コラム:金融政策格差と中国安定に宿る円高抑止力=岩下真理氏 News

コラム:金融政策格差と中国安定に宿る円高抑止力=岩下真理氏

[東京 18日] - 先週末14日にNYダウは最高値更新、週明けは高安まちまち、ナスダックも高値圏での推移を続けている。これから決算シーズンが本格化する。トムソン・ロイターによると、米主要500社の4―6月期決算は前年同期比8.2%の増益となる見通しだ。前期の2桁増益に比べて鈍化するが、企業部門の力強さは続いている。

イタリアの銀行、不良債権問題の解決に10年かかる可能性=米銀 News

イタリアの銀行、不良債権問題の解決に10年かかる可能性=米銀

[17日 ロイター] - モルガン・スタンレーは17日、イタリアの銀行が抱える不良債権の比率を欧州の平均水準まで抑えるには10年かかる可能性があるとの見方を示した。「バッドバンク」とも呼ぶ、銀行から不良債権を買い取る資産管理会社の整備が助けになるかもしれないと述べた。

経済を成長させ、税収を増やすことが大事=財政健全化で官房長官 News

経済を成長させ、税収を増やすことが大事=財政健全化で官房長官

[東京 18日 ロイター] - 菅義偉官房長官は18日午後の会見で、財政健全化について「経済再生なくして財政健全化なしというのが基本方針だ」と述べた。そのうえで、「基礎的財政収支(プライマリーバランス)の一時的な改善でなく、経済をしっかり成長させて税収を増やすことが大事だ」との考えを示した。

ドル/円上値重い、ユーロ/ドルは1年2カ月ぶり高値圏に上昇 News

ドル/円上値重い、ユーロ/ドルは1年2カ月ぶり高値圏に上昇

[東京 18日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の112円前半。先週末の弱い米経済指標や、米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案への反対増加報道などでドル売り基調となった。一方、ユーロ/ドルは節目の1.15ドルを上抜け、1年2カ月ぶりの高値圏に上昇した。

日経平均は終値2万円割れ、円高・内閣支持率低下が重荷 News

日経平均は終値2万円割れ、円高・内閣支持率低下が重荷

[東京 18日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は3日ぶりの反落。前週末公表の弱い米経済指標を受けたドル安・円高が重荷となったほか、安倍内閣の支持率低下が報じられたことも売り材料となった。一時175円まで下げ幅を拡大。後場は日銀によるETF(上場投信)買いの期待などで持ち直しの動きをみせたが、終値は6営業日ぶりに2万円の大台を下回った。

ポンド/円、来月BOE理事会の重要な手がかり ブログ

ポンド/円、来月BOE理事会の重要な手がかり

ポンド/円相場は、先月後半より堅調に推移すると、今月11日に約2カ月ぶり高値となる147.70円台まで上昇。インフレ高進を背景に英中銀(BOE)が緩和的な金融政策を正常化に向かわせるとの観測が強まった事が追い風となりました。

本日、英6月消費者物価指数が発表されます。英中銀(BOE)の中で利上げと金利据え置きで主張が分かれる中、本日の指標は次回8月の理事会を占う上で市場の関心が集まっています。事前予想は前年比+2.9%、コア・前年比+2.6%と、5月並みの伸びが見込まれています。既にBOEのインフレ目標(年1?3%)の上限に迫る中、予想を上回るようならば、来月3日の理事会での利上げ観測が一段と高まってポンド相場に上昇圧力が掛かる公算です。ポンド/円は昨年12月高値(148.455円)を突破すると、月足の一目均衡表の雲下限(今月は156.341円)まで主だった目処が見当らないため、目先は150円ちょうどの心理的節目を目指す事となるでしょう。