新日鉄住金、今期経常益予想2500億円に下方修正 中国減速が影響 News

新日鉄住金、今期経常益予想2500億円に下方修正 中国減速が影響

[東京 29日 ロイター] - 新日鉄住金 は29日、2016年3月期の業績予想を下方修正した。連結経常利益は3700億円から前年比44.7%減の2500億円に引き下げた。中国で過剰生産となった鋼材がアジアの市況を軟化させているほか、国内での在庫調整も長引いている。

ドル120円後半で小動き、日銀会合控え方向感出ず News

ドル120円後半で小動き、日銀会合控え方向感出ず

[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の120.78/80円だった。30日の日銀金融政策決定会合での追加緩和への思惑がやや後退したことや、日経平均株価の伸び悩みを受けて上値は重く、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高の流れは続かなかった。ただ、日銀緩和の思惑はくすぶり続けているほか、米早期利上げへの期待感もあってドル/円は底堅く、午後は小動きに終始した。

アングル:ドル/円圧迫する2つの疑念、日銀緩和と12月米利上げ News

アングル:ドル/円圧迫する2つの疑念、日銀緩和と12月米利上げ

[東京 29日 ロイター] - ドル/円<JPY=EBS>は上値が重い展開が続いている。28日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文はタカ派的と受け止められたが、12月米利上げが現実にあるかどうか経済指標次第との見方が多い。さらに9月鉱工業生産指数の上振れで日銀の追加緩和観測がやや後退。日米の金融政策という2つの重要材料で決め手を欠くまま、レンジ突破のきっかけをつかめずにいる。

マツダ、米国にディーゼル車投入する方針に変更ない=藤原常務 News

マツダ、米国にディーゼル車投入する方針に変更ない=藤原常務

[東京 29日 ロイター] - マツダの藤原清志常務執行役員は29日、ロイターのインタビューで、米国市場にディーゼルエンジン車を投入する方針に変更がないことを明らかにした。独フォルクスワーゲンの排ガス規制逃れ問題の影響から、ディーゼル車の環境性能に対する信頼が揺らいでいるが、マツダとしては技術に「価値がある」として予定通り投入する。

焦点:日銀、QQE維持の公算 物価目標達成時期の先送り検討へ News

焦点:日銀、QQE維持の公算 物価目標達成時期の先送り検討へ

[東京 29日 ロイター] - 日銀は30日に開く金融政策決定会合で、現行の量的、質的金融緩和(QQE)政策の維持を決める公算が大きい。ただ、原油価格の下落や新興国を中心とする海外経済の減速で、2%の物価目標は2016年度前半から遅れ、達成時期の先送りが議論される可能性が高い。

三菱電が通期営業益予想を下方修正、重電システム採算悪化などで News

三菱電が通期営業益予想を下方修正、重電システム採算悪化などで

[東京 29日 ロイター] - 三菱電機は29日、2016年3月期の営業利益予想を下方修正すると発表した。重電システム部門の採算悪化や情報通信システム部門と電子デバイス部門の減収が見込まれるとして、前回予想の3200億円から3000億円(前年比5.5%減)に引き下げた。ただ、営業外費用や税金費用の減少などにより、当期利益は前年比6.3%減の2200億円で据え置いた。