月: 2018年2月

来週の日本株は戻り一服、ドル安・円高進行で楽観姿勢広がらず News

来週の日本株は戻り一服、ドル安・円高進行で楽観姿勢広がらず

[東京 16日 ロイター] - 来週の東京株式市場で日経平均は戻りが一服する見通し。上値の重さが徐々に意識されそうだ。円高が一段と進めば来期の企業業績に対する懸念が強まる。目先のところで円安に振れる手掛かりも見出しにくい。為替相場への警戒感は根強く、積極的に買い上がる向きは限定的とみられている。

日経平均は続伸、出遅れ修正で一時400円超高 円高の影響は限定的 News

日経平均は続伸、出遅れ修正で一時400円超高 円高の影響は限定的

[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。前日の米株市場でダウが5日続伸し300ドルを超す上昇となったことを受け、幅広く買い戻しが先行した。日本株は主要国の中で直近安値からの戻りが最も鈍いことから出遅れ修正の買いが入り、上げ幅は一時400円を超えた。午後1時過ぎに為替が1ドル105円台まで円高に振れると日経平均も伸び悩んだが、投機的な円高に対する反応は限定的だった。

現状維持色強い日銀新執行部の陣容、円高阻止には弱いインパクト News

現状維持色強い日銀新執行部の陣容、円高阻止には弱いインパクト

[東京 16日 ロイター] - 政府が国会に提示した日銀の新執行部案は、黒田東彦総裁を日銀プロパーとリフレ派の学者が支えるという現在と同じ組み合わせで、「現状維持」を印象付ける人選となった。「政策の一貫性」という点では市場に安心感を与えるが、足元で進む円高を止めるには、インパクトが弱いとの声もある。出口戦略と円高阻止の相克など直面する課題は大きい。

日本生命、海外プロジェクトファイナンスを積極化 News

日本生命、海外プロジェクトファイナンスを積極化

[東京 16日 ロイター] - 日本生命保険は海外のインフラ設備などに融資するプロジェクトファイナンス(PF)を拡大する。今年度は契約額で1000億円を超えた。低金利下で資産運用の多様化を進める生保にとって、比較的厚い利ざやが見込める海外PFは魅力的で、来年度も再生可能エネルギー関連などを中心に積極的に増やしていく方針だ。