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久々の買い場到来 ブログ

久々の買い場到来

久々に豪ドル円グラフ状況についてまとめました。 豪ドル円見通し2016年7月状況 http://han-rei.com/swapseiseki/goudoll/entry1989.html ここ数ヶ月サヤすべり取りによる豪ドル円売買はしていませんでしたが、 場帖・グラフはずっと記入していました。お蔭で高値圏で買いポジショ ンを作る愚は今回も避けられたようです。 この辺からですかね。 強吉  :(;`O´)o よ~し、気合いを入れていこうぜ。 キヨヒサ:(*^。^*) まあまあ、まだちょっと早いかもしれないよ。           もう少しそこがあるかもしれないから、その辺から           出動していっても良さそうな気がする。 ・・・ ここで焦っては元も子もないですよね。 どんな運用法でも共通することですが、FXは焦ったりしなければ大きく 負けることはなくなっていきます。 しっかりと待ち、チャンスの時だけ仕掛けていく。 まだまだ未熟ではありますが、段々とこの形に近づけていく所存です。 (*^。^*) 売買があればお知らせします。 ***********************************■ お得情報  ★ スワップ金利サヤ取り 最適組合せ最新号 http://han-rei.com/ryoudate/  ここのところ50円近くまで広がっている通貨ペアもでてきています。な かなか興味深い感じになってきました。急変動に注意しながらゆっくりと 仕掛けてまいりましょう。
英中銀が利下げ予告!英不動産ファンドの 解約増でポンド/円は120円への下落過程 ブログ

英中銀が利下げ予告!英不動産ファンドの 解約増でポンド/円は120円への下落過程

■英中銀は利下げ示唆、英ポンド安を容認 みなさん、こんにちは。

 前回のコラムでご紹介したとおり、BOE(イングランド銀行[英国の中央銀行])は下記のように利下げと通貨安(英ポンド安)誘導を示唆。

【参考記事】

●英国人はEU離脱決定を後悔(=Bregret)。英中銀が公式サイトで英ポンド安を容認!?(6月30日、西原宏一)

a)イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁は30日、英国の欧州連合(EU)離脱選択の影響に対処するため、同中銀は恐らく数カ月内に金融政策を緩和する必要があるだろうとの見解を示した。

b)金融政策委員会(MPC)はポンド相場の動きが調整に役立つと認識

c)英景気は「大幅に減速」すると予想

出所:Bloomberg

 このカーニー総裁のコメントは前回のコラムでご紹介した、BOEの公式ウェブサイトに書かれていた内容のとおりです。

【参考記事】

●英国人はEU離脱決定を後悔(=Bregret)。英中銀が公式サイトで英ポンド安を容認!?(6月30日、西原宏一)

 そして、BOEの利下げ示唆は、JPモルガンの予測どおり。

 彼らの予測によると、7月0.25%、8月0.25%の利下げ予測は変わらず。彼らの予測どおりにBOEが利下げすると仮定した場合、英国の政策金利は0%に。

英国の政策金利(詳しくはこちら → 経済指標/金利: 各国政策金利の推移)

 Brexit(英国のEU離脱)により、英国景気は減速、不透明な環境下、英ポンドの調整は必要…。

 為替市場での反応は、BOEの通貨安誘導に沿って、英ポンドは急落。英ポンド/米ドルは1.3000ドルを割り込み、一時、1.2798ドルまで急落。

英ポンド/米ドル 日足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 日足)

 英ポンド/米ドルは引き続き、1.2000ドルへの下落過程に。

 そして、英ポンドは対米ドルだけでなく、主要通貨に対し…
英国政治大混乱も英国株好調の不思議。 一方、円高・日本株安が続くのはなぜ? ブログ

英国政治大混乱も英国株好調の不思議。 一方、円高・日本株安が続くのはなぜ?

■英国国民投票を終え、市場関係者は神経質に 日本時間6月23日(木)~24日(金)に行われた英国民投票の結果を受けて大混乱となった金融市場も、その後は、いったん落ち着きを取り戻していました。

 しかし、今週(7月4日~)に入って、米国が独立記念日の休場明けとなった7月5日(火)から再び市場が荒れ模様になってきています。

【参考記事】

●20%近い下落! EU離脱ショックは1日で織り込まれた。もう深追いすべきではない(6月24日、今井雅人)

●英ポンドよりユーロを売りたい理由とは? ユーロ/米ドルはパリティ、対円では100円!?(6月30日、今井雅人)

 特に大きなニュースがあったわけではないのですが、市場関係者の多くが非常に神経質になっているために、ちょっとした材料にも敏感に反応してしまう状況にあるということでしょう。

■英国で不動産ファンド凍結。伊の大手銀行に不良債権… 英国では、EU(欧州連合)離脱の決定を受けて、不動産ファンドが凍結状態となっています。

 高騰しているロンドンの不動産価値が低下してしまうのでは? との懸念から、いっせいにファンド解約の動きが出てしまったことで、大手の不動産ファンドが次々と解約を停止しました。

 約50%の不動産ファンドが凍結された状況となっており、為替市場では英ポンド売りがさらに強まったと言えます。

英ポンド/米ドル 4時間足 (リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:英ポンド/米ドル 4時間足)

 また、イタリアの大手モンテ・パスキ銀行の不良債権問題も再燃。イタリア政府の救済が不可避となってきている状況に陥っていることも明るみになりました。

 このように、国民投票の余波が徐々に広がっています。

■7月14日(木)にBOEが追加緩和実施へ!? BOE(イングランド銀行[英国の中央銀行])は、混乱を和らげるために追加金融緩和を実施する可能性を示唆しています。

 市場では、来週の7月14日(木)にもMPC(英中銀金融政策委員会)で追加緩和が実施されるとの憶測が台頭しています。

 カーニーBOE総裁も、「英ポンドは新たな水準を模索することになるだろう」との見解を表明しているほか、5日(火)の記者会見では「英ポンドの下落は輸出企業の支えになる」と発言しており、当局が英ポンド安を歓迎していることもあって、英ポンドにさらなる下落圧力がかかっています。

■英国国内は混乱しているが、株式市場は好調という不思議 しかし、株式市場は金融緩和と英ポンド安を好感して、堅調に推移しています。

 英国国内は政治的に混乱しているにもかかわらず、株式市場は好調という不思議な状況となっています。

【参考記事】

●60%上昇!? 英国のEU離脱で暴騰しそうだったCFD銘柄は本当に暴騰したのか?

英国FTSE100 日足(出所:CQG)

 それに対して、日本の株式市場は冴えません。

日経平均 日足(出所:株マップ.com)

 元々、市況が良くなかったところに、6月に日銀が追加緩和をしなかったことが、響いた形です。

【参考記事】

●予防線を張らなかった日銀は正直、馬鹿!米ドル/円は一気に100円を狙う展開へ!(6月16日、今井雅人)

 GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)などに株を買わせて、外国への投資を通じ、円安を演出させてきたツケが、今になって回ってきているということです。

 前回のコラムでもお話しした…
今後の相場に関する10のポイントとは? 豪ドル/円は安値更新の可能性大 ブログ

今後の相場に関する10のポイントとは? 豪ドル/円は安値更新の可能性大

■豪ドル/円は月足でボックス相場を割り込む 今回は豪ドル/円の分析を行なう。まずは、月足チャートをご覧いただきたい。

 月足チャートを見ると、一番右のサポート・ライン「緑の破線」に沿った上昇が続いた結果、「紫の破線」で示した「下値72円-上値90円のボックス相場」を上に抜けて、「買いシグナル」を点灯させて上昇したことがわかる。 

豪ドル/円 月足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 この「買いシグナル」で、豪ドル/円は、105円台の高値を付けているが、105円台から86円台にまで大きく急落している。

 86円台からは、再び大きく反発(上昇)して、102円台後半の高値を付けている。

 俯瞰すると、豪ドル/円は、「赤の破線」で示したボックス相場を形成したと考える。このボックス相場「赤の破線」に注目するべき、と考えていた。

 豪ドル/円は、まず、右端のサポート・ライン「緑の破線」を割り込んで、最初の「売りシグナル」を発した、と考える。

 そして、この「売りシグナル」が発せられた時点でのターゲットは、

このボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)であったと考える。

■最近の動きは2007年、2008年頃の値動きに似ている 話を2007年、2008年頃の値動きに振るが、豪ドル/円は「ピンクの破線」でボックス相場を形成した、と考える。 

豪ドル/円 月足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 この頃は、ボックス相場「ピンクの破線」の内側で、サポート・ライン「緑の破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を何回か発したのだが、その都度、反発(上昇)している。

 しかし、最終的には、ボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、明確な「売りシグナル」を発し、その後、大きく下落した。

 昨年(2015年)の値動きが、この頃に似ている、と感じていた。つまり、時間が経過すると、ボックス相場「赤の破線」を割り込むことで明確な「売りシグナル」を発することになるのではないか、と考えていたわけだ。

 月足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「赤の破線」の下限(86.00円近辺)を割り込み、明確な「売りシグナル」を発したと考える。

 難しく考える必要もないので、単純に従来の安値(86.00円近辺)を更新したので「売りシグナル」を発した、と考えてもかまわない。

■週足では2009年半ばから2012年までボックス相場 続いて、週足チャートをご覧いただきたい。豪ドル/円は2009年半ばから2012年までの期間、「緑の破線」で示した「下値72円-上値90円の18円幅のボックス相場」を作った。 

豪ドル/円 週足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)

 2013年の初めに、このボックス相場を上に抜けたことで「買いシグナル」を発して、上昇を始めた。

 ボックス相場のセオリーに従うならば、ボックス相場上抜けの場合は、上限からボックス相場の値幅分上昇したところがターゲットになる。

 このケースでは、上限が90.00円、ボックス相場の値幅が18円だから、ターゲットは、108円になる。

 しかし、すでにターゲットを達成した可能性があることに留意する必要がある。

 この時点での高値は、105円台半ば(105.40円-50円)程度だ。

 ターゲットは108円程度なので、まだ2円ほど余地がある、と考える人もいることだろう。

 しかし、チャート分析でのターゲットは、そのような厳密なものではなく、「だいたいこのくらい」といった「いいかげんなもの、大まかなもの」だ。

 豪ドル/円は105円台の高値から下落に転じ、…