月: 2019年8月

焦点:米エネルギー株、長期低迷からの出口なお見通せず News

焦点:米エネルギー株、長期低迷からの出口なお見通せず

米エネルギー株の投資家にとって、先行き安心できる要素は乏しいかもしれない。米国株の強気相場が続く中でも、かつて人気を集めたエネルギー株は今や値動きが最もさえないセクターに転落し、世界経済の減速に直面しているほか、地球温暖化に伴って化石燃料産業に投資することへの疑念が浮上するという逆風にもさらされている。

仏EU基準CPI速報値、8月は前年比+1.2% 3カ月ぶりの低い伸び News

仏EU基準CPI速報値、8月は前年比+1.2% 3カ月ぶりの低い伸び

フランス国立統計経済研究所(INSEE)が発表した8月の欧州連合(EU)基準の消費者物価指数(CPI)速報値は前年比1.2%上昇で、7月(1.3%上昇)から減速し、5月以来、3カ月ぶりの低い伸びとなった。ロイターがまとめたエコノミストの平均予想も1.2%上昇だった。前月比では0.5%上昇だった。

コラム:アラムコの海外上場先、東京が妥当なこれだけの理由 News

コラム:アラムコの海外上場先、東京が妥当なこれだけの理由

[ロンドン 29日 ロイター BREAKINGVIEWS] - サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開(IPO)計画を巡って、なかなか決まらなかった海外上場先の候補に東京が浮上してきた。米紙ウォールストリート・ジャーナルは29日、アラムコが少なくとも一部の株式を東京に上場することを目指す可能性があると伝えた。他の海外市場にさまざまな不都合が存在することによる消去法的な面もあるとはいえ、東京上場案はそれなりに理屈が通っている。

香港政府の抗議デモ対策案、中国政府が拒否=関係筋 News

香港政府の抗議デモ対策案、中国政府が拒否=関係筋

複数の関係筋によると、香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は今年夏、抗議デモの参加者が掲げる「5大要求」について検討した報告書を中国政府に提出し、「逃亡犯条例」改正案を撤回すれば抗議デモの鎮静化につながる可能性があるとの見解を示した。

来週の日本株は強もちあい、基調転換を意識も上値は限定的 News

来週の日本株は強もちあい、基調転換を意識も上値は限定的

来週の東京株式市場は、強もちあいが想定されている。米中貿易摩擦に対する懸念が後退しているほか、ドル/円相場が落ち着ていることから、日本株の底入れ感が台頭しつつあるという。ただ、依然としてトランプ米大統領の唐突な発言に対する警戒感が残っている。加えて、これまで戻りがショートカバー中心で、腰の据わった実需買いが入っておらず、現在の市場エネルギーでは時価水準より上値でかさむ戻り売りが消化できないとみる関係者が多い。そのため、商いが膨らまない限り上値は限定的になりそうだ。