月: 2018年2月

大規模緩和の金融仲介機能への影響、注視=鈴木日銀委員 News

大規模緩和の金融仲介機能への影響、注視=鈴木日銀委員

[和歌山市 8日 ロイター] - 日銀の鈴木人司審議委員は8日、就任後初の対外講演を和歌山県和歌山市で行った。米株式市場が「リーマン・ショックを超える下落幅を記録した」点に触れたが、大規模金融緩和が金融仲介機能に与える影響を「丁寧にみていく」と述べ、政策運営では副作用にも配慮する姿勢を明示した。

焦点:独大連立合意、メルケル首相の譲歩がもたらす大政策転換 News

焦点:独大連立合意、メルケル首相の譲歩がもたらす大政策転換

[ベルリン 7日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は4期目に就任する道筋を確実にするため、財務相ポストを社会民主党(SPD)に譲った。これでメルケル氏は、過去最高水準にある財政黒字の活用権をSPDに委ねるとともに、SPDが提唱する欧州改革を受け入れることになる。

米FRB、強い経済統計に過剰反応せず=SF地区連銀総裁 News

米FRB、強い経済統計に過剰反応せず=SF地区連銀総裁

[ホノルル 7日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は7日、最近の米経済指標は一部の予想よりも力強い内容となっており、労働市場では引き締まりが見られるものの、米連邦準備理事会(FRB)は「安定的かつ緩やかな」利上げの方針を維持するとの考えを示した。

前場の日経平均は続伸、一時260円近く上昇 急速に上げ幅縮める News

前場の日経平均は続伸、一時260円近く上昇 急速に上げ幅縮める

[東京 8日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比55円57銭高の2万1700円94銭となり、続伸した。前日比で一時260円近く上昇したが、ボラティリティ―の高まりに対する警戒感は根強く、戻り売りに押され上げ幅を縮小した。TOPIXは前日比0.38%高で午前の取引を終了した。

コラム:米テスラ「炎上」でも安逸にふけるマスク氏 News

コラム:米テスラ「炎上」でも安逸にふけるマスク氏

[ニューヨーク 7日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米電気自動車(EV)のテスラは年内に保有現金が大量に失われる見込みで経営が「炎上」状態なのに、最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏は火炎放射器を販売したり大型ロケットでスポーツカーを宇宙に打ち上げたりして、安逸にふけっている。

VIX関連商品、米株急落の原因ではない=CBOE News

VIX関連商品、米株急落の原因ではない=CBOE

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米CBOEグローバル・マーケッツのエド・ティリー最高経営責任者(CEO)は7日、今週5日の米国株急落について、ボラティリティー・インデックス(VIX指数)に連動する上場取引型金融商品(ETP)が原因ではないとの認識を示した。

焦点:ボラティリティ逆張り投資家、懲りずにETP再購入模索 News

焦点:ボラティリティ逆張り投資家、懲りずにETP再購入模索

[ニューヨーク 7日 ロイター] - 今週の株価急落で相場の安定に賭ける金融商品の価値が大きく損なわれた。これらの商品の投資家は痛手を受けたため、もう手を引くと考えるのが普通だが、実際には再び市場に戻ろうとしている。多くの投資家が、上場投資商品(ETP)を利用して「ショートのボラティリティ」を買う機会をうかがっているのだ。