ビットコイン保有事業者が増加する?Square「店舗売上のBTC自動変換機能」を提供

毎日の売上の一部の「ビットコイン」に自動変換

決済関連サービスであるSquareやCash Appを展開しているBlock社は2024年4月24日に、Squareを導入している販売業者向けに「毎日の売上の一定割合をビットコイン(BTC)に自動変換できる機能」を提供することを発表した。

Square(スクエア)はクレジットカードや電子マネーなどといった様々な支払い方法に対応する決済端末で、Cash App(キャッシュアップ)は送金・支払いなどに使用できる仮想通貨対応のモバイル決済サービスだ。

今回の売上自動変換機能は、SquareとCash Appを利用している販売業者向けに提供されるもので、Blockを率いるジャック・ドーシー氏からも以下のように報告されている。

Squareの販売業者:毎日の売上の一部をビットコインに自動変換

売上の1〜10%をビットコインに変換可能

自動変換機能を利用する販売業者は、1日の売上の1〜10%をビットコインに自動変換して個人のCash Appアカウントで受け取ることが可能で、BTCへの変換は1日の終わりに実行されると報告されている。

この機能は2024年4月24日から米国で展開されているとのことで、今後数ヶ月以内には全ての個人事業主・個人会員LLCが利用できるようになるとも伝えられている。

ビットコインへの自動変換では、全ての変換取引から1%の手数料が差し引かれるものの、変換後に受け取ったビットコインはいつでも売却・送金することができる。

報告によると、Squareを導入している販売業者の多くはビットコインに興味を持っているとのことで、「長期的な貯蓄や企業の保有資産多様化など、ビットコインが幅広いユースケースを提供すると信じている」と伝えられている。

最近ではマイクロストラテジーエルサルバドルメタプラネットなど「巨額のビットコイン投資戦略」を導入する事例も増えてきているところだ。

今回発表された機能を利用する事業者が増えれば、ビットコインを購入・保管する事業者がさらに増えることになるため、ビットコインの採用増加・成長にも繋がると期待されている。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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