仮想通貨ニュース週間まとめ「税金関連の改正案・Visaの暗号資産換金サービス」など

2024年1月28日〜2024年2月3日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

>>2024年2月に公開した記事の一覧はこちら

金融庁「税金・DAO関連の改正案」を公表

金融庁は2024年1月26日に「暗号資産交換業者に関する内閣府令の一部改正案」を公表し、一般からの意見募集(パブリックコメント)を開始しました。

2月1日には「合同会社型DAOの設立」に関する内閣府令の一部改正案も公表されています。

Visa × Transak「仮想通貨の換金サービス」提供

仮想通貨とNFTの決済インフラを展開している「Transak」は2024年1月30日に、決済大手「Visa」と提携して暗号資産を各国の法定通貨に簡単に交換できるようにするサービスを、世界145カ国以上のユーザー向けに提供することを発表しました。

具体的には「Visa Direct」と呼ばれる機能を通じてリアルタイムでVisaカードへの出金を可能にする仕組みで、ユーザーはメタマスクなどの仮想通貨ウォレットで管理している仮想通貨を法定通貨に交換して直接Visaのプリペイドカードに引き出し、1億3,000万以上のVisa加盟店で使用できるようになると伝えられています。

指でウォレットを管理する時代

Web3関連事業を展開している株式会社アトノイは2024年2月1日に、株式会社モフィリアと共同で、指一本で暗号資産やNFTを受け取れる「バイオメトリクスウォレット」の概念実証(PoC)を開始したことを発表しました。

バイオメトリクスウォレットではそれぞれの指に対応した仮想通貨ウォレットを作成して管理することもできるため、それぞれの指にブロックチェーンを割り当てるなど、目的に合わせたウォレット生成が可能になるとも説明されています。

カルダノ(ADA)の送受金がより簡単に

カルダノ(Cardano/ADA)の公式商業化部門である「Emurgo」は2024年2月1日に、カルダノの仮想通貨ウォレットである「Yoroi Wallet」がカスタムウォレットアドレスに対応したことを発表しました。

Yoroi Wallet(ヨロイ・ウォレット)は今回、3種類のネーミングサービスに対応したことを発表しており、これによって「ken.ada」や「$charles」などの簡単なウォレットアドレスを使用してADAやNFTなどのカルダノ関連暗号資産を送信できるようになったと説明されています。

NFTDriveEXがマルチチェーン対応

シンボル(Symbol/XYM)関連のサービス開発で知られる「株式会社NFTDrive」は2024年1月29日に、同社が提供するNFT特化型ウォレット「NFTDriveEX」がマルチチェーン対応することを発表しました。

NFTDriveEXのフルオンチェーンNFT発行機能では「全てのデータをブロックチェーン上に保存するNFT」を発行できるため、Symbol上にNFTデータをマスターデータとして安定的に保存して、従来のNFTの信頼性をもう一段階引き上げていくと説明されています。

Jupiter・JUPトークンが話題に

ソラナ(Solana/SOL)基盤の分散型取引所(DEX)アグリゲーターである「Jupiter Exchange」の取引高が大幅に増加し、イーサリアムの大手DEXである「Uniswap」を超えて「Jupiter」が出来高ランキング1位となったことが明らかになりました。

今月1日にはJUPトークンのエアドロップも実施されており、その後は大手暗号資産取引所にも上場とJUPトークンが上場しています。

「Magic Eden Wallet」一般公開

複数のブロックチェーンに対応したNFTマーケットプレイス「Magic Eden(マジックエデン)」は2024年1月29日に、マルチチェーンウォレットである「Magic Eden Wallet」を一般公開しました。

先月末にはソラナのWeb3スマホ「Chapter2」先行販売でもらえる特典・報酬の詳細も発表されており、30日にはSolanaを活用した新しいポケモンGOのような位置情報・拡張現実ゲーム「GG:Solana Hunger Games」で早期アクセス受付も開始されています。

Shibarium「1000プロジェクト展開」目指す

シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)のマーケティングリーダーであるLUCIE氏は2024年1月29日に、SHIB関連のレイヤー2である「Shibarium」で1000のプロジェクトを展開することを目指していると語りました。

今月3日には、Shibariumを基盤とした分散型金融(DeFi)プラットフォームを構築している「K9 Finance」が「Shiba Inu」と公式パートナーシップを締結したことも発表されています。

ビットコイン価格は今後4倍になる?

米国の資産運用会社「SkyBridge」の創業者であるアンソニー・スカラムッチ氏は2024年1月24日に公開されたYouTube動画の中で「ビットコインの価格は半減期後に4倍になる可能性がある」との予想を語りました。

アンソニー・スカラムッチ氏は今回の動画の中で「ビットコインの長期的な目標価格」も語っており、「ビットコインの時価総額はゴールド(金)の時価総額の半分までは容易に達するだろう」と述べています。

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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