焦点:日銀、物価2%「19年度ごろ」維持 景気下振れリスク後退も議論 News

焦点:日銀、物価2%「19年度ごろ」維持 景気下振れリスク後退も議論

[東京 26日 ロイター] - 日銀は30、31日に開く金融政策決定会合で、2017年度の消費者物価(除く生鮮食品)見通しの下方修正を検討する。ただ、物価上昇のモメンタム(勢い)は維持されているとして19年度ごろに物価上昇率が2%程度に達するとの見方を維持する公算が大きい。短期金利をマイナス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導する現行の緩和策は、継続を決める見通しだ。

コラム:海外投資家がTBSに迫る「持ち合い」の悪習解消 News

コラム:海外投資家がTBSに迫る「持ち合い」の悪習解消

[香港 25日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 海外の「物言う投資家」が、日本のコーポレートガバナンス(企業統治)の弱点を突いている。ロンドン拠点の投資会社アセット・バリュー・インベスターズは、出資先の東京放送(TBS)ホールディングスに対し、保有する上場企業株を売却し、売却益を株主に分配するよう要求した。

焦点:中国の終わりなき反腐敗闘争、習主席が選んだ新責任者 News

焦点:中国の終わりなき反腐敗闘争、習主席が選んだ新責任者

[北京 25日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は25日、新たに発足した共産党最高指導部の反腐敗運動の責任者に、側近で比較的目立たない趙楽際氏を据えた。趙氏は、これまで反腐敗運動に辣腕を振るってきた王岐山氏の退任に伴い、党中央規律検査委員会(CCDI)書記となった。

焦点:神鋼、国内企業の安全性確認でも霧晴れず News

焦点:神鋼、国内企業の安全性確認でも霧晴れず

[東京 26日 ロイター] - 製品の性能データ改ざんで信頼性を失った神戸製鋼所 。アルミ板などを納入したトヨタ自動車 など発注企業から安全性を確認したとの発表が相次いでいるものの、JIS(日本工業規格)認証の取り消し可能性が浮上しているほか、海外の当局や企業の動向次第では、損害賠償請求額が膨張するなどし、経営に大きな打撃となる可能性もある。近く公表される安全性に関する報告後も、同社の前に立ち込める霧は晴れそうもない。