2032年に500万ドル「S2Fモデルに基づくビットコイン価格予想」PlanB氏

Stock-to-Flowに基づく「2032年までのBTC価格予想」

著名アナリストのPlanB氏は2024年3月18日に「ビットコイン価格は2032年までに500万ドル(約7億5,000万円)まで上昇する可能性がある」との予想を語りました。

PlanB氏は、Stock-to-Flow(S2F)と呼ばれる価格予測モデルを用いたビットコイン価格予想で知られる著名アナリストであり、Xアカウントのフォロワー数は記事執筆時点で195万人以上に達しています。

Stock-to-Flow(S2F)とは、ビットコインや天然資源などで使用される価格予測モデルの1つで、現在の流通量(Stock)を新たな供給量(Flow)で割ることによって、対象資産の希少性を表すことができるようになっています。

PlanB氏は以前からS2Fモデルを用いたビットコイン価格予想を投稿していましたが、今回は「2020年〜2024年、2024年〜2028年、2028年〜2032年」という3つの半減期サイクル毎にみたBTC価格予想が語られています。

S2F 2020年〜2024年の半減期サイクル:〜$50,000
S2F 2024年〜2028年の半減期サイクル:〜$500,000
S2F 2028年〜2032年の半減期サイクル:〜$5,000,000
S2F=指数関数的成長、今後もそれは続くでしょう。

「S2Fモデルの価格予想には誤差がある」とも説明

今回のPlanB氏の価格予想に対しては「3〜4個ほどの限られたデータでは、〇〇年に平均〇〇ドルといった正確な予測はできない」と指摘するコメントも投稿されていますが、PlanB氏はこれに対して「その通りだ」と返信し、「S2Fは大まかな方向性を示すものでしかなく、大きな誤差がある」と説明しています。

具体的な例としては2020年〜2024年のBTC価格予想が挙げられていて「S2F予測では平均55,000ドルと予測されたが、実際の数字は33,000ドルだった」と説明されています。

【@PaxHODL氏】
そうなれば嬉しいですね。

ですが、3〜4つのデータポイントでは大まかな方向性しか予測できず、2024年〜2028年に平均500,000ドルといった価格を予測することはできません。

すべての方に注意することをお勧めします。

【PlanB氏】
その通りです。わずか3回の半減期(2012年、2016年、2020年)と、半減前の重要な期間(BTCのS2Fが1以下から~4まで伸びた)だけです。

もちろん、S2Fは大まかな方向性を示すものでしかなく、大きな誤差があります(例:2020年〜2024年の予測は55,000ドルでしたが、実際には33,000ドルでした)。

長期的な価格予想で「ビットコインの1億円越え」を予想する意見は多数でており、暗号資産取引所BitMEXの共同創業者であるアーサー・ヘイズ氏は「将来的にはBTCが”AIの通貨”として使用されるようになり、価格は76万ドル(約1億1,450万円)まで上昇する」との予想を語っています。

また「ARK Invest」のCEOであるキャシー・ウッド氏からは「2030年までに60万〜150万ドル(約9,000万円〜2億2,600万円)」との予想も語られています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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