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MT4 成功と失敗 3年間の振り返り

私のMT4運用が定着してきています。まだ年数百万円というレベルで安定するほどではないのですが、月10万円くらいのペースで年間100万円くらいは見込める状況です。たまに、MT4での自動売買がうまくいかないというメールも頂きます。自動売買運用上、少しでも参考になればという意味も含めて現段階でのMT4運用のポイントについてまとめさせていただくことにします。
スワップポイント両取り快適に推移 ポーランドズロチーユーロ 異通貨両建て状況 ブログ

スワップポイント両取り快適に推移 ポーランドズロチーユーロ 異通貨両建て状況

3週間ほど前に仕掛けたポーランドズロチーユーロ円の異通貨両建ての状況です(過去記事:ポーランドズロチ円 異通貨両建てにて仕掛け)。両方のポジションでプラススワップポイントとなっているため、保有すればするほどスワップポイントが累積していくという気楽な環境で為替差益も増加しています。使っているのは、ポーランドズロチ円取引条件業界最強のくりっく365です。くりっく365メリット 私が使い続ける4つの理由
麻生財務相に当コラムを読んでほしい! 介入しなければ円高、すればもっと円高に!! ブログ

麻生財務相に当コラムを読んでほしい! 介入しなければ円高、すればもっと円高に!!

■米雇用統計は悪かったが米ドル全体は上昇 先週(2016年5月6日)のコラムの予想どおり、米4月雇用統計は市場予想より、だいぶ悪い結果となったにもかかわらず、米ドル全体(ドルインデックス)は上昇してきた。 

ドルインデックス 日足(出所:CQG)

 あらかじめ想定していた5つの市況のうち、結果的に(4)の「米雇用統計が悪く、ドルインデックスが上昇」というのが一番合っていたと思う。

【参考記事】

●米雇用統計の結果に関わらず、なぜドルは反転上昇すると推測できるのか?(2016年5月6日、陳満咲杜)

想定していた5つの市況(2016年5月6日のコラムより抜粋) 言うまでもないが、筆者はこの間、米ドル全体の上昇に賭け、米ドル/円も含め、短期スパンに限っては米ドルロングのスタンスで相場に臨んでいた。

 最近、米ドル/円とドルインデックスの連動性も高まってきたので、米ドル/円のメインストラテジー、すなわち戻り売りをいったん休み、短期スパンにおける米ドル買いを繰り返している(執筆中の時点も)。 

ドルインデックス&米ドル/円 日足(出所:CQG)

 たびたび強調してきたように、結局、ファンダメンタルズは市場の内部構造を証左、また、強化するための存在だ。だから、前回(5月6日)コラムの指摘どおり、ドルインデックスがテクニカルの視点ですでにいったん底打ちした公算が大きかった以上、米雇用統計云々で同構造を安易に修正はできないから、先週末(5月6日)の結論を得られたというわけだ。

【参考記事】

●米雇用統計の結果に関わらず、なぜドルは反転上昇すると推測できるのか?(2016年5月6日、陳満咲杜)

 この意味では、これは本来、誰でも得られる結論であり、風見鶏風の「米雇用統計次第」といったセンセイたちの解釈を聞かない方が、より市況をつかめるのではないかと思う。

■米追加利上げの有無と米ドル全体のリバウンドの関係は? とはいえ、ファンダメンタルズのすべてを無視するわけにはいかない。米追加利上げの有無がマーケットの焦点である以上、我々は同焦点について考える必要がある。これに関して、筆者が5月7日(土)に書いた文章が参考になるかと思う。本文は以下のとおり:

 今週コラム(ザイFX!)にて米雇用統計がどうであれ、ドル全体(ドルインデックス)が堅調に推移するだろうとの予測を書かせていただいた。実際、同指標が市場予想よりかなり悪く、市場関係者を失望させたが、ドルインデックスは一時93.29まで落ちたものの、また93.90へ回復し、筆者の予想通り強かった。

 こういった予想が当たる背景に、もっとも大きかったのがドルの「売られすぎ」だと思う。言い換えれば、指標が悪くてもドル全体が下げなかったのは他ならぬ、ドルインデックスが昨年8月安値を一時更新していたので、随分「悪い状況」を織り込んでいたからだ。

 但し、指標自体の悪化に鑑み、FRBの追加利上げが一段と後ずれになる公算が高まっていることも事実だ。4月米雇用統計を受け、FRBが再び待機せざるを得ないだろうという認識が広がっている。ウォール街では、BNPパリバのような、「年内利上げなし」と主張する機関投資家も増えており、2017年さえできないだろう、といった「過激」な予想も出始めている模様だ。

 とは言え、ドル全体のトレンドについて、FRB政策ほど弱くないといった感触が多いと思われる。豪州中銀の利下げを受け、ドイツ銀行を始め、機関投資家は更なる利下げ余地を指摘、豪ドル高が主因であることを強調しており、ユーロ高はもう頭打ちになったと読む流れもウォール街の主流のようだ。米国は当面(来年も?!)追加利上げなしと主張するBNPパリバさえ、計量モデルではユーロの「割高」を指摘、ユーロ売りを再開すべきだと主張している。来週からの市況、こういったセンチメントを織り込んでいくかどうかは見所であろう。

 ということで、米ドル全体のリバウンドを、この前の「売られすぎ」の視点からとらえると、やはり追加利上げの有無との関係が薄まっている感じがする。ユーロが「割高」であれば、必然的に米ドルの買い戻しにつながっていくので、自然な成り行きだと思う。

 この意味では、目先の米ドル高について、過大評価も禁物かと思う。換言すれば、米ドル高にしても、米ドル安にしても、目先テクニカル調整の段階にあり、本格的なトレンドの発生は期待しにくい。

 前述のように、ドルインデックスと米ドル/円の連動性からみると…
FX 専門を持つ2つの理由 師匠の言葉を噛みしめる日々 ブログ

FX 専門を持つ2つの理由 師匠の言葉を噛みしめる日々

ここのところ、自分のやり方が定着しつつある気がします。ポジションを持っても興奮することは少なく淡々と売買できていて、運用資金も徐々に増加しているからです。それとともに、私の師匠林輝太郎の言葉が改めて染みてくることもあります。偉大な師に一歩づつ近づいていきたいものです。
反発中のドル/円。「為替介入も辞さない」 という麻生発言はなぜ、効いたのか? ブログ

反発中のドル/円。「為替介入も辞さない」 という麻生発言はなぜ、効いたのか?

■ブルームバーグの観測記事を受けて米ドル高に! ゴールデンウィークがありましたので、先週のコラムは、お休みをさせていただきました。2週間ぶりのコラムとなります。

 2週間前、4月28日(木)のコラムでは、米ドル/円は107円台半ばを下抜けしていくと、2014年10月15日の安値105.195円まで下落する可能性があるとの見方を示しました。

【参考記事】

●日銀追加緩和見送りが妥当な理由とは? ドル/円は107円台半ばを下抜けるかがカギ(4月28日、今井雅人)

 その前後の動きでありますが、107円台を3回止められた後、4月22日(金)に、ブルームバーグが、日銀の金融緩和に関しての記事を掲載したことに反応して、一気に111円台後半にまで米ドル高・円安が進行しました。

 この記事自体は、ただの観測記事で、日銀内部での検討が進んでいるという事実でも何でもなかったのですが、市場がかなり米ドル/円のショートに傾いていたことで、ポジション調整に使われてしまったということではないでしょうか。

 そして、実際には日銀は金融緩和をしなかったので、そこから一気に米ドル安・円高が進行しました。

米ドル/円 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

■そもそも、日銀は今回追加緩和する必然性はなかった そもそも、今回の政策決定会合において、日銀が追加の金融緩和をする必然性はまったくなかったと私は考えています。

 なぜなら、最近、原油価格が40ドル台で安定しています。黒田総裁は以前から、「原油価格の下落が物価の下落をもたらしており、その影響を除けば、物価は上昇基調にある」と主張していたわけで、原油価格が安定している状況で緩和をするのは論理的におかしくなります。

WTI原油先物 日足(出所:CQG)

 また、2016年1月にマイナス金利を導入しましたが、黒田総裁は、「マイナス金利が実態経済に影響を及ぼしてくるのは時間がかかる」と発言してきているため、少なくとも数カ月は様子を見る必要がありました。

 以上の理由から、今回は緩和が見送られたというのも、至極当然の結果だと言えます。

 4月28日(木)に金融緩和が見送られたあとは…
豪ドルはなぜ、急落しているのか? <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>豪州はゼロ金利へ向かっているとの予想も!?</i> ブログ

豪ドルはなぜ、急落しているのか? <i style=”font-style:normal;font-size: 97%;”>豪州はゼロ金利へ向かっているとの予想も!?</i>

■米ドル/円は105円台到達で調整局面入り みなさん、こんにちは。

 「上海合意」(※)による米ドル高是正がウワサされる中、日本のゴールデンウィーク中に米ドル/円は一時、105.54円まで急落しました。

(※編集部注:「上海合意」とは2月に開催されたG20(20カ国・地域財務相・中央銀行総裁会議)において交わされたとマーケットでウワサされていること)

【参考記事】

●新年度に入りドル/円はすでに5円下落! 安倍首相は消極的も介入はあり得るのか?(4月12日、西原宏一&松崎美子)

●上海合意で「株高・資源高・米ドル安」が進行中だが今後の狙いはユーロ/円の上昇(4月21日、西原宏一)

米ドル/円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)

 このコラムでご紹介してきたとおり、米ドル/円は105円が最初のターゲットであったため、いったん調整局面入り。確認になりますが、米ドル/円の105~106円がいったんのサポートになる背景は下記のとおり。

【参考記事】

●行き詰まったアベノミクス。ヘッド&ショルダー完成のドル/円は105円台へ下落の公算(2月12日、西原宏一)

●4月以降、国内は円安材料満載。それでもドル/円が105円へ下落する展開はある?(3月31日、西原宏一)

 まず、米ドル/円の115円はヘッド・アンド・ショルダーのネックライン。2015年6月高値125円から115円の値幅は10円です。

 米ドル/円は115円のネックラインが決壊しているため、下値のメドとしては、115円から10円下げて105円になります。

米ドル/円 月足(出所:CQG)

 そして、上海合意で米ドル高是正が決められたと仮定すると、調整幅としては最低15%。米ドル/円は2015年6月高値水準となる125円からの15%は106円。20%だと100円となり、まず最初のターゲットである106円に到達しました。

米ドル/円 月足 (出所:CQG)

 さらに、アベノミクス以降、米ドル/円をサポートしてきたのが200週移動平均線。

 この200週移動平均線は現時点で105.38円に位置しており、今回の局面でもこの200週移動平均線が米ドル/円をサポートした形です。

米ドル/円 週足(出所:CQG)

 上記のように、米ドル/円は105円台という最初のターゲットに到達。結果、米ドル/円は調整局面入りとなり、当面105~110円でのレンジ圏内でのもみ合いとなる公算が高まっています。

米ドル/円 日足(出所:CQG)

 ただ、中期の円高傾向は変わらず、調整が終了すると再び円高の流れに戻ると想定しています。

米ドル/円 週足(出所:CQG)

  一方、今月(5月)に入って下げ足を速めて来たのが豪ドル…