米国で仮想通貨カストディ業務を手がけるビットゴーは10日、スイスとドイツに新たに子会社を設立したと発表した。これまでにコインベースやフィデリティの仮想通貨子会社が欧州へ進出しており、米国から欧州への展開が活発になっている。

仮想通貨ビットコインは10日、一時300ドル急落し、1万ドルを割った。Coin360のデータによると、9850ドルまで下落した後に反発し、現在は9900ドル付近を推移している。

アリババグループの金融関連会社アントフィナンシャルのオンライン医療保障「相互宝（シャン・フ・バオ）」が、猛威を広げる新型肺炎コロナウィルスの被害者を対象に最大で一時金を10万元（約150万円）支払うことを明らかにした。保証の請求システムにはブロックチェーンが使われる。

米最大手の仮想通貨取引所コインベースは7日、ビットコインが今年5月の半減期に近づくにつれて、「デジタルゴールド」としての地位をさらに固めるとのブログを投稿した。

仮想通貨デリバティブ取引所FTXは2020年の大統領選で、バーニー・サンダース氏が勝利することに賭ける先物商品「BERNIE-2020」を発表する予定だ。5日にはトランプ大統領が再選することに賭ける先物「TRUMP-2020」を発表している。FTXがコインテレグラフに明らかにした。

週末のBTC相場は堅調な展開。焦点だった１万ドル乗せにあっさり成功、これで200日移動平均線、100万円、1万ドルと節目となるレジスタンスをクリア、上値の目途が大きく広がった格好。

米格付け会社のウェイス・レーティングはビットコインの仮想通貨格付けを「A（エクセレント）」に格上げしたことを明らかにした。

仮想通貨取引所バイナンスのジャオ・チャンポンCEO（通称CZ）は8日に配信したAMA（なんでも聞いて）で、今後10日以内に「バイナンス・クラウド」を発表すると明らかにした。

2月9日に2019年10月以来、心理的に重要な1万ドルを超えたビットコイン。今回の重要局面はさらに上昇する始まりにすぎないとみる声が続々と出ている。