デジタル証券の二次取引市場「START」売買取引の開始日が決定

START:12月25日から売買取引開始

大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)は2023年11月20日に、同社が準備を進めてきてセキュリティトークン(デジタル証券)の私設取引システム「START(スタート)」の売買取引を2023年12月25日から開始することを発表しました。

セキュリティトークン(デジタル証券)とは、ブロックチェーンなどの電子的手段を用いて発行される有価証券のことであり、仮想通貨や暗号資産と共に世界中で注目を集めています。

大阪デジタルエクスチェンジ(ODX)は、2021年4月に設立された私設取引システム(PTS)の運営会社で、金融商品取引業者の登録を完了している他、日本STO協会(JSTOA)や日本セキュリティトークン協会(JSTA)にも加入しています。

同社は今月16日に「セキュリティトークン取引に関するPTS開設に必要な変更登録・変更認可が金融庁から認められたこと」や「PTSの取引市場名が”START”に決定したこと」を発表していましたが、今回は「STARTの売買取引が2023年12月25日から開始される予定であること」が報告されています。

不動産セキュリティトークンを取扱い

私設取引システム(PTS)とは、東京証券取引所などの証券取引所を介さずに有価証券を売買できる電子取引システムのことであり、一般的には「証券取引所が閉まっているときでも売買できる・取引所よりも手数料が割安・取引所と比較して有利な価格で売買できる」などのメリットがあると言われています。

STARTの取扱銘柄については同社ホームページで随時報告される予定であるとのことで、厳格に取扱審査を行った上で承認された銘柄のみを取り扱うということも説明されています。

なお「STARTの公式サイト」には、記事執筆時点で以下2つの不動産セキュリティトークンが新規取扱銘柄として掲載されています。

銘柄略称 プラットフォーム名
KDXSTドーミーイン神戸元町 ibet for Fin
いちごRT芝公園・東新宿他4件 Progmat

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大阪デジタルエクスチェンジ発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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