米9月輸入物価0.5%下落、予想ほどは落ち込まず News

米9月輸入物価0.5%下落、予想ほどは落ち込まず

[ワシントン 9日 ロイター] - 米労働省が9日発表した9月の輸入物価指数は前月比0.1%下落し、市場が見込んでいた0.5%下落よりは小幅なマイナスにとどまった。石油価格が持ち直したほか、世界経済の減速に伴う物価下押し圧力も和らいだもようだ。米連邦準備理事会(FRB)にとっては利上げへの地ならしにつながる可能性がある。

中国、株式自動取引の監視強化を検討 News

中国、株式自動取引の監視強化を検討

[北京 9日 ロイター] - 中国は9日、株式の自動取引に関する規制案を明らかにした。一部の証券を対象に1日の純購入割り当てを設けることなどが盛り込まれ、夏に発生した市場の混乱を防ぐ狙いがあるとみられる。

福島原発の汚染水問題、東京五輪には「十分めど」=所長 News

福島原発の汚染水問題、東京五輪には「十分めど」=所長

[大熊町(福島県) 9日 ロイター] - 東京電力福島第1原発の小野明所長は9日、廃炉作業の障害となっている汚染水問題について、建屋周辺の地下水をくみ上げる作業を始めたことなどにより「リスク低減にめどがついた」と述べた。2020年の東京五輪までに「汚染水対策のめどは十分つけられる」という。同原発内でロイターなど外国報道機関の取材に応じた。

焦点:こう着するドル/円、重要イベントでも動かず市場はため息 News

焦点:こう着するドル/円、重要イベントでも動かず市場はため息

[東京 9日 ロイター] - ドル/円<JPY=EBS>が120円を中心とした狭いレンジで小動きを続けている。年内の米利上げ観測が後退する一方、日銀の追加緩和期待は根強い。両方向の材料に挟まれ方向感が乏しくなっている。重要イベント後でさえ動意付かないこう着相場に実需筋だけでなく、短期筋や個人投資家もお手上げの状態だ。

甘利TPP担当相「再交渉応じず」、ヒラリー氏の反対表明けん制 News

甘利TPP担当相「再交渉応じず」、ヒラリー氏の反対表明けん制

[東京 9日 ロイター] - 甘利明・環太平洋連携協定(TPP)担当相は9日、ロイターなど報道各社のインタビューに応じた。米大統領選に出馬表明しているヒラリー・クリントン前国務長官がTPPに反対表明したことについて、「反故(ほご)にすれば米国の威信を落とす」と語り、再交渉には応じない考えを示した。