TikTok登録者数約66万人の大人気キャラクター「あおぱんだ」から生まれたNFTプロジェクト「AOPANDA PARTY」を立ち上げた経緯から今後の展望まで

TikTokにて約66万人のフォロワーを抱える人気キャラクター「あおぱんだ」を活用したNFTプロジェクト「AOPANDA PARTY」がスタートしました。

プロジェクトスタートに伴い、本プロジェクトのファウンダーであり、アニメーターであるAo Umino氏と、本プロジェクトのマーケターのtaku氏にインタビューを実施しました。

「AOPANDA PARTY」について、プロジェクト実施の経緯、プロジェクトに対する思い、今後の展望などを熱く語っていただきました。

▼NFTの説明についてはこちらをご覧ください。

プロジェクト概要

「AOPANDA PARTY」は、TikTokにて大人気のキャラクター「あおぱんだ」を活用したNFTプロジェクトになります。「毎日がパーティ!」をテーマに「あおぱんだ」を通して、明るくお気楽に毎日を楽しむ事や「あおぱんだ」をアイコンにして日常をエンジョイしませんか、といったポジティブに生きる事を提案しているプロジェクトです。

インタビュイーのご紹介

Ao Umino氏(AOPANDA PARTY ファウンダー)

AnimateCCフリーアニメーター

TV、動画配信サービス向けのアニメ制作が得意です。

Adobe Creative Residency Community Fund

(Adobe公認クリエイター) 選出。

アニメーション制作の仕事のかたわら、あおぱんだを制作し、展開しています。

◆さまざまなアニメ作品にアニメーターとして参加

『おしえて魔法のペンデュラム ~リルリルフェアリル~』(テレビ東京)

『アグレッシブ烈子』(Netflixオリジナル)

『兄に付ける薬はない!』(TOKYO MX)

『わしも』(NHK) など

◆行政と共同で多数の映像作品も制作

厚生労働省「感染予防を心掛けよう」アニメーション制作 「全国初”TikTok”でコロナ対策」岩手県庁 動画制作

◆総務省「動画フェスタ2019」短編部門 最優秀賞 受賞

Twitter:https://twitter.com/Devil_Kitties_

taku氏(AOPANDA PARTY マーケター)

NinjaDaoWeb3

エンジニア育成プロジェクトFounder。

Ao氏のおしり叩き隊・隊長

Twitter:https://twitter.com/web3_ninja

「あおぱんだ」誕生の経緯やキャラクターに込められた思いについて

Q「あおぱんだ」を作ろうと思ったきっかけをお聞かせください。

Ao氏:きっかけはLINEスタンプです。単純にパンダが好きで、自分が使いたいパンダのスタンプを作ろうと思い立ち、生まれました。

Q 普段どんな事を考え、TikTokで活動されているのかお聞かせください。

Ao氏:フリーランスになったことをきっかけに、TikTokでも活動してみようと思い始めました。ありがたいことにフォロワー数が増え、少しずつ周囲への影響力が生まれてきた事を感じた際、改めて自分の子どもに向けてキャラクターを通して色々と伝えていきたいと思いました。子どもに教えたいことはいっぱいあるけど、親からは伝わりづらく説教っぽくなってしまう。そういったことを「あおぱんだ」によって楽しめるコンテンツにして伝えられるようにしたいと考えています。特に、『言葉遣い』や『言葉の大切さ』などをポジティブに伝えられるよう意識して活動しています。

Q お子さんに一番伝えたい事をお聞かせください。

Ao氏:言葉の使い方、です。最近は子どもでも簡単に動画サイトを見ることができますが、荒い言葉を使う動画も数多くあり、親として不安を覚える事も少なくありません。そういった環境の中で、間違った言葉の使い方をしないように「そういう言葉を使うと相手が傷ついてしまうよ」「もっといい伝え方もあるんだよ」という事を伝えて行きたいと思っています。

Q 自分で使えるキャラクターとしてパンダを選んだ理由をお聞かせください。

Ao氏:パンダ、好きなんです。なんでか惹かれてしまうんです。

LINEスタンプを自分で作れるようになったタイミングだったので、楽しそうだなーと思い作成しました。なので、ネット上には軽率に出てきてしまった気がします(笑)

Q アニメーターはフリーランスになる前からされていたのですか?

Ao氏:はい。フリーランスになる前は動画サイトで流れるアニメーション広告などをひたすら作っていました。

Q 「あおぱんだ」の名前の由来についてお聞かせください。

Ao氏:お恥ずかしながら・・・自分の名前からきています。「Ao + ぱんだ」であおぱんだです(笑)

TikTokでの活動について

Q TikTokにて66万フォロワーに至るまでの期間はどれぐらいかお聞かせください。

Ao氏:フリーランスのアニメーターとなってすぐに始めたので、およそ4年です。

Q TikTokで動画を上げられていて嬉しかったこと、辛かったことをお聞かせください。

Ao氏:嬉しかったことは、全世界が繋がっているということを肌で感じられたことです。海外の方が私の動画を見ながら盛り上がってくれているところを見たときは、とても感動しました。また、その様子を顔が見える形でリアルタイムに見れたことも衝撃的でした。

自分のコンテンツがTikTokユーザーの方々に届き、楽しんでくれているところが見れてとても嬉しかったです。

辛かったことは、いただけるお仕事が増えるにつれ、逆にフォロワーの方々との距離が遠くなってしまったと感じた事です。お仕事をいただける事はもちろん嬉しい事ですが、これまでエンタメを提供していたところに急にお仕事の感じがする動画を投稿した事で、再生数やいいね数が伸びなかった事が少なからずありました。お仕事を受けた事はよくなかったのだろうかと、毎日のように悩んでいました。

NFTを知ったきっかけや期待について

Q NFTはいつ頃からどんなきっかけで知ったのですか?

Ao氏:TikTokでの活動で辛い思いを感じていた中、知り合いのイラストレーターの方から「クリエイターと相性がいいよ」と教えてもらい、約1年程前の2021年10月頃から触れ始めました。

Q どんなところから触り始めましたか?

Ao氏:まずNinjaDAOを知り、そこに入りました。活動していく中でNFTやDAOの楽しさに触れてどんどんハマっていきました。また、同じNFTを持つ人同士が自分ゴトのように楽しみ、喜んでいるということに、TikTokにはなかった衝撃を覚えました。「ファンの方々と楽しみながら、コンテンツを共に成長させていける」この事が分かり、「あおぱんだ」もジェネラティブNFTを出そうと決心し、2022年7月にPANDAOを立ち上げました。

Q どんなコミュニティを夢見てNFTを始めたのですか?

Ao氏:NFTはファンの方々との距離が今までよりも近いところに凄く好印象を持っています。なので、みんなで楽しくコンテンツを育てていけるコミュニティを夢見ていました。今は欲しかった仲間がたくさんできて幸せ。創作活動が楽しくて仕方がないです。

taku氏との出会いやAOPANDA PARTYチームについて

Q takuさんとAoさんの出会いをお聞かせください。

Ao氏:最初は営業に来てくれたところで知り合いました。

taku氏:そうですね。Web3エンジニアのコミュニティを立ち上げていて、

このコミュニティから実際にNFTコレクションで働きたい人のために営業に回っていた、営業先の一件が「AOPANDA PARTY」でした。

当時の「AOPANDA PARTY」にはエンジニアがいなかったので、エンジニアさんを紹介して、 このプロジェクトがとても面白そうだったので僕も一緒について行ったという感じです。

Q 時系列的に合わせるとどんな流れだったのでしょうか?

Ao氏:2022年7月に「AOPANDA PARTY」を作ろうと思い、最初は1人で走り出しました。

当時はジェネラティブの作り方も詳しくなかったので、ジェネラティブを作成できるサービスを使って、エンジニアなしで始めました。

約2週間後に takuさんと知り合い、takuさんが本プロジェクトに参加してくれることになりました。takuさんが参加してくれた当時はコミュニティメンバーが約500人ぐらいだったと思います。それが現在では8000人以上の方が参加してくれているコミュニティになりました。これもtakuさんをはじめ、信頼できる世話パンのみんなに出会えたおかげです。

Q takuさんはマーケティング担当にいつ頃なられたのですか?

taku氏:最初は僕がご紹介したエンジニアさんとAoさんの橋渡しをやっていて、それをやりつつAoさんにプロジェクトに関する施策やアイデアを進言していたら、Aoさんから「運営としてどうですか?」と誘われ、その後マーケターをお願いされました。

Q 「AOPANDA PARTY」のプロジェクトはどんなチーム構成で進められているのですか?

taku氏:運営のサポートメンバー(通称:世話パン)は6名、マーケター 1名、エンジニア1名、コミュニティリーダー4名という体制で進めております。

Q 現在はどんな形でプロジェクトを前に進めていますか?

taku氏:アイディアや施策についてAoさんに進言し、運営サポートメンバーのみんなで合議を取り、進めています。

Q プロジェクトの全般をそうゆう形で進められているのですか?

taku氏:もちろん、Aoさんが「AOPANDA PARTY」として大事にされている軸をぶらしてはいけないという事を注意しつつ、新しい施策の提案をさせていただいております。

Q 会議の頻度はどれくらいですか?

taku氏:音声でのミーティングは週に1回くらいです。チャットのやり取りなどは毎日しています。

「AOPANDA PARTY」の今後の展望について

Q ロードマップについて、今はどんな事が話題に上りやすいのでしょうか?

Ao氏:1年後にアニメスタジオを立ち上げるという目標を掲げているので、それについての話題が多いです。また、昔からの目標でもあるアニメーターを増やしていくという思いに対して、このプロジェクトを通して将来的にどのように寄与していくかなども話題に上がります。キャラクターIPを育てたいという思いと、クリエイターを育てたいという2つの道があり、PANDAOができた事で、その両方の道が繋がるのかなと思っています。

Q クリエイターが減っていることに危機感を感じていらっしゃるということですか?

Ao氏:そうですね。アニメーターは収入が安定していないイメージが定着していたりで、アニメは好きだけどアニメーターを目指す人が減っている、というのが現状です。

また、私が使用している制作ソフトを使っている人も減っていて。今後は「あおぱんだ」を活用して、制作ソフトのよさやアニメーション制作の楽しさをスタジオで伝えていきたいと思っています。

最終的には、フリーランスで活動しているクリエイターの方々に向けてアニメーション制作の技術を伝えることによって、クリエイターさんのステップアップにも寄与していきたいと考えています。

Q PANDAOのように仲間を増やしていくというお考えですか?

Ao氏:そうですね。フリーランスは憧れるけど、いざなってみると苦労する人も沢山います。そんな方々に向けた新しい選択肢として、NFTを使うとこんなことが出来るんだよっていうところをみんなに見せていきたいですね。

まだ私自身もNFTをどう活用するかという事を詰めきれてない部分が沢山あるので、 takuさんの知恵やお力を借りながら、売買の収益だけでなく、NFTを所有していることによる実用性のある特典やサービスの部分を膨らませて行ったら、クリエイター以外の方々にもより楽しんでもらえたり、興味を持ってもらえるかなと思います。

NFTを活用する事で、アニメーターとしての夢の広がりをみんなに見せていけるよう、頑張っていきたいです。

Q ホルダーさんはどんな方が多いのですか?

親子で楽しめるコンテンツを沢山作っていきたい、そんな思いに共感してくれる方々や親御さん世代の方が多い印象です。

Q 一年後にロードマップのようにアニメーションスタジオになるのですか?

Ao氏:そうですね、基本的にはそこで自分たちの親子で楽しめるIPを作っていこうと考えています。

今はキャパオーバーで受けきれていない仕事なども、仲間が増えれば成し遂げていけるかなと思っています。

Q アニメスタジオ以外に今後企画されている事はありますか?

taku氏:「あおぱんだ」はファンが既に沢山いてくださり、全世代に受け入れてもらいやすいという事から企業コラボを企画しています。

特に現在は、食品関係のパッケージコラボなどを積極的にやっていて、「あおぱんだ」の更なる認知獲得に向けて動いています。また、NFTマーケットプレイスから得るクリエイター手数料以外のところから、事業を継続していくための事業収入を捻出できるアイデアをいくつか考えています。

Q 参加型のアニメ制作やYouTubeでのアニメ講座開始なども2023年から並行して進めていく計画ですか?

Ao氏:そうですね。初心者向けの講座から始めていこうかなと考えています。

Q 講座はNFTホルダー限定なのでしょうか?

Ao氏:未定です。アニメーターを増やしたいので、ホルダーの方々だけでなく多くの方に参加してもらいたいとも考えています。しかし、現状「AOPANDA PARTY」の価格が高くなってしまっているので、参加条件などについてはこれから検討していきます。

パンダロックについて

Q AOPANDA PARTY の特徴的な機能であるパンダロックについてもお聞かせください。

taku氏:パンダロックができた経緯としては、コントラクト側で盗難防止機能をつけられないのかと、エンジニアのまさたかさんに無茶振りしたところから始まりました。

やはりまだ気をつけていても盗難などにあってしまうという現状があり、「AOPANDA PARTY」のホルダーの方にはそうゆう目に遭って欲しくない、どうにかならないかという思いから、まさたかさんの試行錯誤により実装することが出来ました。

▼パンダロックに関する機能説明動画

Q 他のプロジェクトではここまでやっていないと思うのですが、やはりメンバーを悲しませたくないということですか?

taku氏:そうですね。僕も含め、Aoさんの思想、人柄がPANDAOメンバーや運営メンバーに伝播し、自然とそういった考えになりました。

Q 良いプロジェクトにしていくためには、何が重要だと思われますか?

taku氏:「AOPANDA PARTY」の雰囲気はAoさんの人間性がすごく反映されていると思います。Aoさんはコミュニティとメンバーを大事にしたいという事を第一に考えているからこそ、この熱いコミュニティになっていると思います。

これらを踏まえて私見ではありますが、ファウンダーの思いがコレクションを良いものにしていくための一つ重要な要素だと思います。

最後に

Q 最後に読者の方に伝えたい事をお願いします。

Ao氏:親子で楽しめるIPの創出やアニメーターの希望となり、日本のアニメをもっともっと盛り上げていけるように頑張って参りますので、今後とも「AOPANDA PARTY」をよろしくお願いいたします。

taku氏:まだまだお話したい事はありますが、ひとまず今回は表層的なところだけということで、今後とも「AOPANDA PARTY」をよろしくお願いいたします。

〈関連URL〉

▼AOPANDA PARTY公式サイト

https://nft.aopanda.ainy-llc.com

▼Twitter

▼OpenSea

https://opensea.io/ja/collection/aopanda-party

▼Discord

https://discord.com/invite/app-pandao

▼TikTok

https://www.tiktok.com/@aopanda_ao

▼Youtube

https://www.youtube.com/channel/UCbM-A61F1RG6N7L9pgghYzA

参照元:NFT Media

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です