【墨汁速報】イーサリアム2年ぶりに4万円を超え年始から4倍 32ETHステーキングへの影響は?

【墨汁速報】ゴールドがビットコインを打ち負かす コロナショック S&P500サーキットブレイカー発動

イーサリアム価格は2年ぶりに41,500円を回復。2020年のコロナショックで最安値となる9,700円記録したが、このETH価格の上昇により年始から4倍に高騰したことになる。7月末には”イーサリアム”の検索数が世界中で上昇してた。

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イーサリアム2年ぶりの41000円代へ

2020年3月、今でも猛威を奮っている新型コロナウィルスの経済影響による”コロナショック”により、米株の暴落を引き起こした煽りを受けていたイーサリアムは、2019年最高値の39,500円から1万円を切る9500円まで下落していた。

その後イーサリアム2.0の順調な開発や、イーサリアム上での新たな金融”DeFi(非中央集権金融)”の躍進により徐々に回復してきたイーサリアム価格だが、7月から大幅な高騰を記録している。8月2日には最安値からは実に4.36倍ともなる41,500円に回復した。

イーサリアム2.0バリデータコストが高騰

2020年11月頃にローンチを予定しているイーサリアム2.0では、32ETHをステーキング(デポジット)することでバリデータ報酬を得る事ができるようになる。これは簡単に言えばETHをステーキングしてネットワークに参加することで、ETHに金利のような報酬がつくことになり、ETH投資家は大いに期待しているだろう。

ETH2バリデータになるには32ETHを保有する必要があり、すなわちこれがバリデータの初期コストとなる。そのため単純にバリデータになるには現在の132.8万円が必要となるのだ。

 

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32ETHステーキング利回り

ETH2バリデータコストが高騰するということは、セキュリティも高騰するという利点を持つ。さらに、年間のイーサリアム2.0ステーキング報酬も高騰するということだ。例えば年間90%ネットワークに参加するオンライン状態を継続し、史上供給量の5%約600万ETHがステーキングされているとする。

この時年間の表面利回りは6.34%となり、米株の高配当ETFを超えることになるだろう。また2年継続すれば6.5%を超えることになり、年間で2ETH前後の報酬つまり83,000円を得ることができるようになる。

出典:Ethereumprice

イーサリアム2.0は2日後に最終テストネットとなるMedallaがローンチされる。すでにステーキング条件は満たしており、3ヶ月安定運用できれば2020年内にローンチすることができるだろう。実際に筆者がイーサリアム2.0テストネットで32ETHステーキングをテストした結果は「イーサリアム2.0 2020年5月最新情報 32ETHステーキングでバリデータ検証をしてみた」を参照してほしい。一般ユーザー向けのUIなどはまだない、開発者向けだが実感を得られるはずだ。

 

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参照元:CoinChoice

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