［東京　３１日　ロイター］ - 総務省が３１日発表した２月の全国消費者物価指数は、指標となる生鮮食品を除くコアＣＰＩが前年同月比０．２％上昇し、１月の同０．１％からプラス幅が拡大した。昨年は原油価格が低迷していた反動で、エネルギー価格が軒並み上昇した。

［ロンドン　３０日　ロイター］ - 英国政府は３０日、グーグルやフェイスブック、ツイッター、マイクロソフトなどインターネット交流サイト（ＳＮＳ）運営企業の担当者と会談し、過激派による動画投稿や、テロ計画のための暗号化メッセージのやりとりなどを阻止するよう、対策の強化を求める。

［ブリュッセル／バレッタ　３１日　ロイター］ - 欧州連合（ＥＵ）のトゥスク大統領は３１日、英国による離脱通知を受け、離脱交渉に向けた指針の草案を加盟２７カ国に配布したうえでマルタで記者会見を開き、交渉での優先事項などを明らかにする見通し。

［東京　３１日　ロイター］ - 経済産業省が３１日発表した２月鉱工業生産指数速報は前月比２．０％上昇となった。ロイターの事前予測調査では前月比１．２％上昇と予想されていたが、発表数値は予想を上回り、およそ３年ぶりの高水準となった。１─３月期は４四半期連続の増産となる公算が大きい。乗用車やはん用・生産用機械などが大きくけん引。加えて化学製品、電子部品・デバイスなどリーマン・ショック前の水準を回復している主要業種もあり、生産は本格的な回復局面を迎えている。

［３０日　ロイター］ - 米マクドナルドは３０日、ハンバーガーの人気商品「クォーターパウンダー」について、米国内の大半の店舗で２０１８年半ばまでに生の牛肉を使用し、注文を受けてから調理する方式に切り替えると発表した。

［東京　３１日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比１０７円２０銭高の１万９１７０円４２銭となり反発して始まった。ドル／円<JPY=>が１１１円台後半と円安方向に振れており、主力輸出株に買い戻しが先行している。

［チューリヒ　３０日　ロイター］ - 国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）は３０日、ワールドカップ（Ｗ杯）の出場国を４８カ国に拡大する際の各大陸出場枠の案を発表した。アジア枠は現行の４．５から８に拡大した。

［東京　３１日　ロイター］ - 総務省が３１日発表した２月の完全失業率（季節調整値）は２．８％に改善し、１９９４年６月（２．８％）以来、２２年８カ月ぶりの低水準となった。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率（季節調整値）は１．４３倍と前月から横ばい。雇用情勢は改善が続いている。

［東京　３１日　ロイター］ - 総務省が３１日発表した２月の家計調査によると、全世帯（単身世帯除く２人以上の世帯）の消費支出は２６万０６４４円となり、前年に比べて実質で３．８％減少した。減少は１２カ月連続。前年の２月がうるう年で日数が１日多かったことの反動や、西日本を中心とした降雪などが個人消費を押し下げた。季節調整済み全世帯消費支出は前月比２．５％増となり、２カ月連続で上昇した。

［クアラルンプール　３０日　ロイター］ - 北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアの空港で殺害された事件で、マレーシア政府は３０日、同氏の遺体を北朝鮮の平壌に向かう航空機に移した。