203_神田

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今夜から明朝の注目材料は?6/29

東京市場のドル/円は、手掛り材料不足の中、小動きながらも112円台前半で高止まりの展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
 
6/29(木)
17:30   英 5月消費者信用残高
17:30   英5月マネーサプライM4
18:00   ユーロ圏6月消費者信頼感指数・確報値
18:30   南アフリカ5月生産者物価指数
21:00☆ 独6月消費者物価指数・速報値
21:30☆ 米1-3月期GDP・確報値
21:30☆ 米1-3月期個人消費・確報値
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
26:00   ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
 
6/30(金)
07:45   NZ5月住宅建設許可
08:30☆ 日本5月消費者物価指数
08:30   日本5月失業率 
08:50   日本5月鉱工業生産・速報値 
10:00☆ 中国6月製造業PMI 
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜は、米1-3月期国内総生産(GDP)が発表されます。ただ、速報値、改定値に続く確報値につき、やや「鮮度」が低いのが難点です。改定値(前期比年率+1.2%)からの修正が小幅なら取引材料にはしにくそうです。
 
そのほか、ドイツでは6月消費者物価指数・速報値が発表されます。先日のドラギ欧州中銀(ECB)総裁の発言を巡って域内のインフレ状況に注目が集まっており、結果次第ではユーロが大きく変動する可能性があります。このところ、ユーロ/円に引っ張られる形でドル/円が動く事が多いため、独6月消費者物価指数にも要注意です。
 
 
 
 
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/29 木)

WS000702.JPG 
----------6/28ドル円相場概況---------------------
 
OP 112.261
HI 112.413
LO 111.831
CL 112.323
 
東京市場は 、利益確定の売りが先行。112.20円台から112.00円台に小緩んだが15時過ぎに欧州長期金利の上昇が始まるとユーロ円主導で円売りが再開。欧州市場の序盤には112.413円まで反発した。ただ、欧州株が金利上昇を嫌気して下落スタートとなる中、ストップロスを巻き込みながら111.831円まで急反落。その後112.20円台に戻すなど、少々荒い展開。NY市場に入るとユーロが急落した一方ポンドが急騰するなど欧州通貨が主役となる中、ドル円は方向感を見出せず。もっとも、米国株と米長期金利が上昇する中でドルの下値は堅く、終盤には112.30円台にじわりと浮上した。
 
-----------6/28主な出来事----------------------------
 
07:57 ポロズ・カナ中銀総裁
「カナダの成長は潜在力を上回ったまま」
「利下げは役割を果たしたように見える」
 
16:53 クガニャゴ南ア中銀総裁
「利上げサイクルの終わりが来ている」
 
21:10 ECB関係者
「市場は27日の刺激策に関するドラギ総裁の発言を誤って判断している」
 
21:30 (米) 5月卸売在庫 (前月比) +0.3%
前回-0.5%→-0.4%
予想 +0.2%  
 
23:00 (米) 5月中古住宅販売保留件数指数 (前月比)  -0.8%
前回-1.3%→-1.7%
予想+1.0% 
 
22:30 カーニーBOE総裁
「BOEの刺激策の一部解除が必要となる可能性」
 
------------6/28株式・債券・商品----------------------
WS000708.JPG
 
---------6/29きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
15:30    原田日銀審議委員、講演
 
<海外>
15:00    独7月Gfk消費者信頼感指数
17:30    英 5月消費者信用残高
17:30    英5月マネーサプライM4
18:00    ユーロ圏6月消費者信頼感指数
18:30    南アフリカ5月生産者物価指数
21:00    独6月消費者物価指数速報値
21:30    米1-3月期GDP・確報値
21:30    米新規失業保険申請件数
26:00    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
 
--------6/29きょうのひとこと-------------------------
 
昨日は、ECB筋からドラギ発言を(巡る市場の受け止め方を)修正する動きが出ましたが、カーニーBOE総裁からも爆弾発言が飛び出しました。20日に「インフレ圧力は抑制されており、利上げの時ではない」と発言したばかりのカーニー総裁は、これを全否定するかのように「向こう数ヶ月以内に利上げを議論」と述べました。これらの発言にユーロやポンドが激しく反応したのは言うまでもありません。当然ながらユーロ/ポンド相場は大幅に下落(ユーロ安・ポンド高)しています。昨日はドル円にもそれなりの変動が見られたのですが、こうした欧州通貨の激しい値動きの前では「小動き」に感じられました。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/28 水)

 WS000700.JPG
 
----------6/27ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.834
HI 112.468
LO 111.458
CL 112.366
 
東京市場は 、前日終盤の円安の流れを継いで112.00円台まで上昇するも伸びきれずに失速。午後は111.60円台まで押し戻された。欧州市場では111.458円まで売りが先行したが、ドラギ発言をきっかけに欧州債と米債の利回りが上昇する中で111.90円台へと持ち直した。NY市場では、6月消費者信頼感指数の好結果受けて米債利回りの上昇が加速する中、112円台を回復。一時株価がプラ転すると112.468円まで上昇して5月17日以来の高値を付けた。その後、フィッシャーFRB副議長の株高けん制発言や、米共和党がヘルスケア法案の採決を先送りした事から株価が反落すると112.00円台まで押されたが、引けにかけて112.30円台へと値を戻すなど堅調な展開であった。
 
-----------6/27主な出来事----------------------------
 
07:45 (NZ) 5月貿易収支 +1.03億NZD 
前回+5.78億NZD→+5.36億NZD
予想+4.19億NZD 
 
17:15 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁
「ECBは緩和策の調整について慎重になるべき」
「ECBは金融政策の持続性が必要」
「インフレを抑制している要因は主に一時的」
「ユーロ圏の回復が強まり広がっている兆候が今見られる」
「ユーロ圏の成長率はトレンドを上回るが、インフレ動向は予想より抑制されている」
「デフレ圧力はリフレに変わった」
 
22:00 (米) 4月S&P/ケースシラー住宅価格指数 (前年比)+5.67%
前回 +5.89%→+5.88%
予想+5.90%  
 
23:00 (米) 6月消費者信頼感指数 118.9
前回117.9→117.6
予想116.0  
 
23:00 (米) 6月リッチモンド連銀製造業指数 7 
前回1 
予想5 
 
25:33 フィッシャーFRB副議長
「高い資産価格は将来の安定リスクにつながる公算」
「リスク志向の上昇は注視が必要」
 
26:15 イエレンFRB議長
「新たな危機は排除できないが、システムは各段に安全になった」
「金融規制を緩和するのは良いことではないだろう」
「われわれは物価の安定にコミット」
「多くの当局者は低失業率がインフレを押し上げると確信」
「段階的な利上げは適切と確信」
「資産価格の目標はない」
 
------------6/27株式・債券・商品----------------------
 
WS000701.JPG
  
---------6/28きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
06:30    カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演
15:00    5月独輸入物価指数
16:30    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
17:00    5月ユーロ圏マネーサプライM3
22:30    ECBフォーラム・パネルディスカッション
    (ポロズ・カナダ中銀総裁、カーニーBOE総裁、ドラギECB総裁、黒田日銀総裁)
23:00    5月米住宅販売保留指数
23:30    EIA週間原油在庫統計
26:00    米7年債入札(280億ドル)
 
--------6/28きょうのひとこと-------------------------
 
ドラギECB総裁の発言を受けて欧米長期金利が急上昇する中、日銀の出口尚早姿勢によって低金利の円が一人負けという状況です。そうした中、今夜はECB主催のパネルディスカッションに、黒田日銀総裁、ドラギ総裁、カーニー総裁、ポロズカナダ中銀総裁が登場します。金融政策のスタンスの違いに焦点が当たると面白い事になりそうですが、どんな話が展開されるのか注目しましょう。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
 
 
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今夜の注目材料は?6/27

 東京市場のドル/円は、一時112円台を回復しましたが、午後には111.60円台に押し戻されるなど、失速気味の展開でした。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
 
6/27(火)
17:00☆ ドラギECB総裁、講演
17:05   ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
17:30  デベルRBA副総裁、講演
18:30  BOE半期金融安定報告書
19:00☆ カーニーBOE総裁、会見
22:00   米4月S&P/ケース・シラー住宅価格指数
23:00☆ 米6月消費者信頼感指数
23:00   米6月リッチモンド連銀製造業景気指数
24:00   ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
26:00☆ イエレン米FRB議長、講演
26:00☆ 米5年債入札(340億ドル)
 
※☆は特に注目の材料
 
今夜注目すべきは、やはりイエレンFRB議長の発言でしょう。先々週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、金融正常化に前向きな姿勢を示しており、市場はこれをタカ派的と受け止めました。今夜はロンドンで、世界の経済問題について対談するという事ですが、仮に米国のインフレ動向などに言及すれば材料視される可能性があります。
また今夜は、ドラギECB総裁にカーニーBOE総裁の発言機会も予定されており、ユーロやポンドが大きく動けばドル/円相場に影響する事も考えられるため要注意です。
 
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/27 火)

 WS000691.JPG
 
----------6/26ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.247
HI 111.943
LO 111.192
CL 111.865
 
東京市場は 、動意に乏しく111.20-30円台で膠着したが、欧州市場に入ると、原油高・株高を背景に上昇を開始。111.70円台まで上昇してNY勢の参入を待つ展開。NY市場では、弱い米耐久財受注に111.30円台まで反落する場面もあったが、株価が底堅く推移する中、円売り主導で切り返すと111.943円まで上昇して約1カ月ぶりの高値を付けた。
 
-----------6/26主な出来事----------------------------
 
08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15-16日分)
「出口への関心が高まっている背景には、日本銀行の資産規模拡大もあるが、景気が改善していることが大きく影響している。今後、景気改善が続くもとで、市場の不安を高めることがないよう、金融政策運営の考え方について、しっかりと説明していく必要がある。」
 
17:00 (独) 6月Ifo景況感指数 115.1
前回114.6 
予想114.5 
 
19:20 メイ英首相、北アイルランドの民主統一党(DUP)との間で(閣外協力に)合意
 
21:30 (米) 5月耐久財受注 (前月比)-1.1%
前回 -0.8%→-0.9%
予想-0.6%  
(米) 5月耐久財受注 (前月比:除輸送用機器)+0.1%
前回-0.5% 
予想+0.4%  
 
24:44 ドラギECB総裁
・政策金利は成長回復のために低い必要
 
------------6/26株式・債券・商品----------------------
 
WS000696.JPG
 
---------6/27きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
特になし
 
<海外>
07:45    NZ5月貿易収支
17:00    ドラギECB総裁、講演
17:05    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
19:00    カーニーBOE総裁、半期金融安定報告書公表後に記者会見
22:00    米4月ケース・シラー住宅価格指数
23:00    米6月消費者信頼感指数
23:00    米6月リッチモンド連銀製造業景気指数
24:00    ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
26:00    イエレン米FRB議長、講演
26:00    米5年債入札(340億ドル)
 
 
--------6/27きょうのひとこと-------------------------
 
昨晩のNY市場は、ドル高・株高(ナスダックは小幅安)・債券高(金利低下)のミニ・トリプル高という商状でした。その背景はいまひとつはっきりしませんが、上半期末に向けたポジション調整的なショートカバーが主流だったのではないかと見ています。原油相場の上昇もそんなムードだったように思います。そうした中、ドル円の下方向への圧力は低減したと見られますが、上昇気流が発生したと判断するのはまだ早いと感じています。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
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23日のドル円相場ときょうのひとこと(6/26 月)

0626.PNG  
 
----------6/23ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.270
HI 111.429
LO 111.153
CL 111.276
 
東京市場は、時間外取引のNY原油が底堅く、それつれて米長期金利も底堅く推移する中、ドル円も下値は堅かった。ただ、買い材料にも乏しく仲値公示後は上値が重く、111.20-40円台の狭いレンジでもみ合った。欧州市場は株安を背景に111.153円まで小緩むなど、上値は重かったが、引き続き決め手なくもみ合い継続。NY市場でも、経済指標や金融政策当局者の発言には大きく反応することなく111.10-30円台という狭いレンジ内での往来が続いた。終わってみれば、ハナから動かないと決めていたかのような頑なな膠着相場であった。
 
-----------6/23主な出来事----------------------------
 
 
16:00
(仏) 6月製造業PMI・速報 55.0
前回53.8
予想54.0
(仏) 6月サービス業PMI・速報 55.3
前回57.2
予想57.0
 
16:30
(独) 6月製造業PMI・速報 59.3
前回59.5
予想59.0
(独) 6月サービス業PMI・速報 53.7
前回55.4
予想55.4
 
17:00
(ユーロ圏) 6月製造業PMI・速報 57.3
前回57.0
予想56.8
(ユーロ圏) 6月サービス業PMI・速報 54.7
前回56.3
予想56.1
 
21:30
(加) 5月消費者物価指数 (前月比) +0.1%
前回+0.4%
予想+0.2%
(加) 5月消費者物価指数 (前年比) +1.3%
前回+1.6%
予想+1.5%
 
23:00
(米) 5月新築住宅販売件数 61.0万件
前回56.9万件(59.3万件)
予想59.0万件
 
25:48 ブラード米セントルイス連銀総裁
・バランスシート縮小は利上げしない会合で行う可能性
・バランスシート縮小は9月開始の可能性
 
26:23 メスター米クリーブランド連銀総裁
・徐々に緩和を解除すべき時
・米経済を減速するため利上げするわけではない
・最近のインフレデータにおける見通しの変化はない
・年内のバランスシート縮小を支持
 
 
------------6/23株式・債券・商品----------------------
 
日経平均 20132.67(△22.16)
上海総合3157.87(△10.42)
 
英FT 7242.13(▼15.16)
独DAX12733.41(▼60.59)
 
NYダウ21394.76(▼2.53)
 
日10年債0.0540%(△0.0120)
豪10年債2.652% (▼0.004)
英10年債1.031% (△0.016)
独10年債0.255%(△0.003)
米2年債 1.340%(0.000)
米10年債2.142%(▼0.005)
 
NY原油 47.83(△0.50)
NY金 1224.20(△5.30)
 
---------6/26きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    日銀金融政策決定会合における主な意見(6月15-16日分)
 
<海外>
14:20    ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
17:00    6月独Ifo企業景況感指数
21:30    5月米耐久財受注
24:00    ドラギECB総裁、講演
26:00    米2年債入札(260億ドル)
 
 
--------6/26きょうのひとこと------------------------
 
先週のドル円の値幅は1.04円と、少なくとも今年最少を記録しました。6月末=上半期末の最終週という時期的な要因もあって、このままでは今週も小動きが続いてしまうかもしれません。米6月消費者信頼感指数(27日)や米5月PCEデフレーター(30日)などの経済指標や、イエレンFRB議長(27日)らの要人発言など、材料は決して少なくないので、こうしたイベントでどこまで動意を揺り起こせるかといったところです。
 
今週もよろしくお願いいたします。
 
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/23 金)

 WS000689.JPG

----------6/22ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.360
HI 111.448
LO 110.947
CL 111.318
 
東京市場は 時間外の原油相場の軟調推移や米長期金利の小幅低下を受けて一時111円台を割り込む軟調な展開。ただ、110円台を売り進めるには手がかりが薄く110.90円台で下げ渋った。欧州市場でもこの水準では下値が堅く110.947円を安値に切り返すと111.30円台へ値を戻した。NY市場では原油の反発につれて株価が上昇した序盤に111.448円まで上値を伸ばしたが、原油が失速すると111.20円台へと押し戻された。終日にわたり原油相場を眺めてもみ合った格好。
 
-----------6/22主な出来事----------------------------
 
06:00 (NZ) RBNZオフィシャル・キャッシュレートを1.75%に維持
 
17:00 (ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利を0.50%に維持
 
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 24.1万件
前回23.7万件→23.8万件
予想24.0万件  
 
21:30 (加) 4月小売売上高 (前月比)+0.8%
前回 +0.7%→+0.5%
予想+0.3%  
4月小売売上高 (前月比:除自動車) +1.5%
前回-0.2%→-0.1%
予想+0.7%  
 
22:00 (米) 4月住宅価格指数 (前月比) +0.7%
前回+0.6%→+0.7%
予想+0.5%  
 
23:00 (ユーロ圏) 6月消費者信頼感・速報-1.3
前回-3.3 
予想-3.0 
 
27:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利を6.75%から7.00%へ
 
27:02 フォーブス英MPC委員
・以前よりも利上げは困難だろう
・政策調整は限定的で段階的であるべき
・金融政策の引き締めに一部緊急性が見られる
 
------------6/22株式・債券・商品----------------------
 
WS000688.JPG
  
---------6/23きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
なし
 
<海外>
15:45    仏1-3月期GDP・確定値
16:00    仏6月製造業PMI・速報値
16:00    仏6月サービス業PMI・速報値
16:30    独6月製造業PMI・速報値
16:30    独6月サービス業PMI・速報値
17:00    ユーロ圏6月製造業PMI・速報値
17:00    ユーロ圏6月サービス業PMI・速報値
21:30    カナダ5月消費者物価指数
23:00    米5月新築住宅販売件数
24:15    ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
25:40    メスター米クリーブランド連銀総裁、講演
27:15    パウエル米FRB理事、講演
-----  EU首脳会議(ブリュッセル、最終日)
 
--------6/23きょうのひとこと-------------------------
 
米国債市場では昨日、来週の入札予定が発表されました。26日2年債260億ドル・27日5年債340億ドル・28日7年債280億ドルと総額880億ドルの入札が行われます。なぜこれが気になるかというと、来週は半期末の最終週であり、例年機関投資家を中心に取引を手控える傾向が見られる中で行われる入札だからです。つまり、他の条件が一定なら需給面から金利が上昇しやすい時期と言えそうで、他の条件とはやはり原油という事になるのでしょう。原油→米長期金利→ドル円という動き(上がるにしても下がるにしても)がきょうも続きそうです。
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
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今夜の注目材料は?6/22

 東京市場のドル/円は、日本株や原油が弱含みで推移する中、一時111円台を割り込むなど上値が重い商状となりました。欧米市場を見通す上で、まずは注目イベントを確認しておきましょう。
 
6/22(木)
17:00  ECB月報
17:00   ノルウェー中銀政策金利発表
21:30   カナダ4月小売売上高
21:30☆ 米新規失業保険申請件数
22:00   米4月住宅価格指数
23:00   ユーロ圏6月消費者信頼感指数・速報
23:00   米5月景気先行指数
23:00☆ パウエル米FRB理事、議会証言
27:00☆ フォーブス英MPC委員、講演
27:00   メキシコ中銀、政策金利発表
----- EU首脳会議(ブリュッセル、23日まで)
※☆は特に注目の材料
 
米新規失業保険申請件数は、6月雇用統計の調査が行われた前週分のものという事で注目が集まります。また、パウエルFRB理事の議会証言も気になるところですが、その内容は銀行の自己勘定取引を制限する「ボルカールール」に関するものが中心のようで、金融政策には言及しない可能性もあります。
 
一時110円台に差し込んだドル/円相場としては、200日移動平均線(執筆時110.790円)のサポート力にも注目しておきたいところです。
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/22 木)

WS000675.JPG 
 
----------6/21ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.426
HI 111.737
LO 111.070
CL 111.374
 
東京市場は、株価が冴えない中で上値の重い展開。5・10日の仲値前後ではやや買われる場面もあったが、午後には111.10円台へと弱含んだ。欧州市場も株安・原油安・欧米長期金利低下の逆風下で111.070円まで下落。しかし、ポンド円の切り返しなどにも支えられて111円代半ばに持ち直した。NY市場では米中古住宅販売の好結果や原油在庫の減少を受けて、一時原油高・株高に振れた事から111.737円まで上昇した。しかし、供給過剰感は根強く原油が失速すると一転して株安・米長期金利低下・ドル安の流れとなり111.20円台に押し戻された。
 
-----------6/21主な出来事----------------------------
 
15:36 黒田日銀総裁
・物価動向を引き続き注意深く点検する必要がある
・イールドカーブは市場調節方針と整合的な形で円滑に形成
・2%目標までには距離があり強力な金融緩和推進が適切
 
17:00 (南ア) 5月消費者物価指数 (前年比) +5.4%
前回+5.3% 
予想+5.4%  
 
17:30 (英) 5月財政収支 -60億GBP 
前回-96億GBP→-87億GBP
予想-70億GBP 
 
20:03 ホールデン英MPC委員
・年後半に金融刺激策の一部解除を支持
 
23:00 (米) 5月中古住宅販売件数 562万件
前回557万件→556万件
予想555万件  
 
(米) 5月中古住宅販売件数 (前月比)+1.1%
前回-2.3%→-2.5%
予想-0.4%  
 
------------6/21株式・債券・商品----------------------
 
WS000680.JPG
 
---------6/22きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)
10:30    岩田日銀副総裁、あいさつ
未定    6月月例経済報告
 
<海外>
15:00    5月スイス貿易収支
17:00    ECB月報
17:00    ノルウェー中銀政策金利発表
21:30    4月カナダ小売売上高
21:30    米新規失業保険申請件数
22:00    4月米住宅価格指数
23:00    6月ユーロ圏消費者信頼感指数
23:00    5月米景気先行指標総合指数
23:00    パウエルFRB理事、証言
27:00    フォーブス英MPC委員、講演
27:00    メキシコ中銀、政策金利発表
-----  EU首脳会議(ブリュッセル、23日まで)
 
--------6/22きょうのひとこと-------------------------
 
ほかに手掛りがないという事もあって、昨日の為替の相場解説にかならず出てくるのが「原油安」です。原油が下がるとガソリン価格や燃油サーチャージが下がるので我々一般消費者にとっては歓迎すべき事なのですが、金融市場的にはインフレ期待の低下→株安・長期金利低下要因として悪材料視されるケースが目立ちます。ただ以前は、ガソリン安で米消費者の可処分所得が増加するため、原油安=実質的な「減税」=(消費関連株を中心に)株高要因との見方もありました。ものは角度によって見え方が違うという好例ではないでしょうか。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。
 
 
 
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昨日のドル円相場ときょうのひとこと(6/21 水)

WS000673.JPG 
 
----------6/20ドル円相場概況---------------------
 
OP 111.513
HI 111.784
LO 111.310
CL 111.464
 
 東京市場は、前日NY市場の流れを継いで買いが先行。5・10日のドル需要に加え、日本株高にも支援されて111.70円台へと上昇した。欧州市場では序盤に111.784円の高値を付けるも、原油安・株安の流れに押されて111.40円台へと反落。NY市場ではムニューシン発言(強いドルは輸出面の障害)に反応して111.310円まで下げる場面もあったが、NYダウが寄り付き直後に史上最高値を更新すると再び111.70円台へ反発。ただ、その後は株価が反落し、長期金利が低下する中、111.40円前後まで押し戻されるなど、終日方向感が掴めないまま取引を終えた。
 
-----------6/20主な出来事----------------------------
 
08:57 エバンズ米シカゴ連銀総裁
・データ分析時間のため次回利上げを12月まで先送りする公算
 
10:30 (豪) RBA議事録
・金利の据え置きは 持続的成長・インフレ目標と合致している
・労働市場・住宅市場は改善しているが、今後も注視する必要がある
・先行指標は、雇用の拡大に対し不透明感
・家計所得の低い伸びと高水準の債務は、消費見通しにリスクとなる
・GDPの伸び率は、3%へ加速すると依然として予想
・豪ドル高は経済の調整を複雑にする 
 
15:00 (独) 5月生産者物価指数 (前年比) +2.8% 
前回+3.4% 
予想+2.9% 
 
16:31 カーニーBOE総裁
・インフレ圧力は抑制されており、利上げの時ではない
 
20:45 ムニューシン米財務長官
・超長期債の発行を非常に真剣に検討中
・FRBにとって巨大なポートフォリオからの脱却は正しいこと
・強いドルはトランプ政権への信任投票
・強いドルは輸出面では障害
 
21:30 (加) 4月卸売売上高 (前月比) +1.0% 
前回+0.9%→+1.2%
予想+0.5% 
 
21:30 (米) 1-3月期経常収支 -1168億USD 
前回-1124億USD→-1140億USD
予想-1238億USD 
 
28:33 カプラン米ダラス連銀総裁
・さらなるインフレに関する兆候をみるために忍耐強く待つ
・インフレの弱さが一時的である証拠を見たい
 
------------6/20株式・債券・商品----------------------
WS000674.JPG
 
---------6/21きょうの注目材料-------------------------
 
<国内>
08:50    日銀金融政策決定会合議事要旨(4月26-27日分)
15:36    黒田日銀総裁、あいさつ
 
<海外>
17:00    5月南ア消費者物価指数
20:00    ホールデン英MPC委員、講演
23:00    5月米中古住宅販売件数
23:30    EIA週間原油在庫統計
30:00    RBNZ政策金利発表
 
--------6/21きょうのひとこと-------------------------
 
6月末(半期末)が間近に迫っており、時期的にも取引が盛り上がりにくいという面もあるのでしょうが、ドル円の日足ローソクは6月9日以来、陽線と陰線が日替わりで出現しており、方向性がはっきりしません。下げそうで下げずに、上げそうで上げない展開が続いています。その流れに倣えばきょうは下げそうで下げない日という事になります。きょうも手掛りが少ないとあって読みづらい相場展開が続きそうです。
 
 
本日もよろしくお願いいたします。