実質GDP年率+4.0%、予想上回る伸び:識者はこうみる News

実質GDP年率+4.0%、予想上回る伸び:識者はこうみる

[東京 14日 ロイター] - 内閣府が14日に発表した2017年4─6月期国民所得統計1次速報によると、実質国内総生産(GDP)は前期比プラス1.0%、年率換算プラス4.0%と、6四半期連続のプラス成長となった。ロイターがとりまとめた予測中央値の年率プラス2.5%を大きく上回り、15年1─3月期のプラス4.8%以来の高い伸びを記録した。個人消費や設備投資といった内需がけん引しての高成長となった。

今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、今月10日に4月と6月の安値を結ぶサポートラインを割ると、翌11日はラインを回復できずに終了しました。これにより、目先的には4月に付けた年初来安値が意識されやすいと見ます。

もっとも、この日の足形は上下にややヒゲが長いものの十字線となっており、ラインを回復できれば自立的反発もあり得ます。

したがって、目先的にはサポートラインを巡る攻防の行方に注目です。



(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは8/14の11:03現在)


○下値目処について
8/11安値は108.704円と、週足の一目均衡表の雲下限(108.730円)や6/14に付けた直近安値(108.787円)
を意識して下げ止まった格好です。したがって、安値更新となった場合は4/17に付けた年初来安値(108.134円)が否応なく意識されると見ます。

もし割った場合は下値余地が拡大する公算であり、相場は昨年後半の上昇分に対する戻りを確かめる動きとなる可能性があります。その場合、下げ幅の61.8%押し(106.386円)や2/3押し(105.419円)、16年6月と16年8月の安値を結ぶサポートライン(104.30円付近)が機能するか注目です。

○上値目処について
4月と6月の安値を結ぶサポートラインが位置する109.50円付近に、まずは注目です。突破できれば109.80-90円レベルが次の目処となるでしょう。この辺りには6日線(109.816円)や日足の一目均衡表の転換線(109.876円)が位置しており、突破に際し抵抗が予想されます。ただし、6日線がほぼ横ばいに近づいたところでこれらを突破できれば底入れとの見方が浮上する事も考えられます。


○下値目処
108.949円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
108.704円(8/11安値)
108.787円(6/14安値)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.134円(4/17安値)
106.386円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅61.8%押し)
105.419円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅2/3押し)
104.30円付近(16年6月安値98.798円と16年8月安値99.534円を結ぶサポートライン)
103.486円(16年6月安値98.798円-12月高値118.661円の上げ幅76.4%押し)

○上値目処
109.50円付近(4月と6月の安値を結ぶサポートライン)
109.816円(6日線)
109.848円(8/4安値)
109.876円(日足の一目均衡表の転換線)
109.924円(月足の一目均衡表の転換線)
110.420円(52週線)
110.707円(20日線)
111.047円(8/4高値)
111.087円(13週線)
111.468円(26週線)
111.575円(日足の一目均衡表の雲下限)
111.597円(日足の一目均衡表の基準線、週足の一目均衡表の転換線)
111.623円(75日線)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
112.236円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.277円(日足の一目均衡表の雲上限)
112.415円(200日線)
サウジアラムコ上場先、ニューヨークか=関係筋 News

サウジアラムコ上場先、ニューヨークか=関係筋

[ドバイ/リヤド/ロンドン 11日 ロイター] - サウジアラビアは、国営石油企業アラムコの上場先の選定でロンドン証券取引所よりもニューヨーク証券取引所に傾いている。一方で金融や法律の顧問団はロンドン証券取引所の方が問題点が少なく、リスクも低いと指摘している。関係筋が話した。

GDP「率直にいい数字」と茂木再生相、新たな経済対策想定せず News

GDP「率直にいい数字」と茂木再生相、新たな経済対策想定せず

[東京 14日 ロイター] - 茂木敏充経済再生担当相は14日、2017年4─6月期の国内総生産(GDP)速報公表後に記者会見し、「率直にいい数字だと思っている」との認識を示した。「人づくり革命」などを通じて生産性向上に取り組み、「内需主導の経済成長が続くように万全の対応をしていきたい」と強調する一方、「現段階で具体的に新たな経済対策は想定していない」とも語った。

英中銀、もう少し「活動家」になるべき―ソーンダース委員=英紙 News

英中銀、もう少し「活動家」になるべき―ソーンダース委員=英紙

[ロンドン 11日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)金融政策委員会のマイケル・ソーンダース委員は、欧州連合(EU)離脱を巡る不透明感にかかわらず同国経済は持ちこたえる見通しであり、BOEは利上げにより「もう少し活動家になる」ことが必要だとの見解を示した。

実質GDP、4─6月期は年率+4.0% 消費がけん引し6期連続プラス News

実質GDP、4─6月期は年率+4.0% 消費がけん引し6期連続プラス

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11日のドル円相場ときょうのひとこと(8/14 月) ブログ

11日のドル円相場ときょうのひとこと(8/14 月)

 ----------8/11ドル円相場概況--------------------- OP 109.158HI 109.400LO 108.704CL 109.154 東京市場は、山の日で休場。北朝鮮情勢を不安視してアジア株が軒並み下落する中、円買い優勢の展開となり109円台を割り込んだ。午後に入ると買戻しが入り109.20円台まで戻したが上値は重かった。欧州市場でも109円割れは底堅かった一方109.20円台で頭打ちとなった。NY市場では米7月CPIが予想を下回ると08.704円まで急落したが、ストップロスが一巡すると109円台を回復。続くラブロフ・ロシア外相の発言を受けて109.400円まで切り返した。しかし、中・露の共同計画には懐疑的な見方も残り、再び109円台割れへと押し戻された。午後は徐々に動きが収まり109.10円台で取引を終えた。 -----------8/11主な出来事---------------------------- 10:30 ロウRBA総裁・豪ドルの下落は完全雇用やインフレの上昇を支援するだろう 21:30 (米) 7月消費者物価指数 (前月比)+0.1%前回0.0% 予想+0.2%  7月消費者物価指数 (前年比) +1.7% 前回+1.6% 予想+1.8% 7月消費者物価指数 (コア:前年比) +1.7% 前回+1.7% 予想+1.7%  22:50 ラブロフ露外相・北朝鮮を巡る緊張の緩和に向けてロシアと中国による共同計画がある -----------8/11株式・債券・商品----------------------- ---------8/14きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    4-6月GDP・一次速報 <海外>07:45    4-6月期NZ小売売上高指数11:00    7月中国鉱工業生産11:00    7月中国小売売上高18:00    6月ユーロ圏鉱工業生産 --------8/14きょうのひとこと------------------------- 先週のドル円は週足終値で52週線を下回ってしまいました。同線が上向きのうちに(早めに)回復できれば上昇再開の目も残りそうですが、このままだと数週間後には26週/52週のデッドクロスが示現する事になりそうです。なお、デッドクロスが実現すればチャイナショックが起きた2016年1月以来となります。 本日もよろしくお願いいたします。   
寄り付きの日経平均は続落、円高嫌気 強いGDPは支え News

寄り付きの日経平均は続落、円高嫌気 強いGDPは支え

[東京 14日 ロイター] - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比184円16銭安の1万9545円58銭となり、続落して始まった。北朝鮮を巡る緊張感の高まりや予想を下回った7月米消費者物価指数(CPI)などを背景に、為替が1ドル109円前半まで円高に振れたことが嫌気された。寄り後に下げ幅は200円を超えたが、朝方発表された4―6月期実質GDPが強い数値となったことが支えとなり、前週末のシカゴ日経平均先物9月限(円建て)清算値1万9395円を上回って推移している。