102_ユーロ

今夜から明朝の注目材料は?1/30 ブログ

今夜から明朝の注目材料は?1/30

 東京市場のドル/円は、時間外取引の米長期金利の上昇につれて109.20円前後まで強含みましたが、日本株も含めてアジア株が総崩れとなる中、108.60円台へと押し戻されました。欧米市場の動きが気になるところですが、まずは注目材料を確認しておきましょう。 1/30(火)17:00   スイス1月KOF景気先行指数18:30   英12月消費者信用残高18:30   英12月マネーサプライM419:00☆ ユーロ圏10-12月期GDP速報値19:00   ユーロ圏1月消費者信頼感指数・確定値22:00☆ 独1月消費者物価指数・速報値23:00   米11月ケース・シラー住宅価格指数24:00☆ 米1月消費者信頼感指数24:30   カーニーBOE総裁、講演25:30   メルシュECB専務理事、講演 1/31(水)08:50  日12月鉱工業生産・速報 09:30☆ 豪10-12月期消費者物価指数  10:00  中国1月製造業PMI 11:00☆ トランプ米大統領一般教書演説 ※☆は特に注目の材料 アジア株の全面安とともにNYダウ先物も大幅に下落しています。米長期金利の上昇を嫌気した動きとの見方もあるようですから、NYタイムは経済指標などのイベントよりも米国の株や債券市場の動きに注目が集まるでしょう。なお、本日はトランプ米大統領の一般教書演説が予定されていますが現地夜に行われるため、日本時間では明日の11時開始となります。
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は月足の一目均衡表の雲上限を突破すると、25日に1.2530ドル台まで急進して、14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅61.8%戻し(1.25974ドル)に接近しました。目標値を前に達成感が出やすい中、現時点の推移は注意が必要です。

月足の一目均衡表を見ると、14年のときは上限を突破するもいずれもヒゲとなっており、実体部での上抜けは達成できませんでした。今回は、雲上限が2カ月ほどで1.22ドル台前半まで低下することから、前回より上抜けのハードルは低下しています。こうした中で雲を上抜けられるか、これからがユーロ/ドル相場の勝負どころと見ます。



(上記ユーロ/ドル月足の外貨ネクストネオのチャートは1/30の11:30現在)


(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは1/30の11:30現在)

○上値目処について
前述の月足の一目均衡表の雲上限(1.24236ドル)も気になりますが、それ以上に14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅61.8%戻し(1.25974ドル)がより気になります。もし超えると、14年10月高値(1.28865ドル)まで主だった目処が見当りませんので、目先は1.27ドルちょうど等の心理的節目を手がかりに上値を模索すると見ます。

○下値目処について
日足を見る限り、6日線(1.23790ドル)とバンド+2シグマ(1.25224ドル)での往来が続いています。現状では、調整局面に入るためには6日線を割り込み、線の傾きが横ばいまたは下向きに転換する必要があると見ます。その場合、20日線(1.21938ドル)や75日線(1.18921ドル)のサポート力を試す事となりそうです。

○上値目処
1.24236ドル(月足の一目均衡表の雲上限)
1.25224ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.25379ドル(1/25高値)
1.25698ドル(14年12月高値)
1.25974ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅61.8%戻し)
1.28865ドル(14年10月高値)

○下値目処
1.23790ドル(6日線)
1.23515ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.21938ドル(20日線)
1.21901ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.21277ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.20922ドル(9/8高値)
1.20460ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.19922ドル(13週線)
1.19061ドル(26週線)
1.18921ドル(75日線)
1.18653ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.18263ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.17576ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
ユーロ/ドル、ドラギECB総裁会見に注意 ブログ

ユーロ/ドル、ドラギECB総裁会見に注意

本日欧州中銀(ECB)理事会が開催される。今月より債券買い入れの規模を半減している事などから、政策金利や資産買い入れ規模についての変更は予想されていない。そうした中、市場の関心はドラギECB総裁の会見に集まっています。

今月11日に公表されたECB議事録で、ECBが金融政策の正常化に向かう姿勢を一段と強めたと解された事からユーロ買いが活発化。しかし、コンスタンシオECB副総裁が17日に「 フォワードガイダンス変更は差し迫っていない」と発言しており、早期正常化についてECB内で足並みがそろっているとは考えにくいところです。ハト派のドラギ総裁が正常化に前向きな姿勢を示す可能性は低そうです。

それ以上に注意が必要なのはユーロ相場の水準です。ユーロ/ドルは前回(昨年12月14日)理事会以降も堅調な推移が続き、本日の欧州市場序盤に2014年12月以来となる1.2450ドル台に上昇しています。ユーロ相場に対しけん制発言が出るようならば、利益確定売りを絡めてユーロが急落する可能性が高いと見ます。思惑の交錯する中、直後のユーロ相場は荒れる可能性が高そうです。
 
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は今月に入り方向感が定まらない展開が続いています。より広い視点ということで、週足を見ると、上値の重さが目立つと共に、13週線が26週線を上から下に抜こうとしており、調整局面入りの可能性があります。先月安値付近で下げ止まるようならばディセンディング・トライアングル形成が予想されますが、下げ止まらないようならば年初からの上昇に対する調整局面に移行したと考えたほうが良いのかもしれません。



(上記ユーロ/ドル週足の外貨ネクストネオのチャートは12/15の10:43現在)


(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは12/15の10:43現在)

○下値目処について
ほぼ横ばいで推移しているボリンジャーバンド-2シグマ(1.16992ドル)を明確に割り込むようならば、11/7安値(1.15541ドル)に向けた一段もあるでしょう。

○上値目処について
1.18ドルちょうど前後に75日線(1.17992ドル)や20日線(1.18193ドル)などがあり、抵抗が予想されます。もし突破できれば、週足チャートに引いた、9月に付けた今年高値を基点とするレジスタンスライン(1.19ドル台前半)突破を試す事も考えられます。


○上値目処
1.17917ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.17970ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17992ドル(75日線)
1.18193ドル(20日線)
1.18232ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18796ドル(10/12高値)
1.19394ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.19610ドル(11/27高値)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)


○下値目処
1.17810ドル(13週線)
1.17777ドル(6日線)
1.17576ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.16992ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
1.167370ドル(26週線)
1.16695ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16055ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/15 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/15 金)

 ------------12/14ドル円相場概況-----------------------

 米小売大幅増も税制改革への不透明感からドル失速 OP-112.565 HI-112.879 LO-112.064 CL-112.406 -----------12/14主な出来事----------------------------
 09:30 (豪) 11月就業者数 +6.16万人前回+0.37万人→+0.78万人予想+1.90万人  (豪) 11月失業率 5.4% 前回5.4% 予想5.4% 

11:00 (中国) 11月鉱工業生産 (前年比) +6.1%前回+6.2% 予想+6.1%   (中国) 11月小売売上高 (前年比) +10.2%前回+10.0% 予想+10.3%  17:00 (仏) 12月製造業PMI・速報 59.3前回57.7予想 57.2   (仏) 12月サービス業PMI・速報 59.4前回60.4 予想60.0   17:00 (南ア) 7-9月期経常収支 (対GDP比) -2.3%前回-2.4% 予想-2.0%   17:30 (スイス) スイス中銀政策金利を-0.75%に維持 17:30 (独) 12月製造業PMI・速報  63.3前回62.5 予想62.0  (独) 12月サービス業PMI・速報 55.8 前回54.3 予想54.6  18:00 (ユーロ圏) 12月製造業PMI・速報 60.6前回60.1 予想59.7   (ユーロ圏) 12月サービス業PMI・速報  56.5 前回56.2 予想56.0 18:00 (ノルウェー) ノルウェー中銀政策金利を0.50% に維持 18:30 (英) 11月小売売上高 (自動車燃料含む:前月比) +1.1%前回+0.3%→+0.5%予想 +0.4%   18:30 (南ア) 11月生産者物価指数 (前年比) +5.1%前回+5.0% 予想+4.9%  20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利を 8.00% に維持後期流動性ウィンドウ金利を0.5ポイント引き上げ12.75% 21:00 (英) BOE政策金利を0.50%に維持 21:00 (英) BOE議事録・0.50%の政策金利の据え置きを9対0で決定・資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した・もし経済成長が11月の予想通りとなれば、数年以内に追加利上げの可能性・追加利上げは、緩やかで限定的となる可能性・インフレ率はピークに近づいており、中期的には目標値の2.0%へ低下する見通し  21:45 (ユーロ圏) 欧州中銀政策金利を0.00%に維持ECBスタッフ経済予測 ・2017年の成長見通しを2.2%から2.4%・2018年の成長見通しを1.8%から2.3%・2019年の成長見通しを1.7%から1.9% ・2017年のインフレ見通しを1.5%に据え置き・2018年のインフレ見通しを1.2%から1.4%・2019年のインフレ見通しを1.5%に据え置き・2020年のインフレ見通し1.7%・2020年のコアインフレ見通し1.8% 22:30 ドラギECB総裁、会見「インフレにとって十分な刺激策が依然として必要」14日22:40「ECBのスタッフ予想では2017年のユーロ圏GDP伸び率は2.4%(9月時点2.2%)、18年GDPは2.3%(9月時点1.8%)、19年GDPは1.9%(9月時点1.7%)、20年GDPは1.7%」「インフレが上昇する強い勢いの示唆がある」「成長見通しに著しい改善が見られる」「ECBのスタッフ予想では2017年のインフレ率は1.5%(9月時点1.5%)、18年は1.4%(9月時点1.2%)、19年は1.5%(9月時点1.5%)、20年は1.7%」「ヘッドラインインフレは今後数カ月で鈍化する可能性」「見通しの修正は正しい方向に進んでいる」「理事会はインフレの経路に確信を深めている」 22:30 (米) 新規失業保険申請件数  22.5万件前回23.6万件 予想23.6万件  22:30 (米) 11月小売売上高 (前月比)+0.8%前回+0.2%→+0.5%予想+0.3%  (米) 11月小売売上高 (前月比:除自動車) +1.0%前回+0.1%(+0.4%) 予想+0.6%   22:30 (米) 11月輸入物価指数 (前月比) +0.7%前回+0.2%→+0.1%予想 +0.7%   22:30 (加) 10月新築住宅価格指数 (前月比) +0.1%前回+0.2% 予想+0.2%   24:00 (米) 10月企業在庫 (前月比) -0.1%前回0.0% 予想-0.1%   28:00 (メキシコ) メキシコ中銀政策金利を 7.00% から 7.25% に引き上げ マイク・リー氏とマルコ・ルビオ氏の両共和党上院議員が税額控除規模の拡大に向け税制改革法案の変更を要求 ------------12/14株式・債券・商品---------------------
  ------------12/15きょうの注目材料--------------------- <国内>08:50    日銀短観(12月調査)          (大企業製造業の業況判断DI) <海外>19:00  10月ユーロ圏貿易収支19:00  リムシェービッチ・ラトビア中銀総裁、講演22:15  ホールデン英MPC委員、講演22:30  10月カナダ製造業出荷22:30  12月米ニューヨーク連銀製造業景気指数23:15  11月米鉱工業生産指数23:15  11月米設備稼働率30:00  10月対米証券投資動向----  EU首脳会議(ブリュッセル、最終日) ------------12/15きょうのひとこと--------------------- 英国とユーロ圏の金融政策発表を終えて、年内の重要イベントは米税制改革を残すのみとなっていたところに、共和党の上院議員2人が同法案の一部変更を要求したと伝わり、市場はびっくり。現状52/100の議席しか持たない上院共和党なので不安は否めませんが、2人とも法案自体に反対している訳ではありません。法案の一本化にもう少し時間がかかるということでしょう。共和党としては来週22日までの可決を目指しており、しばらくは水面下でも水面上でも様々な駆け引きが繰り広げられると見られます。そうした動きが洩れ伝わるたびに、ドル/円は神経質に反応する事になりそうです。   本日もよろしくお願いいたします。 
今夜から明朝の注目材料は? ブログ

今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、111.30-60円レベルでもみ合いとなりました。北朝鮮が「新ミサイルは米国の全体が射程」などと発言しましたが、日経平均が堅調に推移した事もあり、反応は限定的でした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/29(水)
18:30  10月英消費者信用残高
19:00  11月ユーロ圏消費者信頼感・確報
19:00  コンスタンシオECB副総裁、講演
22:00☆11月独消費者物価指数・速報
22:30  米7-9月期GDP・改定
22:30  ダドリー米NY連銀総裁、講演
23:00  カーニーBOE総裁、講演
23:45  ラムスデンBOE副総裁、講演
24:00  10月米中古住宅販売保留件数指数
24:00  イエレン米FRB議長、議会証言
24:30  米EIA週間原油在庫統計
26:00  バイトマン独連銀総裁、講演
27:50  ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁、講演
28:00  米地区連銀経済報告(ベージュブック)

11/30(木)
09:30  豪10月住宅建設許可
10:00☆中国11月製造業PMI
10:00  中国11月非製造業PMI
※☆は特に注目の材料

本日は複数の経済イベントがあるものの、米税制改革案の上院での採決が早ければ明日にも行われる見通しである事から、この後は動きづらい展開が見込まれます。ただし、北朝鮮がミサイル発射を強行した事に対する米政府の反応には要注意です。

なお、ドイツで11月消費者物価指数・速報が発表されます。市場予想は前年比+1.7%と前月(+1.6%)より伸びが加速する見通しです。明日ユーロ圏で発表されるインフレ指標の前哨戦として注目です。
 
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

前回11月16日のときは、ネックライン下抜けでH&Sの完成が間近と見ていましたが、その後は1.15ドル台半ばで下げ渋り。直近高値(10/12に付けた1.18796ドル)や日足の一目均衡表の雲上限を突破すると、27日に1.1960ドル台まで再び上昇している事から、H&Sは完成する事無くフェードアウトしそうです。目先は上値試し再開となるか、27日高値を巡る攻防の行方に注目です。


(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは11/28の10:43現在)


○上値目処について
冒頭で触れた11/27高値(1.19610ドル)を突破すると、8月から9月にかけて上値を抑えた1.21ドル台乗せを再び試す事となりそうです。なお、その間は主だった目標値が見当らないため、心理的節目の1.20ドルちょうどが機能するか注目です。


○下値目処について
6日線(1.18568ドル)を割り込み、線の向きが下向に変わるようならば、上値模索の動きはいったん終了する可能性があります。週足の一目均衡表の転換線や日足の一目均衡表の基準線(共に1.17576ドル)、20日線(1.17330ドル)が位置する1.17ドル台前半-半ばを割るようならば、先月の下押し局面でサポートとなった週足の一目均衡表の基準線(1.16055ドル)のサポート力が再び試されそうです。

○上値目処
1.19560ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.19610ドル(11/27高値)
1.20922ドル(9/8高値)
1.21663ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅1/2戻し)
1.22905ドル(12年7月安値1.20420ドル-14年5月高値1.39933ドルの上げ幅を、17年1月安値1.03392ドルに加えた値)

○下値目処
1.18796ドル(10/12高値)
1.18772ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18568ドル(6日線)
1.18371ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.18260ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.18136ドル(13週線)
1.18050ドル(75日線)
1.17576ドル(週足の一目均衡表の転換線、日足の一目均衡表の基準線)
1.17330ドル(20日線)
1.16922ドル(26週線)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16055ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)
1.15100ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
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今夜から明朝の注目材料は?

東京市場のドル/円は、方向感が定まりませんでした。独連立協議の決裂によるユーロ/円の下げに連れて111.80円台まで下押した後、仲値公示に絡んだドル買いにより112.20円前後まで切り返すも、いずれも一時的でした。欧米市場に入る前に注目イベントを確認しておきましょう。

11/20(月)
20:45  ノボトニー・オーストリア中銀総裁、講演
21:15  ラウテンシュレーガーECB理事、講演
23:00  ドラギECB総裁、講演
23:15  コンスタンシオECB副総裁、講演
24:00  10月米景気先行指数
--:--  NAFTA再交渉の第5回会合(-21日)

11/21(火)
09:30  RBA議事録
※☆は特に注目の材料本日も米国で目玉となる材料が見当りません。また、前週末に材料視されたロシア関連疑惑(ロシアゲート)や米税制法案の上院通過は困難との見方についても、今に始まったことではないため、材料としてやや新味に欠けます。こうした中、ドル/円は米長期金利や欧米株価などを眺めつつ方向感を模索する事となりそうです。

なおユーロについては、独連立協議の決裂に対する欧州勢の反応に注目です。
 
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

ユーロ/ドル相場は、先月後半にH&Sのネックラインを割り込んだ事で目標値として1.12ドル台が見えたものの、その後は1.15ドル台半ばから後半で下げ渋り。今月14日にネックラインを突破して翌15日に1.1860ドル目前まで上昇するも伸び悩んでいます。日足の一目均衡表の雲や、ボリンジャーバンド+2シグマに上値を阻まれていることや、前日の足形が天井を示唆するとされる「上影陰線」であった事などから、足下の上昇は一時的となる可能性があり、下値が意識されやすい展開が続いていると考えられます。



(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは11/16の11:00現在)

○下値目処について
6日線(1.17238ドル)や20日線(1.16842ドル)もありますが、8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン(1.1670ドル前後)が引き続き焦点となるでしょう。再び割るようならば上値の重さが意識されやすくなると共に、中長期でH&Sから導き出される目標値(1.1240ドル前後)が再び目標値として点灯するでしょう。なお、短期的には11/7安値(1.15541ドル)やボリンジャーバンド-2シグマ(1.15281ドル)が位置する1.15ドル台前半が攻防の分岐点となりそうです。

○上値目処について
足下で75日線(1.17990ドル)が重い上、仮に突破したとしても1.18ドル台半ばから後半にボリンジャーバンド+2シグマ(1.18402ドル)や日足の一目均衡表の雲上限(1.18772ドル)などがあり、強力な上値抵抗となっています。ただし、10/12に付けた直近高値(1.18796ドル)を超える動きとなった場合は話しは別です。下押し一服で反発余地が生まれる可能性もあり、8月から9月にかけて上値を抑えた1.21ドルを再び試す事も考えられます。

○下値目処
1.17238ドル(6日線)
1.17169ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.17069ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.16842ドル(20日線)
1.1670ドル前後(8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン)
1.16577ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.16395ドル(26週線)
1.16011ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.15737ドル(10/27安値)
1.15541ドル(11/7安値)
1.15281ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
<!--ご質問、ご感想などはこちらから-->1.14226ドル(1月安値1.03392ドル-9月高値1.20922ドルの上げ幅38.2%押し)
1.13800ドル前後(15年8月と16年5月の高値を結ぶトレンドライン)
1.12937ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.1240ドル前後(今回のH&Sから算出される下値目処)
1.12157ドル(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
1.17925ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.17990ドル(75日線)
1.18099ドル(13週線)
1.18276ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.18402ドル(ボリンジャーバンド+2シグマ)
1.18596ドル(11/15安値)
1.18772ドル(日足の一目均衡表の雲上限)
1.18796ドル(10/12高値)
今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル ブログ

今日のテクニカル見通し:ユーロ/ドル

前週27日のマネトレでも解説しましたが、ユーロ/ドルはH&Sのネックラインを下抜けた事で下落トレンドに入った可能性があります。

ただ、昨日の足形は前週金曜の陰線実体部にかぶさる陽線となっており、一旦は反発が入っても不思議ではありません。これからエントリーするのであれば、戻りを確認後の反落を探すのも手です。

(1)ユーロ/ドル日足(10/27マネトレより)

 
(2)ユーロ/ドル日足、H&Sの下値目処10/27(マネトレより)


ただ、昨日は前週末の陰線実体部にかぶさる陽線引けとなっており、一旦はリバウンドが入る事も考えられます。これからエントリーするのであれば、戻りを確認した後の反落局面を待つのも手です。



(上記ユーロ/ドル日足の外貨ネクストネオのチャートは10/26の10:54現在)


○下値目処について
10/27安値(1.15737ドル)を割ると、週足の一目均衡表の基準線(1.14656ドル)や1月安値1.03392ドル-9月高値1.20922ドルの上げ幅38.2%押し(1.14226ドル)などが位置する1.14ドル台前半から半ばまで主だった目処が見当らないため、心理的節目の1.15ドルちょうどが機能するかポイントです。

もし、前述の1.14ドル台前半から半ばを下抜けるようならば、H&Sの下値目標にあたる1.1240ドル前後(上図(2)参照)に向けた一段安も考えられます。

○上値目処について
まずは、8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン(1.1670ドル前後)に注目です。戻りが弱いと押し戻されるでしょう。仮に突破したとしても、10/12に付けた直近高値(1.18796ドル)を超える動きとならない限り、下値が意識されやすい展開が続くと見ます。

○下値目処
1.16103ドル(ボリンジャーバンド-2シグマ)
<!--ご質問、ご感想などはこちらから-->1.15737ドル(10/27安値)
1.15900ドル(26週線)
1.14656ドル(週足の一目均衡表の基準線)
1.14226ドル(1月安値1.03392ドル-9月高値1.20922ドルの上げ幅38.2%押し)
1.14000ドル前後(15年8月と16年5月の高値を結ぶトレンドライン)
1.12932ドル(月足の一目均衡表の転換線)
1.1240ドル前後(上図(2)参照)
1.12157ドル(月足の一目均衡表の基準線)

○上値目処
1.1670ドル前後(8/17安値1.16621ドルと10/6安値1.16692ドルを結ぶトレンドライン)
1.16871ドル(6日線)
1.17158ドル(日足の一目均衡表の転換線)
1.17267ドル(日足の一目均衡表の基準線)
1.17351ドル(14年5月高値1.39933ドル-17年1月安値1.03392ドルの下げ幅38.2%戻し)
1.17556ドル(20日線)
1.17560ドル(月足の一目均衡表の雲下限)
1.17634ドル(日足の一目均衡表の雲下限)
1.18070ドル(75日線)
1.18221ドル(13週線)
1.18330ドル(週足の一目均衡表の転換線)
1.18796ドル(10/12高値)