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コラム:ドル110円視野へ、国際収支も円高示唆=亀岡裕次氏 News

コラム:ドル110円視野へ、国際収支も円高示唆=亀岡裕次氏

[東京 25日] - 黒田日銀総裁が6月10日、「実質実効為替レートでは、かなり円安の水準になっている」「ここからさらに実質実効為替レートが円安に振れるということは、普通に考えればありそうにない」と発言して以来、ドル円は米5月雇用統計発表後の6月5日ピーク125.86円を超えていない。

来週の日本株は為替にらみ、薄商い下での先物売買を警戒 News

来週の日本株は為替にらみ、薄商い下での先物売買を警戒

[東京 25日 ロイター] - 来週の東京株式市場は為替にらみの展開が想定されている。米国株や原油価格は戻り歩調にあるが、一段の円高が進めば日本株は下値模索になりやすいという。実質新年相場入りに伴い年内の換金売りは一巡するものの、年末接近で商いが細るなか、先物主導で振らされる展開が警戒されそうだ。半面、個人投資家による回転売買が値動きの良い新興株の一角に向かいやすいとみられている。

「イスラム国」、臓器摘出認める宗教見解=米入手の文書 News

「イスラム国」、臓器摘出認める宗教見解=米入手の文書

[ワシントン 24日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」のイスラム学者が、臓器の摘出を認める宗教見解(ファトワ)を示していたことが、ロイターが確認した文書で明らかになった。米当局者らは、文書は米軍特殊部隊がシリア東部で5月に実施した作戦で入手したとしている。

遠藤会長が退任、鶴丸社長がCEO就任=ルネサスエレクトロニクス News

遠藤会長が退任、鶴丸社長がCEO就任=ルネサスエレクトロニクス

[東京 25日 ロイター] - ルネサスエレクトロニクスは25日、遠藤隆雄会長兼CEO(最高経営責任者)が代表権のない取締役に退く人事を発表した。同氏から一身上の都合により同日付で会長兼CEOを辞任したいとの申し出があったという。同氏は来年6月に開催予定の定時株主総会で取締役も退任する。

来週のドル/円は上値重い、年末控え材料難 News

来週のドル/円は上値重い、年末控え材料難

[東京 25日 ロイター] - 来週の外為市場でドル/円は、年末を控えた薄商いの中で材料に乏しく、上値の重い展開が想定される。原油価格や株価などリスクセンチメントの動向が引き続き注視されるほか、投機筋による売り仕掛けを警戒する声もある。

ドルは辛うじて120円割れを回避、下値リスク残る News

ドルは辛うじて120円割れを回避、下値リスク残る

[東京 25日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べドル安/円高の120円前半。ドルは前日つけた2カ月ぶり安値を下回り120円に迫ったが、午後3時までの取引では、実需勢の押し目買いなどに支えられ、120円割れは辛うじて免れている。

日経平均は5日続落、円強含みが重荷 売買代金は今年最低 News

日経平均は5日続落、円強含みが重荷 売買代金は今年最低

東京株式市場で日経平均は小幅に5日続落した。内需株の一角がしっかりとした値動きとなり、指数がプラス圏で推移する場面があったが、円相場が強含みで推移したことが重しとなり、日経平均はさえない展開となった。きょうが受け渡しベースでの年内最終売買日であり、ポジションを落とす動きも指摘された。

<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>証券会社の上昇予想は話半分で読むべき。</i> 日経平均1万5000円、米ドル/円は110円も ブログ

<i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>証券会社の上昇予想は話半分で読むべき。</i> 日経平均1万5000円、米ドル/円は110円も

■1年を振り返ると「行って来い」の展開だった 2015年も残すところ、わずかとなりました。みなさんにとって良い1年でしたでしょうか?

 1年を振り返ってみると、日本の株式市場も、年初来で見て多少上昇してはいますが、それほど勢いがあるわけではなく、行って来いの展開となりました。

日経平均 週足(出所:株マップ.com)

 為替市場も年間を通して見ると、あまり大きく動いていないという結果となっています。

米ドル/円 週足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 週足)

■「わっしょい相場」は、もう期待できない いろいろと原因があるとは思いますが、まず、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などの公的資金による株買い・円売りが2015年の秋口で、ほぼ終わってしまったことが大きかったと思います。

【参考記事】

●9月米利上げの可能性は、まだ五分五分!この先、イケイケ相場にならない理由とは?(9月3日、今井雅人)

●FOMC後の相場の動きをシミュレーション!利上げは10月か12月へ持越しの可能性大(9月17日、今井雅人)

 それまでの「わっしょい相場」は、ある意味、政府による官製相場であったので、これからは、もう、そういう期待ができないということを頭に入れておいた方が良いと思います。

【参考記事】

●日経平均2万円達成で官製相場も終盤に!?調整済みのドル/円よりユーロ/ドルに注意(5月7日、今井雅人)

■証券会社の相場予想は話半分で読んでおく理由 さて、今回は2015年最後のコラムとなりますので、2016年の相場展開について考えてみたいと思います。

 年末になると、各金融機関やエコノミストなどが来年の予想を出してきます。それを見る時に、1つ気をつけておいてほしいことがあります。

 金融機関、特に証券会社の予想に関しては、話半分で読んでおくということです。

 証券会社は、株が売れないと業績が上がりませんし、外貨の商品を売るときも円安になってもらわないと、なかなか売れません。そのため、どうしても「株が上がる、円が弱くなる」という予想をする傾向があるからです。

 私もかつて、銀行で円安になると有利になる金融商品を売るために、顧客向けに円安になるという話をお願いされたことがよくありました。へそ曲がりの私は、そのたびに「それはできません」と言って、銀行をよく困らせていましたが(笑)。

■あえて「2016年は、株安・米ドル安に向かう」と考えたい その上で各専門家の予想を見ていると、「2016年は、さらに株が上昇する、さらに米ドル高が進む」という予想が大半を占めています。

 米ドル高の一番の根拠は、2016年も米国が利上げを継続していくというものです。また、日銀がさらなる追加緩和をするので、円安が進むという見方もあります。

 私は、みんなが同じことを言えば言うほど疑ってしまいます。相場の世界に長く生きてきて、みんなが同じことを言うと、逆のことが起きやすいということを肌で感じてきたからです。

 そこで、あえて「2016年は、株安・米ドル安に向かう」と考えておきたいと思います。

■中国経済は2016年も低迷。原油価格も低迷。さらに… 1つ目の理由は、中国です。

 ひと言で言えば、中国の経済は良くありません。先日講演をするために中国の経済指標をチェックし直しましたが、どれも不安だらけです。

 特に電力使用量、鉄道貨物輸送量が減少していることが、とても気に掛かります。中国経済は2016年も低迷必至です。

 そうなると、原油価格も低迷します。インフレ圧力が弱まり、米国の利上げペースは鈍くなるでしょう。

原油価格 週足(出所:CQG)

 また、米国にはもう1つ…