205_川畑

今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ポンド/ドル

ポンド/ドル相場は、週足の一目均衡表で雲上抜けに失敗する中、日足では前週末に窓を空けて急落。その後も窓を埋められないなど、相場は再び下落する可能性があります。

日足では既に4月21日と5月12日を結ぶサポートラインに加え、3月14日と4月10日の安値を結ぶサポートラインも割っています。足元でした多し目処となっている6月9日安値(1.26355ドル)を割るようならば、雲下限まで下値余地が拡大しそうです。


(上記ポンド/ドル・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)


(上記ポンド/ドル・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/14の10:55現在)

○下値目処について
6/9安値(1.26355ドル)を割ると、日足の一目均衡表の雲下限(1.25480ドル)が焦点となるでしょう。すぐ上に(以前の三角もち合い上限(1.25542ドル)もあり、割れてしまうと下値余地が拡大する公算です。4/7安値(1.23660ドル)付近で下げ止まらないようならば、短中期では3/14安値(1.21088ドル)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処について
1.27ドル台後半に、まずは注目です。日足の一目均衡表の雲上限(1.27925ドル)や52週線(1.27945ドル)等複数の目標値が集まっており、突破できれば、日足チャート上に開いた窓(6/9高値1.28270ドル-6/8安値1.29077ドル)が注目されるでしょう。ただ、窓の中に日足の一目均衡表の転換線(1.28065ドル)や基準線(1.28414ドル)がありますので、埋めるのは容易ではないかも知れません。

○下値目処
1.26865ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.26687ドル(75日線)
1.26483ドル(13週線)
1.26355ドル(6/9安値)
1.25919ドル(週足の一目均衡表の雲下限)
1.25736ドル(200日線)
1.25542ドル(以前の三角もち合い上限)
1.25480ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.25166ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.26140ドル(3/27高値)
1.25136ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.23660ドル(4/7安値)
1.21088ドル(3/14安値)

○上値目処
1.27813ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.27925ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.27940ドル(16年7/6安値)
1.27945ドル(52週線)
1.28031ドル(6日線)
1.28065ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.28414ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.28826ドル(20日線)
1.30473ドル(5/18高値)
1.30787ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.31393ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.34442ドル(16年9月高値)
1.34975ドル(16年6月高値1.50150ドル-10月安値1.19799ドルの下げ幅1/2戻し)
ポンド/ドル、窓埋めきれず続落余地 ブログ

ポンド/ドル、窓埋めきれず続落余地

9日早朝に、前日8日に行われた英総選挙で与党・保守党の劣勢が伝わる中、ポンド/ドルは8日終値(1.29526ドル)から下方向に窓を開けてスタート。売り一巡後はやや戻すも窓を埋めるには至らず、本日の東京市場で1.2640ドル台まで下落して9日安値(1.26355ドル)に迫りました。総選挙後の連立内閣樹立が難航している上、13日に英紙が「ソフトブレグジット達成に向け、保守党が労働党と極秘に会談」と報じるなど、メイ英首相の求心力低下により欧州連合(EU)離脱交渉が不透明となっている事が、ポンドの上値を重くしています。

こうした中、ポンド/ドルはテクニカル・ファンダメンタルズ両面から売り圧力が掛かる公算が大きいと見ます。9日安値を割るようならば、下値余地が拡大する事になりそうです。その場合、日足の一目均衡表の雲下限(本日は1.25473ドル)や週足の一目均衡表の基準線(執筆時1.25166ドル)が下値目処として挙げられます。
 
今日のテクニカル見通し:豪ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、4月以降の下押し局面で52週線が下支えするも、上値は13週線で頭打ちとなる展開が続いています。現状を3-4月の下落局面後の中段もち合いと見るのならば、52週線割れで下値模索の動きが再開する可能性があります。


(上記豪ドル/円・週足の外貨ネクストネオのチャートは6/13の10:56現在)


(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは6/13の10:56現在)

○下値目処
現時点で回復している83円台前半が維持できるか、ポイントです。同水準に200日線(83.169円)や日足の一目均衡表の基準線(83.145円)が位置しているためです。もし割り込むようならば、下押しが浅い場合は足元でサポートとなっている82.50円レベルで下げ止まる可能性があるものの、52週線(81.948円)やボリンジャーバンド-2シグマ(81.943円)、5/18安値(81.780円)が位置する81円台後半が注目されそうです。特に52週線を割るようならば、下押し再開の可能性が出てくるだけに要注意です。

○上値目処
83円台半ばから後半に、昨日高値(83.402円)やボリンジャーバンド+2シグマ(83.741円)があり、まずは注目です。特にバンド上限の線が20日線に向けて急速に収斂する中、バンド上限を押し上げる陽線が出現しないと、一旦反落もあるでしょう。ただし、突破できれば5/2高値(84.546円)や26週線(84.699円)が位置する84円台半ばに向けた一段高も考えられます。


○下値目処
83.169円(200日線)
83.145円(日足の一目均衡表の基準線)
83.020円(週足の一目均衡表の転換線)
83.010円(6日線)
82.842円(20日線)
82.596円(日足の一目均衡表の転換線)
82.482円(月足の一目均衡表の転換線)
82.443円(4/21高値)
82.090円(16年6月安値72.339円-17年2月高値88.117円の上げ幅38.2%押し)
81.948円(52週線)
81.943円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
81.780円(5/18安値)
81.495円(4/19安値)
81.591円(週足の一目均衡表の雲上限)
80.228円(16年6月安値72.339円-17年2月高値88.117円の上げ幅1/2押し)

○上値目処
83.300円(13週線)
83.316円(日足の一目均衡表の雲下限)
83.402円(6/12高値)
83.741円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
83.879円(5/25高値)
84.494円(日足の一目均衡表の雲上限)
84.546円(5/2高値)
84.699円(26週線)
84.712円(75日線)
84.819円(月足の一目均衡表の基準線)
84.836円(週足の一目均衡表の基準線)
85.758円(3/31高値)
今日の豪ドル/円テクニカル見通し ブログ

今日の豪ドル/円テクニカル見通し

昨日、豪ドル/円は12/4安値(91.778円)を前に下げ渋りましたが、4日陰線実体部の半値戻し(93.012円)を達成できていないことから、下向きの流れは続いていると考えられます。

試しにチャート上にラインを引いてみると、このような下降チャネルが機能している・・・ようにも見えます。機能しているかどうかは、今後下押す場面でチャネル下限(本日は91.244円)付近で下げ止まかがポイントとなります。


(上記豪ドル/円の外貨ネクストネオのチャート(日足)は12/6の11:23現在)

まず下値は、12/4安値(91.778円)がポイントです。5日はこの手前で下げ渋りましたが、もし下抜けるようですと、チャネル下限(91.244円)や91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)など複数の目標値がある91円台前半に向けた一段安が予想されます。その下の目処は、9/30安値(90.716円)や8/19高値(90.119円)でしょうか。

反対に上値は、週足の一目均衡表の雲の下限(92.354円)もありますが、92.90-93.30円ゾーンに複数の目標値があり、抵抗となっています。さらにその上、52週線(94.077円)もあり、こちらも突破は容易ではないと見ますが、もし超えることができれば200日線(94.358円)を巡る攻防の行方が注目されます。なお、ダマシが続いている200日線突破について、月足の一目均衡表の転換線(95.903円)突破に持ち込めれば、上昇トレンド入りとの見方が強まりそうです。

○下値目処
92.233円(11/26安値)
91.917円(バンド下限)
91.778円(12/4安値)
91.450円(26週線)
91.244円(チャネル下限)
91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)
91.037円(週足の一目均衡表の基準線)
91.027円(10/8安値)
90.716円(9/30安値)
90.420円(8/28安値86.399円-9/19高値94.440円の1/2下押し)
90.119円(8/19高値)
89.934円(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
92.354円(週足の一目均衡表の雲の下限)
92.898円(日足の一目均衡表の転換線)
92.921円(6日線)
92.932円(12日線)
92.938円(13週線)
93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)
93.100円(20日線)
93.186円(日足の一目均衡表の基準線)
93.330円(週足の一目均衡表の転換線)
93.682円(日足の一目均衡表の雲の上限)
93.930円(11/20陰線実体部の1/2戻し)
93.975円(チャネル下限)
94.018円(12/2高値)
94.073円(52週線)
94.187円(11/18高値)
94.283円(バンド上限)
94.358円(200日線)
94.482円(10/23陰線実体部の1/2戻し)
94.593円(11/20高値)
95.675円(10/22高値)
95.903円(4/11高値105.407円-8/7安値86.399円の値幅19.008円の1/2戻し、月足の一目均衡表の転換線)
※6日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。

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昨日、トレードアイディア的には、92.90円で売り、買い戻しは92.059円(バンド下限)や91.778円(12/4安値)など様子を見ながら。損切りは20日線(93.145円)を越えたら、とお伝えしました。

結果は、一日の高安が70銭程度に留まる小動きとなり、新規ポジションをとることなく終了。±0でした。無理してポジションを持つことがなかったので、それだけでもよしとしたいと思います。

さて本日ですが、米雇用統計次第の日であることや、その前にポジションを持ってしまって身動きが取れないという事態は避けたいと思いますので、基本的には22:30のタイミングで仕掛ける人以外は様子見が好まれそうです。あえて行うのであれば、昨日と同じ、92.90円で売り、買い戻しは91.917円(バンド下限)や91.778円(12/4安値)、チャネル下限(91.244円)など様子を見ながら。損切りは20日線(93.100円)を越えたら、でしょうか。

※ここでは、スプレッドやスワップについては考慮しないものとします。予めご了承ください。
※情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。
欧州序盤の外為市況 ランド/円下落 ブログ

欧州序盤の外為市況 ランド/円下落

欧州序盤のドル/円は下げ渋り。
東京市場での流れを引き継いで欧州勢が円買いで参入すると、101.80円前後まで下落。ただ、昨日安値(101.816円)を前に下げ渋ると、102.00円台までやや値を戻した。

一方、ランド/円は下落。
米量的緩和の早期縮小観測を受けてドル/ランド相場が2009年3月以来の高値を記録(=ランド安)すると、9.60円台まで値を下げた。
豪ドル/円、材料・チャート両面から売りサイン点灯? ブログ

豪ドル/円、材料・チャート両面から売りサイン点灯?

豪ドル/円は11月に入り92.20円台で下げ渋る展開が続いたが、12月4日に発表された豪第3四半期国内総生産(GDP)が前年比+2.3%と市場予想(同+2.6%)を下回った事や、日米の株価が下落した事から、その後2か月ぶりとなる91.778円まで下落。チャート面からは下値余地の拡大が示唆されています。

また、今月3日の豪準備銀行(RBA)理事会の声明文では前月に続き豪ドル高を強い口調でけん制する記述が見られた事や、米量的緩和の早期縮小観測から米ドル買い・豪ドル売り圧力が掛かりやすくなっている事から、足下の豪ドル/円相場はチャートと材料の両面から売り材料に反応しやすい地合いにあると考えられます。もし昨日安値(91.778円)を下抜けるようならば、短期的には日足の一目均衡表の雲の下限(本日は91.064円)割れを試す機運が高まると予想されます。
今日の豪ドル/円テクニカル見通し ブログ

今日の豪ドル/円テクニカル見通し

昨日、豪ドル/円は11月の下値ゾーンであった92.20円レベルを割り込み、一時91.778円まで下げ幅を拡大。引けにかけて92.386円まで戻したものの、実体部が1.251円に達する陰線引けとなりました。

さて本日ですが、
(1)92.20円レベルを割ったので下向き
(2)引値で92.20円レベルを回復したので、下押しは一時的
との見方に分かれるかと思います。

個人的には(1)をメインで見ており、短期的には日足の一目均衡表の雲の下限(本日は91.064円)など91円の節目が試されるのではと見ています。ただ、20日線の傾きがごくわずかな下向きとなっている事から、仮に昨日陰線実体部の1/2戻し(93.012円)を達成するようならば、下げ一巡で94円前半越えリトライも想定されます。


(上記豪ドル/円の外貨ネクストネオのチャート(日足)は12/5の11:25現在)

まず下値は、11/26安値(92.233円)を再び下抜けると、12/4安値(91.778円)がポイントとなります。下値を拡大するようですと、91.457円(26週線)や91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)を試す動きが予想されます。その下の目処は、9/30安値(90.716円)や8/19高値(90.119円)でしょうか。

反対に上値は、93.00-30円ゾーンに複数の目標値があり、その上の52週線(94.077円)も抵抗となっています。突破は容易ではないと見ますが、もし超えることができれば200日線(94.375円)を巡る攻防の行方が注目されます。なお、ダマシが続いている200日線突破について、月足の一目均衡表の転換線(95.903円)突破に持ち込めれば、上昇トレンド入りとの見方が強まりそうです。

○下値目処
92.354円(週足の一目均衡表の雲の下限)
92.233円(11/26安値)
92.059円(バンド下限)
91.778円(12/4安値)
91.457円(26週線)
91.064円(日足の一目均衡表の雲の下限、8/28安値-10/22高値の1/2押し)
91.037円(週足の一目均衡表の基準線)
91.027円(10/8安値)
90.716円(9/30安値)
90.420円(8/28安値86.399円-9/19高値94.440円の1/2下押し)
90.119円(8/19高値)
89.934円(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
92.898円(日足の一目均衡表の転換線)
92.953円(13週線)
93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)
93.046円(12日線)
93.103円(6日線)
93.145円(20日線)
93.186円(日足の一目均衡表の基準線)
93.330円(週足の一目均衡表の転換線)
93.682円(日足の一目均衡表の雲の上限)
93.930円(11/20陰線実体部の1/2戻し)
94.018円(12/2高値)
94.076円(52週線)
94.059円(バンド上限)
94.187円(11/18高値)
94.375円(200日線)
94.482円(10/23陰線実体部の1/2戻し)
94.593円(11/20高値)
95.675円(10/22高値)
95.903円(4/11高値105.407円-8/7安値86.399円の値幅19.008円の1/2戻し、月足の一目均衡表の転換線)
※6日線など、特に注のないものは本日時点でのデータです。

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昨日、トレードアイディア的には、93.86円で売り、利食いは92.733円(11/29安値)や92.233円(11/26安値)など様子を見ながら。損切りは52週線(94.089円)のやや上94.20円を越えたら、とお伝えしました。

結果は、戻りらしい戻りもなく、新規の売りが成立せず。±0でした。

さて本日ですが、下値を切り下げたことで、目先は下向きと見ます。よって、前述の93.012円(12/4陰線実体部の1/2戻し)のやや手前92.90円で売り、買い戻しは92.059円(バンド下限)や91.778円(12/4安値)など様子を見ながら。損切りは20日線(930.145円)を越えたら、でしょうか。

※ここでは、スプレッドやスワップについては考慮しないものとします。予めご了承ください。
※情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。利用に際してはお客様ご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます。