月: 2017年8月

コラム:世界金融危機10周年とサメの教訓 News

コラム:世界金融危機10周年とサメの教訓

[ニューヨーク 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 21日の皆既日食が始まるわずか5分前、米マサチューセッツ州ケープコッド海浜公園に集まった数百人の海水浴客は、日食観測用のメガネを着用し、小さな穴を開けたシリアル食品の空き箱を構え、笑いさざめきながら、月が太陽の大半を隠す瞬間を待ち受けていた。

前場の日経平均は続伸、米株高・円安支えに2週ぶり高値水準 News

前場の日経平均は続伸、米株高・円安支えに2週ぶり高値水準

[東京 31日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比136円22銭高の1万9642円76銭となり、続伸した。取引時間中としては8月17日以来、2週ぶりの高値水準を付けた。前日の米国株の上昇や一時1ドル110.60円台まで円安方向に振れた為替相場が支援材料となり、主力大型株が堅調に推移した。

今日のテクニカル見通し:ドル/円 ブログ

今日のテクニカル見通し:ドル/円

ドル/円相場は、29日に108.20円台まで下落するも、4月に付けた年初来安値(108.134円)を割る事無く反発。現状では6日線が20日線を上抜ける「ミニゴールデンクロス」が出現間近となっている事や、日足の一目均衡表では足下で上値抵抗であった転換線を突破している事などから、一旦は底入れした可能性があります。

目先は今月高値や75日線などが位置する111円ちょうど前後が焦点です。突破できれば、4月以降の「108円台前半が底、114円台半ばが天井」のリズムが継続していると考えられますので、短中期では天井に向けて上値を伸ばす事も考えられます。


(上記ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは8/31の11:45現在)

○上値目処について
まずは、111円ちょうど前後が焦点です。ボリンジャーバンド+2シグマ(110.975円)を始め、8/4に付けた今月高値(111.047円)や75日線(111.065円)などがあり、突破に際し抵抗が予想されます。現状でボリンジャーバンドの上下の幅が狭くなっている事から、バンド上限を押し上げる陽線が出現するようならば、抵抗突破とあわせて上値余地が拡大する公算です。

その場合、短中期では冒頭で触れた、レンジ上限に当たる114円台が視野に入りそうですが、まずは200日線(112.490円)に注目です。

○下値目処について
まずは、109円台後半に注目です。この辺りには20日線(109.780円)や6日線(109.761円)があり、下押しが浅いと反発が予想されます。これらを割り込み、日足の一目均衡表の転換線(109.433円)や7/11と8/16の高値を結ぶトレンドライン(109.40円台)でも下げ止まらない場合は再び下押す可能性があります。108円台のサポートが機能するかは、ボリンジャーバンド-2シグマ(108.586円)が機能するかがポイントとなるでしょう。

○下値目処
109.983円(日足の一目均衡表の基準線)
109.924円(月足の一目均衡表の転換線)
109.780円(20日線)
109.761円(6日線)
109.433円(日足の一目均衡表の転換線)
109.40円台(7/11と8/16の高値を結ぶトレンドライン)
108.730円(週足の一目均衡表の雲下限)
108.586円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
108.259円(8/29安値)
108.134円(4/17安値)

○上値目処
110.687円(52週線)
110.930円(13週線)
110.946円(8/16高値)
110.975円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
111.047円(8/4高値)
111.065円(75日線)
111.218円(26週線)
111.375円(週足の一目均衡表の転換線)
111.639円(日足の一目均衡表の雲下限)
111.819円(週足の一目均衡表の基準線)
111.968円(週足の一目均衡表の雲上限)
112.150円(日足の一目均衡表の雲上限)
112.490円(200日線)
「ハービー」被害拡大、死者25人・行方不明17人に News

「ハービー」被害拡大、死者25人・行方不明17人に

[レイクチャールズ(米ルイジアナ州)/ヒューストン 30日 ロイター] - 米テキサス州を直撃した大型ハリケーン「ハービー」による被害は拡大し、洪水などでこれまでに少なくとも25人が死亡、3万2000人が避難を強いられた。熱帯低気圧に変わった後も30日朝にルイジアナ州に再上陸し、テキサスとの州境に停滞している。

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/31 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(8/31 木)

 ----------8/30ドル円相場概況--------------------- OP 109.641HI 110.439LO 109.543CL 110.275  東京市場は、北朝鮮ショックの余波が薄らぐ中、109円台後半で底堅く推移。15時過ぎに110円台に乗せると110.10円台へ上昇した。欧州市場は、109.70円台に押し戻される場面もあったがドル買いは根強くNY市場を前に110円台を回復。NY市場ではADPの好結果に110.20円台へ、GDPの好結果で110.40円台へと上昇した。その後も底堅い展開が続き、午後には110.439円の高値を付ける場面もあった。 -----------8/30主な出来事---------------------------- 07:45 (NZ) 7月住宅建設許可 (前月比) -0.7% 前回-1.0%→-1.3% 10:30 (豪) 7月住宅建設許可 (前月比) -1.7%前回+10.9%→+11.7%予想-5.0%   21:00 (独) 8月消費者物価指数・速報 (前年比) +1.8%前回+1.7% 予想+1.8%   21:15 (米) 8月ADP全国雇用者数 +23.7万人前回+17.8万人→+20.1万人予想+18.5万人   21:30 (米) 4-6月期GDP・改定 (前期比年率) +3.0%前回+2.6% 予想+2.7%  (米) 4-6月期個人消費・改定 (前期比年率) +3.3%前回+2.8% 予想+3.0%   21:30 (加) 4-6月期経常収支 -163.2億CAD前回-140.5億CAD→-129.2億CAD予想-174.0億CAD   28:00 トランプ米大統領・GDP、3%より高い水準の達成が可能・法人税を15%へ引き下げたい・海外に滞留する数兆ドルを回帰させたい -----------8/30株式・債券・商品-----------------------

 ---------8/31きょうの注目材料------------------------- <国内>08:50    対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース)08:50    7月鉱工業生産速報10:30    政井日銀審議委員、あいさつ14:00    7月新設住宅着工戸数19:00    外国為替平衡操作の実施状況(介入実績)-----  日英首脳会談 <海外>08:01    8月英Gfk消費者信頼感指数10:00    8月中国製造業PMI10:30    4-6月期豪民間設備投資15:00    7月独小売売上高指数15:45    8月仏消費者物価指数・速報値15:45    7月仏生産者物価指数16:25    サンダース英MPC委員、講演16:55    8月独雇用統計18:00    7月ユーロ圏失業率18:00    8月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値18:30    7月南アフリカ生産者物価指数20:30    8月米チャレンジャー人員削減数21:00    7月南アフリカ貿易収支21:30    6月カナダGDP21:30    4-6月期カナダGDP21:30    7月米個人消費支出(PCE)21:30    7月米個人所得21:30    7月米PCEコアデフレータ21:30    米新規失業保険申請件数22:45    8月米シカゴ購買部協会景気指数23:00    7月米住宅販売保留指数  --------8/31きょうのひとこと------------------------- 北朝鮮という『ワイルドカード』はあるものの、月末接近にともないドルに見直し買いが入っています。昨日の米8月ADP雇用報告や4-6月期GDP・改定値の好結果もさる事ながら、8月の米景気指標は良好なものが多く、原点の米ファンダメンタルズに照らせば(現時点では)ドルは売られすぎという評価もあるのでしょう。この流れを確実なものにするには、明日の米8月雇用統計がカギとなりそうです。  本日もよろしくお願いいたします。