バークシャー支援の大手銀行「Nubank」カルダノ(ADA)など4銘柄を新規サポート
世界最大のデジタル銀行といわれるブラジルのNubank(ヌーバンク)は2025年3月25日に、仮想通貨(暗号資産)サービスである「Nubank Cripto」の取扱銘柄を拡充して、ADA・NEAR・ATOM・ALGOの4銘柄を新規サポートしたことを発表しました。
Nubank(ヌーバンク)は、ブラジル・サンパウロに本社を構えるフィンテック企業であり、”伝説の投資家ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが支援しているデジタル銀行”としても知られています。
同社は以前からBTC・ETH・SOL・XRPなど16種類の仮想通貨を取り扱っていたため、今回新たに4銘柄がサポートされたことによって、Nubankで取引可能な暗号資産は以下の合計20銘柄となりました。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- USDコイン(USDC)
- エックスアールピー(XRP)
- アーベ(AAVE)
- アバランチ(AVAX)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- ライトコイン(LTC)
- ポリゴン(POL)
- ステラ(XLM)
- アービトラム(ARB)
- オプティミズム(OP)
- ユニスワップ(UNI)
- カルダノ・エイダ(ADA)NEW!
- ニアプロトコル(NEAR)NEW!
- コスモス(ATOM)NEW!
- アルゴランド(ALGO)NEW!
今回の取扱銘柄拡充は顧客のニーズに応えるためのものであるとのことで、仮想通貨・デジタル資産部門のエグゼクティブディレクターであるThomaz Fortes氏は、今後もさらに取り扱う仮想通貨を拡充していく方針を語っています。
新しい通貨の提供は「顧客のニーズに合わせた多様な仮想通貨ポートフォリオを提供する」という当社の取り組みを反映するものです。当社は今後も選択肢を慎重に検討しながら厳選されたトークンを追加し続け、より充実したサービスを提供していきます。
Nubankは2022年に仮想通貨関連サービスの提供を開始して以降、積極的にサービス拡充を続けており、2024年6月にはビットコインの少額送金技術であるライトニング・ネットワークを統合することも発表されています。
また、今年初めにはUSDC保有者向けの報酬プログラムも拡大されており、現在はウォレットに最低10 USDCを保有することによって年率4%の固定利回りが得られるデイリーベースのリターンを受け取ることができるとも説明されています。
アルトコイン市場では期待されていたような大幅上昇が見られていないため、一部では「アルトコインシーズンはこない」といった意見も出ていましたが、最近ではアルトコインを採用する銀行も増えてきているため、そのような動きが拡大すれば長期的にはアルトコイン市場でさらなる成長が見られる可能性があると期待されます。
銀行関連の注目記事
Souce:Nubank発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用