【Sports3とは】概要や特徴をわかりやすく解説!!

Sports3とは

Sports3
引用:Sports3 公式Twitter

Sports3(スポーツスリー)は、自身もアスリートである太田雄貴氏(フェンシング代表として2008年北京五輪・団体銀メダル、2012年ロンドン五輪・個人銀メダル)を発起人とし、『スポーツ業界をWeb3によってもっとサスティナブル(継続的)なものにする』というミッションの元、立ち上げられたプロジェクトです。

太田氏のアスリート人生を通して感じた、スポーツ選手の多くが抱える課題とは以下のようなものです。

・スポーツ活動を続けるにあたって、家族の援助や寄付金を頼らざるを得ない金銭的問題
・大きな舞台で勝った選手にしか注目が集まりにくい現状
・現役引退後のセカンドキャリア形成
・競技や世代の枠を超えた情報共有とコミュニケーションの必要性
・スポーツ以外の社会との接点の創出

これらの課題に対して、「Web3とそれを引力としたコミュニティを通じて課題解決に取り組むプラットフォーム」を創出し、寄付金だけに頼らずにアスリートを支援する仕組みの創出を目指します。

概要

Sports3は2023年2月14日に、太田雄貴氏が代表を務めるWIN3株式会社と、スマホ向けゲーム開発等で実績を残す株式会社ドリコムによる共同プロジェクトとしてスタートしました。

「Sports3」の名前の由来と、そこに込める想いは下記の様に語られています。

「SPORTS(アスリート)」「SUPPORTERS(サポーター)」「SOCIETY(社会)」の三方向で関わるすべての人と「喜びや感動という豊かな時間」を共有したいという想いと、その体験を金銭的にも持続可能な状態にする「仕組みと」と「コミュニティ」を創ってゆく、という意思が込められています。

引用:Sport3 公式サイト

はじめの取り組みとして、プロジェクトに共感する「アスリート」「サポーター」「アーティスト」を募集し、Discordの専用サーバーが開設されました。このサーバーではアスリートとサポーターの新しい交流の場として、日夜活発なコミュニケーションが行われてます。

なお、2023年4月時点のSports3のサーバー参加者数および各SNSフォロワーは以下のとおりです。

Twitterフォロワー数:237人
Instagramフォロワー数:194人
Discordの参加者数:270人

〈関連リンク〉
公式サイト:https://www.sports3.fun/
公式Twitter:https://twitter.com/sports3official/
公式Instagram:https://www.instagram.com/sports3official/
Discord:https://discord.gg/sports3

創業者

太田雄貴氏、ドリコム
引用:PRTIMES

発起人は、自身もアスリートでありオリンピックメダリストの太田雄貴氏です。

選手としては2000年代から2010年代にかけてフェンシング(フルーレ)において活躍しました。

なお、2008年北京オリンピックでは、フェンシング男子フルーレ個人に出場し、日本フェンシング初の銀メダル獲得という快挙を成し遂げます。

現在では国際フェンシング連盟の理事、IOC(国際オリンピック委員会)委員としてスポーツ業界の盛り上げに貢献するほか、自身で立ち上げたWIN3株式会社の社長を務めています。

太田氏とタッグを組むのは、ゲーム開発やメディア、出版を事業基盤とする株式会社ドリコムです。スマートフォン向けゲーム事業をコアビジネスとし、株式会社バンダイナムコエンターテイメントなど、大手企業とも取引を行っており、「みんゴル」や「アイドルマスターシャイニーカラーズ」等、人気ゲームアプリの開発に携わっています。

ロードマップ

Sports3では、プロジェクト立ち上げの2023年春から2024年夏まで、季節ごとに以下のロードマップを発表しています。

『Sports3の発足とコミュニティの発展』

2023年 春
・Sports3の発足
・参加アスリートを中心に「Sports3 Pass NFT」を贈呈
・第一弾「Sports3 Collection NFT」の販売
・応援したいアスリート第一期生の公募開始

2023年 夏
・試合観戦イベントの実施
・応援したいアスリート第二期生の公募開始
・第二弾「Sports3 Collection NFT」の販売

『コミュニティのさらなる発展とコラボレーション』

2023年 秋
・コミュニティ理念に共感する企業との提携
・スポーツブランドとのコラボレーション実現
・応援したいアスリート第三期生の公募開始

2023年 冬
・他NFTとのコラボレーション実現
・第三弾「Sports3CollectionNFT」の販売

『オリンピックイヤーのコミュニティ成熟とユーティリティの増強』

2024年 春
・ライフスタイルブランドとこのラボレーション実現

2024年 夏
・第四弾「Sports3 Collection NFT」の販売

各シーズンごとにテーマを設定し、企業との提携や企画によるコミュニティの発展と、定期的なNFTの販売を予定しています。

Sports3の特徴

NFTの発行、販売

Sports3 Pass NFT
引用:公式Twitter

Sports3では、2種類のNFT発行を予定しています。

1つは「Sports3 Pass NFT」です。

Sports3 Pass NFTは、プロジェクトへの共感を表すメンバー証としてだけではなく、ユーティリティとして、今後ローンチを予定されている別コレクション「Sports3 Collection NFT」のAL(アローリスト:優先購入権)や、プロジェクトの方針決定への関与等の権利が与えられます。

こちらのNFTは初期販売は行わず、コミュニティメンバーに向けて配布されます。

ただし、今後のコミュニティ成熟とともに提供範囲を広げていく予定です。

2つ目のNFTコレクション「Sports3 Collection」は、Sports3に共感するアーティストと共に創り上げ、特定のテーマ毎に販売を計画。シーズン毎にリリースされる予定です。Sports3 Collectionには、NFTのテーマに沿ったイベントへの招待などの特典を受け取れる等のユーティリティ付与が想定されています。

NFTの売上は、プロジェクトの運営費用のほか、アスリートへの支援などに利用される予定ですが、明確な利用用途はコミュニティを通して決定されていきます。

なお、2023年4月時点で明確なリリース日はまだ発表されていません。

参加メンバー

Sports3の賛同者として、プロジェクト発表と共に多くのアスリートが名前を連ねています。

山田 章仁氏 (ラグビー)
小堀 優子氏 (ラクロス)
新田 祐大氏 (自転車トラックレース)
越野 由梨奈氏 (テニス)
羽根田 卓也(カヌースラローム)
田中 美羽氏 (Baseball5)
平野 裕志朗氏 (アイスホッケー)
六角 彩子氏 (Baseball5)
大川 智矢氏 (武術太極拳)
三浦 優希氏 (アイスホッケー)
數田 彩乃氏 (Baseball5)
井手川 直樹氏 (マウンテンバイク・ダウンヒル)
土居 美咲氏 (テニス)
船水 雄太氏 (ソフトテニス)
梅原 万輝氏 (サッカー)
渡邊 啓太氏 (ショートトラックスピードスケート)
黒田 祐加氏 (テニス)
原口 翔太郎氏 (ビーチサッカー)

2023年2月14日時点
引用:PRTIMES

発起人の太田氏の活動により、プロジェクトに参加するアスリートは現在も増え続けています。

コミュニティ内での活動

POP
引用:Sports3 公式サイト

Sports3では、プロジェクトの認知を広げるために多くの活動や施策が取られています。

1つは、太田氏による「Twitterスペース33本ノック」と称し、プロスポーツ選手やWeb3、NFTに精通する著名人をゲストに招きクロストークを行っています。

過去にはTikTokで絶大な人気を誇るハンドボール選手「土井レミイ杏利氏」や、NFTコレクション”VeryLongAnimals”のファウンダーとして知られる「Akim氏」等が参加しました。

また、「コミュニティに入ったけどDiscordの使い方がわからない」といった悩みを解決するDiscord勉強会も開催されています。

次にポイント制度「POP」の導入です。

コミュニティでの貢献や、Discord、Twitterでの積極的な発言をした参加メンバーに対してPOPが付与されます。獲得したPOPは、貯めておくことで今後なにかと交換できる企画が予定されています。

また、良い活動や発言をしたメンバーに対してプレゼントする事ができ、コミュニティ内での賞賛する文化の生成を促します。

まだ限られた人に向けられたプロジェクトと言えそうですが、多くの人を巻き込むプロジェクトに発展するかもしれません。動向を注視しておきましょう。

参照元:NFT Media

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