4%)を上回る伸びとなるか注目です。
なお、ユーロ圏で9月消費者物価指数・速報が発表されます。市場予想は前年比+1.6%と8月(+1.5%)から伸びの加速が見込まれています。
メキシコペソ/円、中銀のインフレ判断を注視
本日、メキシコ中銀が金融政策を発表します。全会一致で金利据え置きを決定した前回8月の会合で「インフレ率は2018年末までに中銀目標(年3±1%)に収まる」との見通しを示すなど、年初からの利上げ局面が終了して中立局面に入った事を示しています。したがって、今回は金利据え置き予想がコンセンサスとなっており、声明に市場の関心が集まっています。
金利先物市場を見ると、年末までにメキシコ中銀が利下げを実施する確率は約62%となっています。前回会合に続きインフレ率の上昇は一時的との姿勢を継続するようならば、利下げ期待が維持されてペソ売りで反応する可能性があります。もっとも、次の一手は利下げとの見方が既に織り込まれている事もあり、下押しは緩やかと見ます。ただし、今月7日に発表された直近のインフレ率は前年比6.66%と、2001年5月以来の高い伸びとなりました。先月後半から米年内利上げ期待が浮上している事もあり、利上げ再開に言及があればサプライズ的なペソ買いを誘う事もあり得ます。メキシコ中銀の見解に注目です。
金利先物市場を見ると、年末までにメキシコ中銀が利下げを実施する確率は約62%となっています。前回会合に続きインフレ率の上昇は一時的との姿勢を継続するようならば、利下げ期待が維持されてペソ売りで反応する可能性があります。もっとも、次の一手は利下げとの見方が既に織り込まれている事もあり、下押しは緩やかと見ます。ただし、今月7日に発表された直近のインフレ率は前年比6.66%と、2001年5月以来の高い伸びとなりました。先月後半から米年内利上げ期待が浮上している事もあり、利上げ再開に言及があればサプライズ的なペソ買いを誘う事もあり得ます。メキシコ中銀の見解に注目です。
今日のテクニカル見通し:豪ドル/円
豪ドル/円相場は、今月21日に90.30円台まで上昇しましたが、2015年12月高値(90.720円)を前に伸び悩み。その後は20日線付近まで押し戻されています。同線を割ってしまうようだと下押しは深くなる公算です。
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/28の11:22現在)
○下値目処について
現状では20日線(88.275円)で踏みとどまっていますが、割ると75日線(87.212円)が次の目処として見えてきます。すぐ下にボリンジャーバンド-2シグマ(86.567円)もあり、この水準で下押しが止まれば反発早そうですが、割ると200日線(85.668円)に向けた一段安もありえます。
○上値目処について
まずは、5日線(88.643円)に注目です。現状は同線の傾きが急角度で下向となる中、向きを変えられるかが、反発できるかのポイントとなりそうです。もし突破できれば、9/21高値(90.312円)リトライが見えてきます。ただ、すぐ下にボリンジャーバンド+2シグマ(89.983円)もあり、突破は容易ではなさそうです。そうした中で越えられれば、目先的には15年12月高値(90.720円)や、14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し(91.187円)を順に試す事となるでしょう。
○上値目処
88.643円(5日線)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.279円(日足の一目均衡表の転換線)
89.983円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
90.312円(9/21高値)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)
○下値目処
88.275円(20日線)
88.010円(日足の一目均衡表の基準線)
87.882円(週足の一目均衡表の転換線)
87.631円(13週線)
87.212円(75日線)
87.094円(日足の一目均衡表の雲上限)
86.567円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
85.904円(週足の一目均衡表の基準線、月足の一目均衡表の転換線)
85.668円(200日線)
85.547円(26週線)
85.451円(8/11安値)
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは9/28の11:22現在)
○下値目処について
現状では20日線(88.275円)で踏みとどまっていますが、割ると75日線(87.212円)が次の目処として見えてきます。すぐ下にボリンジャーバンド-2シグマ(86.567円)もあり、この水準で下押しが止まれば反発早そうですが、割ると200日線(85.668円)に向けた一段安もありえます。
○上値目処について
まずは、5日線(88.643円)に注目です。現状は同線の傾きが急角度で下向となる中、向きを変えられるかが、反発できるかのポイントとなりそうです。もし突破できれば、9/21高値(90.312円)リトライが見えてきます。ただ、すぐ下にボリンジャーバンド+2シグマ(89.983円)もあり、突破は容易ではなさそうです。そうした中で越えられれば、目先的には15年12月高値(90.720円)や、14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し(91.187円)を順に試す事となるでしょう。
○上値目処
88.643円(5日線)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
89.279円(日足の一目均衡表の転換線)
89.983円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
90.312円(9/21高値)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)
○下値目処
88.275円(20日線)
88.010円(日足の一目均衡表の基準線)
87.882円(週足の一目均衡表の転換線)
87.631円(13週線)
87.212円(75日線)
87.094円(日足の一目均衡表の雲上限)
86.567円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
85.904円(週足の一目均衡表の基準線、月足の一目均衡表の転換線)
85.668円(200日線)
85.547円(26週線)
85.451円(8/11安値)
今夜の注目材料は?
東京市場のドル/円は、仲値公示に向けたドル買いなどを受けて112.50円台まで値を上げるも、買い一巡後は112.20円まで押し戻されるなど、方向感が定まりませんでした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。
9/27(水)
21:30☆8月米耐久財受注
23:00 8月米中古住宅販売保留件数指数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
24:45☆ポロズBOC総裁、記者会見
26:00 米5年債入札(340億ドル)
26:30 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
27:00☆ブレイナード米FRB理事、講演
29:00☆RBNZオフィシャル・キャッシュレート
--:--☆トランプ政権と共和党指導部が税制改革案を発表
※☆は特に注目の材料
本日は米トランプ政権が税制改革案を発表する予定となっています。事前報道によると法人税率を20%前後まで引き下げる公算であり、発表を受けた米長期金利や株価の反応に注目です。
なお、翌朝にNZで金融政策が発表されます。今回は金利据え置き(1.75%)がコンセンサスとなっています。
9/27(水)
21:30☆8月米耐久財受注
23:00 8月米中古住宅販売保留件数指数
23:30☆米EIA週間原油在庫統計
24:45☆ポロズBOC総裁、記者会見
26:00 米5年債入札(340億ドル)
26:30 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
27:00☆ブレイナード米FRB理事、講演
29:00☆RBNZオフィシャル・キャッシュレート
--:--☆トランプ政権と共和党指導部が税制改革案を発表
※☆は特に注目の材料
本日は米トランプ政権が税制改革案を発表する予定となっています。事前報道によると法人税率を20%前後まで引き下げる公算であり、発表を受けた米長期金利や株価の反応に注目です。
なお、翌朝にNZで金融政策が発表されます。今回は金利据え置き(1.75%)がコンセンサスとなっています。
ユーロ/ドル、調整への備え
ユーロ/ドル相場は今月8日に1.21ドル目前で頭打ちとなると、25日に1.1830ドル付近まで下落して今月安値を更新。同時に6日移動平均線が20日移動平均線を下抜く「ミニデッドクロス」も出現しており、年初からの上昇が一服を迎えつつあるようです。
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは9/26の16:35現在)
現在、ボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなっており、バンド-2シグマを押し下げる陰線が出現するようならば、調整局面入りの公算が大きくなるでしょう。その場合、短期的には75日線(執筆時1.16640ドル)に向けた一段安もあると見ます。
(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは9/26の16:35現在)
現在、ボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなっており、バンド-2シグマを押し下げる陰線が出現するようならば、調整局面入りの公算が大きくなるでしょう。その場合、短期的には75日線(執筆時1.16640ドル)に向けた一段安もあると見ます。