月: 2018年2月

ANAHD、アジアでLCC強化 中距離路線展開で22年度に利益3倍に News

ANAHD、アジアでLCC強化 中距離路線展開で22年度に利益3倍に

[東京 1日 ロイター] - ANAホールディングスはLCC(格安航空会社)事業の営業利益を2022年度に17年度予想の70億円から約2.9倍の約200億円へ増やす計画だ。芝田浩二上席執行役員が1日の中期経営計画の会見で明らかにした。需要拡大が見込まれるアジア市場での中距離路線の展開などにより、22年度のLCC事業の売上高は17年度予想の960億円から倍増を見込む。

日経平均は7日ぶり反発、円高一服で買い戻し 20カ月連続の月初高 News

日経平均は7日ぶり反発、円高一服で買い戻し 20カ月連続の月初高

[東京 1日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は7日ぶりの大幅反発となった。為替が1ドル109円台前半と円安に振れたことが支援材料になり、主力株に買い戻しが先行した。前日までの続落の反動に加え、月初高のアノマリーも意識され、じりじりと水準を切り上げた。日中は戻り待ちの売りで伸び悩む場面もあったが、銀行株や好業績株が主導して後場後半に盛り返し、きょうの高値圏で引けた。日経平均は今年2番目の上げ幅。毎月第1営業日の株高は20カ月連続となった。

1月の国内新車販売は0.5%減の39万9540台、4カ月連続マイナス News

1月の国内新車販売は0.5%減の39万9540台、4カ月連続マイナス

[東京 1日 ロイター] - 1月の国内新車販売(登録車と軽自動車の合計)は前年同月比0.5%減の39万9540台となり、4カ月連続で前年同月を下回った。このうち、登録車は同5.7%減の24万3435台と4カ月連続の減少。一方、軽自動車は8.7%増の15万6105台と2カ月ぶりに増加した。

ムニューシン財務長官のドル安歓迎発言は やっぱり本音? ドル/円は105円目指す過程 ブログ

ムニューシン財務長官のドル安歓迎発言は やっぱり本音? ドル/円は105円目指す過程

■日本・米国ともに株式は調整模様に… みなさん、こんにちは。

 昨年(2017年)末から、ほとんど調整なく続伸してきたNYダウですが、1月後半になって失速…。

 1月30日(火)のNYダウは、362ドルも値を下げ、徐々に調整色が濃くなっています。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 アップル社が製造・販売しているiPhoneXの減産報道が、センチメントを悪化させるきっかけとなっているようです。

 呼応して、日経平均も年初の急伸相場とは打って変わり、ジリ安の展開で、1月31日(水)には、今年(2018年)のスタート地点である2万3000円レベルまで値を崩しています。

日経平均 日足(出所:Bloomberg)

 日本、米国とも、株に調整色が見えてきた要因の1つは、米金利の上昇。以下は、米10年債利回りの月足チャートです。

米長期金利(10年物国債利回り) 月足(出所:Bloomberg)

 米10年債利回りは、2007年6月の5.3228%から大きく値を落とします。その後、2012年から下げ渋り、反発。

 そして、先月(1月)、2007年6月から上値を抑えていたレジスタンスを突破すると、2月1日(木)には、一時2.7331%まで上昇しています。

■「米金利の上昇・株高・米ドル安」は、しっくりこない… この米国債の動きは、年初から多くの著名債券トレーダーが警告していました。

 まず、1月11日(木)のコラムでご紹介させていただいたように、債券王として有名なビル・グロス氏(※)。

(※編集部注:「ビル・グロス氏」は、「債券王」の異名を持つ世界的に有名なファンドマネージャー)

【参考記事】

●米ドル/円、株や米長期金利の上昇に追随できず…。111円割れなら107円台も視野!(1月11日、西原宏一)

 そして、今週(1月29日~)もう一人、個人的に注目したのが、ジェフリー・ガンドラック氏のコメント。

「ガンドラック氏の警告」

富豪の債券投資家、ジェフリー・ガンドラック氏は、金利上昇とドル安という「危険なカクテル」について投資家は判断を誤るべきではないと警告した。

ダブルライン・キャピタルの最高投資責任者(CIO)である同氏は29日、「そこら中にセンチメントの熱狂が見られる」とツイート。「心してリスクを管理せよ」とトレーダーらにアドバイスした。



同氏は今月、S&P500種株価指数が2018年通年で下落するとの予想を示した。仮想通貨や、短期的な利益を狙う新興市場での取引についても警鐘を鳴らした。

出所:Bloomberg

 ガンドラック氏が指摘するように、個人的にも今回の「米金利の上昇・株高・米ドル安」が共存しているところが、しっくりこないところ。

 仮に、このまま米金利が続伸すると、株の調整を誘引するのではないかと想定しています。

 そして、米金利の上昇にも連動しない米ドルの下落は、やはり先週、1月24日(水)のムニューシン米財務長官の「米ドル安歓迎コメント」が効いているのではないかと想定しています。

【参考記事】

●ヘッジファンドの狙いは「日銀トレード」!? ドル/円は戻り売り継続で107円台前半へ…(1月29日、西原宏一&大橋ひろこ)

 トランプ大統領が…
新日鉄住金、今期売上高見通しを上方修正 経常益は据え置き News

新日鉄住金、今期売上高見通しを上方修正 経常益は据え置き

[東京 1日 ロイター] - 新日鉄住金 は1日、2018年3月期の連結売上高見通しを5兆6000億円から5兆7000億円(前年比23.0%増)へと上方修正した。鉄鋼製品の価格改善と為替円安効果によるもの。ただ、当初計画の生産を下回っていることから、経常利益は同71.9%増の3000億円の見通しを据え置いた。