月: 2018年9月

前場の日経平均は続落、米通商政策に警戒感 News

前場の日経平均は続落、米通商政策に警戒感

前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比114円02銭安の2万2751円13銭となり、続落した。米国とカナダによる北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の2国間協議が合意見送りとなったことで、米通商政策に対する懸念が強まり売りが先行した。トヨタ、ファナックなどの主力輸出株が安い。きょうの米国株市場が休場で様子見ムードが強い中、上海株の下落も重しとなった。

コラム:NAFTA協議継続で3カ国合意実現に道 News

コラム:NAFTA協議継続で3カ国合意実現に道

[ワシントン 31日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡る合意が先送りされたことは、実際にはカナダ、米国、メキシコの3カ国全ての合意実現にとってプラスに働く。カナダと米国は、31日に設定されていた合意期限は守れなかったが、協議を継続する。メキシコの次期政権から新たな要求が出されるリスクを避けるには、協議を迅速に進める必要があるだろう。しかし3カ国がいずれも国内にアピールできるような合意に達する方がより大事だ。