Magic Eden、ビットコイン(BTC)のトークン規格「Runes」をサポート開始

Magic EdenがRunesサポート開始

NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」が、ビットコイン(BTC)ネットワークのトークン規格「ルーンズ(Runes)」のミームコインをサポート開始したことを4月21日発表した。

発表によると「マジックエデン」では、「ルーンズ」トークンを購入・リスト・表示ができるようになったとのこと。また購入タブでは、ユーザーが購入したい「ルーンズ」トークンのロットサイズと価格を自由に選択できるという。

さらに近々追加されるスワップビュー機能では、「ルーンズ」規格のトークンの購入時に使用したいBTCの量をユーザー自身で設定可能になるとのこと。

NFTマーケットプレイスの他にも「ルーンズ」のサポートを発表している暗号資産(仮想通貨)取引所がいくつかあり、既にオーケーエックス(OKX)やゲートアイオー(Gate.io)などの暗号資産取引所では、「ルーンズ」規格のトークンを上場させている。

ルーンズとは

「ルーンズ」は、昨年9月にビットコインネットワークのトークンプロトコル「ビットコインオーディナルズ(Bitcoin Ordinals)」の開発者ケイシー・ロダーマー(Casey Rodarmor)氏が提案した新しいビットコインネットワーク上でのトークン規格だ。

同規格は「オーディナルズ」を利用した「BRC-20」に代わる新たな規格で、「BRC-20」の抱える問題を軽減している。「BRC-20」にはその仕組み上、ビットコインネットワーク上に「UTXO(Unspent Transaction Output)」の数を大きく増やしてしまう問題が存在する。UTXOは未使用のトランザクション残高のことで、ビットコインネットワークでは口座のようなアカウントごとの残高データを管理せずUTXOの集計によって残高を算出する。

「ルーンズ」は「UTXO」の利用を前提に作成されたプロトコルであるため、「UTXO」の数を不用意に増やすことなく、ビットコインネットワークのデータベース圧迫を軽減、ガス効率の軽減も実現しているとのことだ。

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images:iStocks/Nature

参照元:ニュース – あたらしい経済

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