月: 2017年8月

対北朝鮮で日英連携、メイ首相「攻撃行動止める」 NSC特別会合 News

対北朝鮮で日英連携、メイ首相「攻撃行動止める」 NSC特別会合

[東京 31日 ロイター] - 政府は31日、首相官邸で国家安全保障会議(NSC)の特別会合を開き、訪日中のメイ英首相を招いた。メイ首相は冒頭、「国際秩序や世界平和に対する脅威に対して連携して立ち向かう必要がある。北朝鮮による攻撃的な行動を止めなければならない」と指摘。安倍晋三首相は「北朝鮮の脅威について日英で協力していきたい」と述べ、両国の関係を強化する考えを示した。両氏は今夕の首脳会談後、共同記者会見に臨む。

今夜の注目材料は?8/31 ブログ

今夜の注目材料は?8/31

 東京市場のドル/円は、前日NY市場のドル高の流れを引き継いで堅調に推移。月末の仲値公示前後にやや弱含む場面もありましたが、日本株が上昇する中で下値は堅く一時110.60円台まで上昇しました。それでは、欧米市場のイベントを確認しておきましょう。 8/31(木)16:25   サンダース英MPC委員、講演16:55☆ 独8月雇用統計18:00☆ ユーロ圏7月失業率18:00☆ ユーロ圏8月消費者物価指数(HICP)速報値18:30   南ア7月生産者物価指数20:30   米8月チャレンジャー人員削減数21:00   南ア7月貿易収支21:30   カナダ6月GDP21:30☆ カナダ4-6月期GDP21:30☆ 米7月個人消費支出(PCE)21:30   米7月個人所得21:30☆ 米7月PCEデフレータ21:30☆ 米新規失業保険申請件数22:45   米8月シカゴ購買部協会景気指数23:00   米7月住宅販売保留指数 ※☆は特に注目の材料 個人消費支出(PCE)デフレーターは、米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ目標の対象としている物価指数です。市場予想は、総合指数、コア指数とともに前年比+1.4%となっています。足元のドル高の流れが続くためには、年内の追加利上げ期待復活が欠かせないと見られるだけに、米7月PCEデフレーターの結果に注目です。その他、明日の米8月雇用統計を前に、チャレンジャー人員削減数や新規失業保険申請件数などの雇用指標も気になるところです。
仮想通貨による資金調達、金融リスク生み出す=中国業界団体 News

仮想通貨による資金調達、金融リスク生み出す=中国業界団体

[上海 31日 ロイター] - 中国政府系の業界団体である中国インターネット金融協会は、新たなデジタル通貨をローンチする「イニシャル・コイン・オファリング(新規仮想通貨公開=ICO)」について、社会・経済秩序を動揺させ、隠れた金融リスクを生み出しており、いくつかのケースでは詐欺になるかもしれないとの懸念を示した。

ドル110円半ば、買い戻しの流れ継続 News

ドル110円半ば、買い戻しの流れ継続

[東京 31日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル高/円安の110.49/51円だった。仲値公示にかけて輸出企業のドル売りが上値を押さえたものの、仲値通過後は輸入企業や投資家のドル買いを支えに水準を切り上げ、110円半ばでのもみ合った。ドル買い戻しの流れが継続し、底堅さが意識された。

日経平均は続伸、米株高・円安背景に主力株への買い戻し継続 News

日経平均は続伸、米株高・円安背景に主力株への買い戻し継続

[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は続伸した。終値は1万9600円台を回復し、8月17日以来、2週ぶりの高値で引けた。前日の米国株高や1ドル110円台半ばまで進んだ円安を背景に主力大型株への買い戻しが継続した。米国で良好な経済指標の発表が相次いだことで米景気に対しては楽観的な見方が広がったものの、北朝鮮情勢や米債務上限問題などの不安材料は払しょくできず、買い一巡後はもみ合う展開だった。

米国と北朝鮮のチキンレースによる円高は 一時的。雇用統計後、ドル/円は一段高か? ブログ

米国と北朝鮮のチキンレースによる円高は 一時的。雇用統計後、ドル/円は一段高か?

■北朝鮮のミサイル発射で動いたところを円売り! 先週(8月21日~)まで、相場はレンジに入ると予測をして、それに従ってトレードを続けてきました。

【参考記事】

●トランプ大統領への不信感でドル買えず…。割り切ってレンジディールに徹するべき!(8月24日、今井雅人)

 直近1週間も、米ドル/円、ユーロ/円のロング(買い)ポジション(=円売りポジション)をいったん決済して、次の仕込みどころを待っていました。

 そうしたところ、北朝鮮が北海道の襟裳岬上空を通過するミサイルを発射したことで円高になったので、米ドル/円の108円台、ユーロ/円の129円台で、またロングポジションを作って、今はそれをじっと持っています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

ユーロ/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 1時間足)

 これまで、北朝鮮のミサイル発射で円高になったところは、確実に円売りをしてきましたが、今回も同様でした。

■北朝鮮情勢による円高は今後も一時的な反応か この北朝鮮の問題ですが、大変に憂慮すべき状況であることは事実です。しかし、一気に武力衝突に発展するということは、到底、考えづらいです。

【参考記事】

●米軍の北朝鮮攻撃はあるのか? ないのか? 元航空自衛隊空将が語る攻撃の前兆とは?(4月18日、織田邦男)

 今は、米国と北朝鮮のチキンレースです。北朝鮮は、これからも挑発を繰り返すでしょう。特に、次は9月9日(土)の北朝鮮の建国記念日が危ないです。

 昨年(2016年)も、北朝鮮はこの日に核実験を実施しています。そうした挑発に対して、米国を始め、各国は経済制裁の強化で対抗しています。

 大きな鍵を握っているのは、言うまでもなく中国です。北朝鮮の貿易の9割は中国が相手国であるからです。中国も、今回は、これまでと違った危機感を持っていることは間違いありません。

 米国も中国に対して、経済制裁の確実な実行を迫っています。それに対して中国は、国連安全保障理事会の非難決議にも賛成し、経済制裁を強化する姿勢を見せています。まずは、それを確認するということが、しばらく起きるでしょう。その間は、大きな衝突が起きる可能性は低いと考えています。

 従って、ミサイル発射などで円高になっても、それは一時的な反応で、すぐに反発するという展開がこれからも続くだろうと思っています。

世界の通貨VS円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 1時間足)

 もちろん、時間が経過して状況に変化が出てきた場合は、また作戦を練り直す必要がありますが、今のところは、この方針を維持しておきたいです。

【参考記事】

●“アレ”に比べたら北朝鮮リスクもトランプ氏のゴタゴタも小粒! クロス円は一巡後上昇へ(8月18日、陳満咲杜)

 さて、8月30日(水)に、米国の第2四半期GDP…
米国と北朝鮮のチキンレースによる円高は 一時的。雇用統計後、ドル/円は一段高か? ブログ

米国と北朝鮮のチキンレースによる円高は 一時的。雇用統計後、ドル/円は一段高か?

■北朝鮮のミサイル発射で動いたところを円売り! 先週(8月21日~)まで、相場はレンジに入ると予測をして、それに従ってトレードを続けてきました。

【参考記事】

●トランプ大統領への不信感でドル買えず…。割り切ってレンジディールに徹するべき!(8月24日、今井雅人)

 直近1週間も、米ドル/円、ユーロ/円のロング(買い)ポジション(=円売りポジション)をいったん決済して、次の仕込みどころを待っていました。

 そうしたところ、北朝鮮が北海道の襟裳岬上空を通過するミサイルを発射したことで円高になったので、米ドル/円の108円台、ユーロ/円の129円台で、またロングポジションを作って、今はそれをじっと持っています。

米ドル/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 1時間足)

ユーロ/円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 1時間足)

 これまで、北朝鮮のミサイル発射で円高になったところは、確実に円売りをしてきましたが、今回も同様でした。

■北朝鮮情勢による円高は今後も一時的な反応か この北朝鮮の問題ですが、大変に憂慮すべき状況であることは事実です。しかし、一気に武力衝突に発展するということは、到底、考えづらいです。

【参考記事】

●米軍の北朝鮮攻撃はあるのか? ないのか? 元航空自衛隊空将が語る攻撃の前兆とは?(4月18日、織田邦男)

 今は、米国と北朝鮮のチキンレースです。北朝鮮は、これからも挑発を繰り返すでしょう。特に、次は9月9日(土)の北朝鮮の建国記念日が危ないです。

 昨年(2016年)も、北朝鮮はこの日に核実験を実施しています。そうした挑発に対して、米国を始め、各国は経済制裁の強化で対抗しています。

 大きな鍵を握っているのは、言うまでもなく中国です。北朝鮮の貿易の9割は中国が相手国であるからです。中国も、今回は、これまでと違った危機感を持っていることは間違いありません。

 米国も中国に対して、経済制裁の確実な実行を迫っています。それに対して中国は、国連安全保障理事会の非難決議にも賛成し、経済制裁を強化する姿勢を見せています。まずは、それを確認するということが、しばらく起きるでしょう。その間は、大きな衝突が起きる可能性は低いと考えています。

 従って、ミサイル発射などで円高になっても、それは一時的な反応で、すぐに反発するという展開がこれからも続くだろうと思っています。

世界の通貨VS円 1時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 1時間足)

 もちろん、時間が経過して状況に変化が出てきた場合は、また作戦を練り直す必要がありますが、今のところは、この方針を維持しておきたいです。

【参考記事】

●“アレ”に比べたら北朝鮮リスクもトランプ氏のゴタゴタも小粒! クロス円は一巡後上昇へ(8月18日、陳満咲杜)

 さて、8月30日(水)に、米国の第2四半期GDP…