リップル社がアフリカの国際送金を強化、Chipper Cashと提携で
2025-03-28
RippleがChipper Cashと提携
米リップル(Ripple)社が、アフリカ全域で決済サービスを展開するチッパーキャッシュ(Chipper Cash)と提携し、暗号資産(仮想通貨)を活用した高速かつ低コストな国際送金サービスを提供開始すると3月28日に発表した。
この国際送金サービスには、リップル社の国際送金ソリューション「リップルペイメント(Ripple Payments)」が活用されており、アフリカ9カ国で約500万人のユーザーが、365日24時間体制で世界中から送金の受け取りが可能になるとのこと。
この取り組みにより、アフリカ市場における国際送金の遅延や高額な手数料といった課題の緩和が見込まれている。
リップル社は2022年11月に、アフリカ全域で決済ゲートウェイ事業を展開するMFSアフリカ(MFS Africa)との提携を発表しており、この提携を通じてアフリカの消費者や企業が、リアルタイムのクロスボーダー決済を利用可能になるとされていた。
その後、MFSアフリカはブランド名をオンアフリカ(Onafriq)へと変更し、リップル社は2023年3月に、「オンアフリカ」との提携を改めて発表している。「オンアフリカ」との連携でも「リップルペイメント」は国際送金ソリューションとして活用されている。
参考:Ripple
画像:iStock/TaiChesco・Lidiia-Moor
関連ニュース
- リップル社がSECへの控訴を撤回、罰金7500万ドル返還で法廷闘争に決着
- SECのリップルへの控訴が取り下げへ、ガーリングハウスCEO報告
- 米SEC、リップル裁判で控訴。最高裁判例や証券取引法に抵触を理由に
- リップル社に約183億円の罰金命令。SECの要求より94%減額で、CEOは「リップル・業界の勝利」と報告
- コインベースとリップル社が対SEC裁判で新たな裁判資料提出、BNBの証券性却下の判断を引用で
参照元:ニュース – あたらしい経済