月: 2018年10月

前場の日経平均は続伸、バブル崩壊後の高値を連日で更新 News

前場の日経平均は続伸、バブル崩壊後の高値を連日で更新

前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比143円03銭高の2万4263円07銭となり、続伸した。朝方発表された9月日銀短観で大企業・製造業の景況感は3四半期連続で悪化したものの、全体相場への影響は限定的だった。戻り売りをこなし、1ドル113円台後半まで円安に振れた為替を支えに上げ幅を拡大。前週末に付けたバブル崩壊後の戻り高値を連日で更新した。

訂正:今日の株式見通し=続伸後もみあい、日経平均は年初来高値更新へ News

訂正:今日の株式見通し=続伸後もみあい、日経平均は年初来高値更新へ

きょうの東京株式市場で日経平均株価は、続伸後もみあいとなりそうだ。1ドル113円後半まで進行した円安を好感し、輸出株などに買いが先行するとみられる。寄り前に発表される9月日銀短観も注目材料となる。短期的な過熱感が強く、利益確定売りが上値を抑えそうだが、終値は今年1月23日に付けた年初来高値(2万4124円15銭)の更新が有望視されている。

日銀9月短観、製造業の悪化続く 非製造業も自然災害で2年ぶり News

日銀9月短観、製造業の悪化続く 非製造業も自然災害で2年ぶり

日銀が1日発表した9月全国企業短期経済観測調査(短観)よると、大企業・製造業の景況感は3四半期連続の悪化、同非製造業も8四半期ぶりの悪化となり、企業部門の景気はピークアウト感が否めない結果となった。製造業は足元、素材産業で原油高による原料コストの上昇、非製造業は自然災害に伴う物流混乱や外国人観光客への影響が足を引っ張った。先行きは貿易摩擦への懸念などもあり、回復が見込めていない。