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+28,780 米ドル円スワップポイントサヤ取り決済 2017年11月
毎日更新しているスワップ金利サヤ取り(異業者両建) 最適組合せで大き目のスワップポイント変動がありました。これによって、スワップポイント差が大きく縮小した本日米ドル円両建てポジションを本日決済しています。
iDeco2017年11月
私のiDeco口座は今年に入り順調に増加しています。運用商品の「ひふみ年金」が好調でiDeco(イデコ) 2017年9月状況時よりも利益が更に増えています。でも、ちょっと不安がでてきたため、今のうちにスィッチングにより運用商品を変更することにしました。その辺の事情を今回の記事にさせていただきます。iDeco(イデコ)確定拠出年金 私の税金対策運用状況
上抜けたはずのドル/円が失速した理由は? 難しい局面はポジティブキャリーで対処を!
■円相場は混沌状態。米ドル/円はレンジ相場に ここ1~2週間の動きを見ると、円相場は混沌とした状態に入り込んできてしまっています。
世界の通貨VS円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 4時間足)
直近の動きで言えば、11月6日(月)に海外の短期投機筋が、114.50円にあった米ドル/円のストップロスの買い注文を狙って買いを仕掛け、その影響で一時114.736円まで上昇しました。
しかし、その後、買いについてくる者が現れず、買い上げた短期筋もあっけなく売り戻してしまい、結局、一気に元の水準まで巻き返してしまいました。
米ドル/円 1時間足(出所:Bloomberg)
米ドル/円は直近高値であった7月11日(火)の114.495円を一瞬だけ上に抜いて、ここで一気に上昇かと市場関係者の期待は高まったものの、その流れが数時間と持たなかったことで、逆に失望感が市場に広がってしまいました。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
その後は、113円台から114円台の中でのレンジ相場に入り込んでしまっています。私自身も上に抜けるかと少し期待をしていたのですが、どうも当面、その可能性は低そうだと考えざるを得ない状況になってきました。
【参考記事】
●ドル/円を取巻く環境はサンドイッチ状態!? トランプ大統領来日へ。北朝鮮の動向注意(11月2日、今井雅人)
■米ドル/円は大きく崩れる可能性は低そうだけど… 米国の長期金利も伸び悩んでいます。
直近の米国債の10年物利回りは2.3%程度で、一時は2.5%を上に抜けていくかと思われましたが、失速してしまっています。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
こうした状況も、米ドル/円の頭を押さえ込んでしまっている要因です。
ただ、米ドル/円は113円台半ばより下がってくると、日本の機関投資家のドル買い注文がある程度並んでいるようなので、大きく崩れることも可能性としては低いのではないかと考えています。
【参考記事】
●日経平均2倍以上なのに円安は少しだけ。2002~2007年の市況からヒントが得られる?(11月6日、陳満咲杜)
結局は、方向感のないレンジ相場に入り込んでしまう公算が高まってきてしまったということでしょう。
そんな中、注目は米国の税制改正…
世界の通貨VS円 4時間足(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 4時間足)
直近の動きで言えば、11月6日(月)に海外の短期投機筋が、114.50円にあった米ドル/円のストップロスの買い注文を狙って買いを仕掛け、その影響で一時114.736円まで上昇しました。
しかし、その後、買いについてくる者が現れず、買い上げた短期筋もあっけなく売り戻してしまい、結局、一気に元の水準まで巻き返してしまいました。
米ドル/円 1時間足(出所:Bloomberg)
米ドル/円は直近高値であった7月11日(火)の114.495円を一瞬だけ上に抜いて、ここで一気に上昇かと市場関係者の期待は高まったものの、その流れが数時間と持たなかったことで、逆に失望感が市場に広がってしまいました。
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
その後は、113円台から114円台の中でのレンジ相場に入り込んでしまっています。私自身も上に抜けるかと少し期待をしていたのですが、どうも当面、その可能性は低そうだと考えざるを得ない状況になってきました。
【参考記事】
●ドル/円を取巻く環境はサンドイッチ状態!? トランプ大統領来日へ。北朝鮮の動向注意(11月2日、今井雅人)
■米ドル/円は大きく崩れる可能性は低そうだけど… 米国の長期金利も伸び悩んでいます。
直近の米国債の10年物利回りは2.3%程度で、一時は2.5%を上に抜けていくかと思われましたが、失速してしまっています。
米長期金利(米10年債利回り) 日足(出所:Bloomberg)
こうした状況も、米ドル/円の頭を押さえ込んでしまっている要因です。
ただ、米ドル/円は113円台半ばより下がってくると、日本の機関投資家のドル買い注文がある程度並んでいるようなので、大きく崩れることも可能性としては低いのではないかと考えています。
【参考記事】
●日経平均2倍以上なのに円安は少しだけ。2002~2007年の市況からヒントが得られる?(11月6日、陳満咲杜)
結局は、方向感のないレンジ相場に入り込んでしまう公算が高まってきてしまったということでしょう。
そんな中、注目は米国の税制改正…
ドル/円は高値更新なら上昇トレンド加速! 今後はクロス円よりドルストレートが狙い目
■株と為替の乖離が続いているが、今後どうなる? 株と為替の「乖離」が続いている。NYダウやS&P500、日経平均が高値更新し続けているが、米ドル全体(ドルインデックス)にしても、米ドル/円にしても伸びきれず、勢いに欠ける。
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足
(出所:Bloomberg)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
(※以上のチャート画像は11月9日(木)14時前後にキャプチャしています)
もっとも、米国株と米ドルの関連性はそもそも高くないので、米株高が米ドル高に連動という発想はない。
対照的に、日本株高と円安は連動する傾向が強く、足元の日経平均の強さからすると、米ドル/円の「出遅れ」が一段と目立つと感じる。
そのわけに関しては、前回のコラムで詳説したので、ここでは重複して説明しないが、強調しておきたいのは、株高がホンモノなら、米ドル/円は早晩高値トライし、パフォーマンス上の「乖離」を縮小していく見通しということだ。これはもはや時間の問題だと思う。
【参考記事】
●日経平均2倍以上なのに円安は少しだけ。2002~2007年の市況からヒントが得られる?(2017年11月6日、陳満咲杜)
言い換えれば、株式市場が崩れない限り、米ドル/円もブル(上昇)基調を保ち、あとはスピードの問題。米ドル/円の上昇モメンタムが強くないからといって、円高トレンドに戻るのでは…といった見方は少なくとも目先杞憂である。
ゆえに、米ドル/円に関しては、引き続きロング目線で臨むのが適切であろう。
■米ドル/円が出遅れた理由とは? 米ドル/円の「出遅れ」は、テクニカル要素からみると115円の心理的大台乗せにいったん失敗しているところが大きいが、円のショートポジションが積み上げられ、米ドル/円が上昇するたびに利益確定の売りが出やすい、という側面も大きいだろう。
ファンダメンタルズにおいては、やはり、米税制改革の進捗や米長期金利の水準に影響される。こちらは米ドル/円のみでなく、米ドル全体の頭を押さえ込む要素としてフォローしていく必要がある。
米減税案の中身に関する米与野党の攻防が続いているが、ゴールドマンサックスの予想では来年(2018年)春に成立する確率は65%ほどある。米長期金利(10年国債利回り)は先々週(10月23日~)いったん2.477%まで上昇してからやや反落してきたものの、5月、7月高値のブレイクを果たしただけに、これからも切り返していくと思われる。
したがって、米ドル/円がいったん5月、7月高値を更新したものの、再度反落してきたのは、米長期金利と連動している側面があり、また、米減税案審議のゴタゴタに影響されたことが大きいからと言える。
さらに、トランプ米大統領訪日に伴い、米サイドの円安牽制や北朝鮮挑発の懸念が浮上してきたことも、米ドル/円の頭を押さえ込んでいると言える。
この意味では、米ドル/円が11月6日(月)にいったん5月、7月高値を更新したものの、その後、続かず、軟調な推移に留まっているのも仕方がない。
とはいえ、112円台前半~113円節目前後の…
NYダウ 日足(出所:Bloomberg)
日経平均 日足
(出所:Bloomberg)
ドルインデックス 日足(出所:Bloomberg)
米ドル/円 日足(出所:Bloomberg)
(※以上のチャート画像は11月9日(木)14時前後にキャプチャしています)
もっとも、米国株と米ドルの関連性はそもそも高くないので、米株高が米ドル高に連動という発想はない。
対照的に、日本株高と円安は連動する傾向が強く、足元の日経平均の強さからすると、米ドル/円の「出遅れ」が一段と目立つと感じる。
そのわけに関しては、前回のコラムで詳説したので、ここでは重複して説明しないが、強調しておきたいのは、株高がホンモノなら、米ドル/円は早晩高値トライし、パフォーマンス上の「乖離」を縮小していく見通しということだ。これはもはや時間の問題だと思う。
【参考記事】
●日経平均2倍以上なのに円安は少しだけ。2002~2007年の市況からヒントが得られる?(2017年11月6日、陳満咲杜)
言い換えれば、株式市場が崩れない限り、米ドル/円もブル(上昇)基調を保ち、あとはスピードの問題。米ドル/円の上昇モメンタムが強くないからといって、円高トレンドに戻るのでは…といった見方は少なくとも目先杞憂である。
ゆえに、米ドル/円に関しては、引き続きロング目線で臨むのが適切であろう。
■米ドル/円が出遅れた理由とは? 米ドル/円の「出遅れ」は、テクニカル要素からみると115円の心理的大台乗せにいったん失敗しているところが大きいが、円のショートポジションが積み上げられ、米ドル/円が上昇するたびに利益確定の売りが出やすい、という側面も大きいだろう。
ファンダメンタルズにおいては、やはり、米税制改革の進捗や米長期金利の水準に影響される。こちらは米ドル/円のみでなく、米ドル全体の頭を押さえ込む要素としてフォローしていく必要がある。
米減税案の中身に関する米与野党の攻防が続いているが、ゴールドマンサックスの予想では来年(2018年)春に成立する確率は65%ほどある。米長期金利(10年国債利回り)は先々週(10月23日~)いったん2.477%まで上昇してからやや反落してきたものの、5月、7月高値のブレイクを果たしただけに、これからも切り返していくと思われる。
したがって、米ドル/円がいったん5月、7月高値を更新したものの、再度反落してきたのは、米長期金利と連動している側面があり、また、米減税案審議のゴタゴタに影響されたことが大きいからと言える。
さらに、トランプ米大統領訪日に伴い、米サイドの円安牽制や北朝鮮挑発の懸念が浮上してきたことも、米ドル/円の頭を押さえ込んでいると言える。
この意味では、米ドル/円が11月6日(月)にいったん5月、7月高値を更新したものの、その後、続かず、軟調な推移に留まっているのも仕方がない。
とはいえ、112円台前半~113円節目前後の…
日経平均は2万3000円突破で過熱気味? ドル/円は日本株反落による調整に警戒!
■日経平均は2万3000円突破! 過熱気味のマーケットに警戒 みなさん、こんにちは。
今月(11月)の注目は、なんといっても続伸を続ける日経平均。
日本の総選挙で与党が大勝して以降、海外勢の日本株の買いがおさまらず、日経平均は、連日急伸しています。
【参考記事】
●日本株は21年ぶり高値突破なら上値拡大! 株高・リスクオンに備えて売りたい通貨は?(11月6日、西原宏一&大橋ひろこ)
●米ドル/円は重要レジスタンス突破に注目! 株急騰にいち早く反応した通貨ペアとは…!?(11月2日、西原宏一)
ここで、日経平均の上値のめどを確認してみます。
マーケット参加者の間では、まず、21年前の高値である2万2750円が意識されていました。
次が、1989年12月高値と2008年10月安値の50%戻しとなる2万3000円。
特に、50%戻しの2万3000円では、いったんもみ合いになる可能性が高いというのがコンセンサスでした。
日経平均 月足(出所:Bloomberg)
しかし、SQ(※)前の日経平均は、2万3000円を上抜けると上昇に弾みがつき、一時2万3300円台まで急伸しました。
(※編集部注:「SQ」とは日経225先物などの株価指数先物や株価指数オプションといった取引の最終決済を行なうための価格のこと)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
個人的に、日経平均に関しては強気スタンスを維持していますが、TDシーケンシャル(※)をはじめ、オシレーター系のインディケータは軒並み短期的に買われすぎを示唆。
(※編集部注:「TDシーケンシャル」とは、トーマス・R・デマーク氏が開発したテクニカル指標の1つ)
週足のエリオットウェーブでのカウントから分析しても、今回の上昇は5波動となり、上昇が拡張される傾向がありますが、この波動が終わると日経平均は調整に入る可能性も高いため要注意です。
日経平均 週足(出所:Bloomberg)
日経平均の急伸に周回遅れで米ドル/円も上昇し…
今月(11月)の注目は、なんといっても続伸を続ける日経平均。
日本の総選挙で与党が大勝して以降、海外勢の日本株の買いがおさまらず、日経平均は、連日急伸しています。
【参考記事】
●日本株は21年ぶり高値突破なら上値拡大! 株高・リスクオンに備えて売りたい通貨は?(11月6日、西原宏一&大橋ひろこ)
●米ドル/円は重要レジスタンス突破に注目! 株急騰にいち早く反応した通貨ペアとは…!?(11月2日、西原宏一)
ここで、日経平均の上値のめどを確認してみます。
マーケット参加者の間では、まず、21年前の高値である2万2750円が意識されていました。
次が、1989年12月高値と2008年10月安値の50%戻しとなる2万3000円。
特に、50%戻しの2万3000円では、いったんもみ合いになる可能性が高いというのがコンセンサスでした。
日経平均 月足(出所:Bloomberg)
しかし、SQ(※)前の日経平均は、2万3000円を上抜けると上昇に弾みがつき、一時2万3300円台まで急伸しました。
(※編集部注:「SQ」とは日経225先物などの株価指数先物や株価指数オプションといった取引の最終決済を行なうための価格のこと)
日経平均 日足(出所:Bloomberg)
個人的に、日経平均に関しては強気スタンスを維持していますが、TDシーケンシャル(※)をはじめ、オシレーター系のインディケータは軒並み短期的に買われすぎを示唆。
(※編集部注:「TDシーケンシャル」とは、トーマス・R・デマーク氏が開発したテクニカル指標の1つ)
週足のエリオットウェーブでのカウントから分析しても、今回の上昇は5波動となり、上昇が拡張される傾向がありますが、この波動が終わると日経平均は調整に入る可能性も高いため要注意です。
日経平均 週足(出所:Bloomberg)
日経平均の急伸に周回遅れで米ドル/円も上昇し…
トライオートFX 米ドル円スプレッド実質0.1銭となるキャッシュバックキャンペーン継続中
トライオートFXで実施中だった米ドル円スプレッドが実質0.1銭となるキャンペーンの12月末までの延長が決まっています。対象は全通貨で、往復0.2銭相当のキャッシュバツクがあります。今後も継続の可能性があるので、有効活用できそうです。トライオートFX検証ブログ 自動売買6つのメリット
元手ゼロからのFX 2017年11月号
カード買物からのキャッシュバックをもとに元手ゼロから続けているFX運用、10月カード買物からのキャッシュバック金額が昨日決まりました。早速、パートナーズFX口nano座に資金を移して運用資金の一部としています。運用金額も着々と増えて成績をままとめるのが楽しくなってきました。マネパカード+パートナーズFXnano「元手ゼロ(0円)からのFX」
ドル/円相場にも影響する貿易不均衡是正 要求どうなる?トランプ氏の訪中に注目!
■米ドル/円は英国国民投票やバーナンキ来日に翻弄された 今回は、米ドル/円の分析を行なう。まずは、日足チャートをご覧いただきたい。
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をした。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
「英国の国民投票」の結果が、事前の予想に反して、「英国のEU離脱」に確定すると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)の安値を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、107円台に大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
■2016年11月にボックス相場を上抜けし、その後ターゲット達成 昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。 米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。
次に説明するボックス相場「緑の破線」の下限を、108.00円近辺から107.00円近辺に修正した。
その結果として、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」の下限も107.00円近辺に修正した。
■現在は107円近辺-114円台半ばのボックス相場を形成中 現在の米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。
従来は、このボックス相場「緑の破線」の下限は、108.00円近辺と考えていた。
北朝鮮問題を材料に、リスク回避の思惑が強くなり、108.00円を割り込んで、107円台前半の安値を付けたが、9月9日前後に、北朝鮮がミサイルを発射しなかったことで、米ドル/円の買い戻しが強くなり、大きく反発(上昇)している。
それで、このボックス相場「緑の破線」の下限を、107.00円近辺と修正する。現在の米ドル/円相場は、ボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。
直近の値動きで、ボックス相場「緑の破線」の上限(114円台ミドル程度)を、上に抜けたのだが、一時的だったので、まだボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、サポート・ライン「ピンクの破線」を表示した。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このサポート・ライン「ピンクの破線」は、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。
■現在のレジスタンスは114円台ミドル レジスタンス・ライン「赤の破線」を表示した。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このレジスタンス・ライン「赤の破線」も、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。
米ドル/円は、このレジスタンス・ライン「赤の破線」とサポート・ライン「ピンクの破線」で、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この「三角保ち合い(ウェッジ)」をブレイクした方向について行くことが、セオリーと考えていた。
日足チャートを見てのとおりに、レジスタンス・ライン「赤の破線」を上にブレイクし、「買いシグナル」を発した、と考える。
このところの相場では、113円台がレジスタンス(上値抵抗)になっていたが、10月22日(日)の衆院選で、政権与党が圧勝したことで、113円台ミドルを、明確に上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ただし、引き続き米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を維持している。
現在の上値のレジスタンス(上値抵抗)は、ボックス相場「緑の破線」の上限(114円台ミドル)だ。
続いて、4時間足チャートをご覧いただき…
昨年(2016年)の6月23日(木)に実施された「英国の国民投票」を材料に、米ドル/円は、大きく乱高下をした。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
「英国の国民投票」の結果が、事前の予想に反して、「英国のEU離脱」に確定すると、それを材料に、米ドル/円は急落して、99.00円割れ(98円台後半)の安値を付けた。
99.00円割れ(98円台後半)からは、103円台までリバウンドして、そして、再度100.00円割れ(99円台後半)を見ている。
この2度目の100.00円割れ(99円台後半)から、米ドル/円は、107円台に大きく上昇している。
大きく上昇した理由は、バーナンキ前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が来日した際に、同氏が安倍首相、黒田日銀総裁と会談をしたことから、日銀が追加の金融緩和策を打ち出すのではないか、といった思惑が広がったこと、と考える。
■2016年11月にボックス相場を上抜けし、その後ターゲット達成 昨年(2016年)の6月頃からの米ドル/円は、ボックス相場「茶色の破線」を形成していた、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「茶色の破線」の上限は108.00円近辺、下限は99.00円近辺、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、ボックス相場「茶色の破線」の上限(108.00円近辺)を上抜けして、「買いシグナル」を発した、と考える。
この「買いシグナル」に従い、相場は大きく急騰している。
ボックス相場を上抜けした場合のセオリーでは、ボックス相場の上限から、ボックス相場の値幅分を上昇したところがターゲットになる。
ボックス相場「茶色の破線」の上限が108.00円近辺で、ボックス相場「茶色の破線」の値幅が約9円であるから、ターゲットは、117.00円近辺になる。
日足チャートを見てのとおりに、すでにターゲットを達成した(「茶色の破線(両端矢印)」で表示した)。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
米ドル/円は、上述のターゲットを達成してからも上昇を続けて、118円台の高値を付けている。
■トランプ政権の貿易不均衡是正が米ドル安・円高圧力に しかし、118円台の高値を付けてからの米ドル/円は、下落に転じている。
米国のトランプ政権が、貿易不均衡を是正するために、米ドル安・円高政策を採るのではないか、といった思惑が働いていた、と考える。 米ドル/円は、ボックス相場「ピンクの破線」を形成した、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「ピンクの破線」の上限は118円台ミドル程度、下限は111円台ミドル程度、と考える。
米ドル/円は、このボックス相場「ピンクの破線」を下に抜けて、「売りシグナル」を発した、と考える。
この「売りシグナル」に従い、米ドル/円は、108.00円近辺まで下落した。しかし、108.00円近辺からは、反発(上昇)に転じている。
109円台では、「窓(Gap)」を開けて、上昇している。
それで、現在の米ドル/円は、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「紫の破線(太線)」の上限は118円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。
次に説明するボックス相場「緑の破線」の下限を、108.00円近辺から107.00円近辺に修正した。
その結果として、一回り大きなボックス相場「紫の破線(太線)」の下限も107.00円近辺に修正した。
■現在は107円近辺-114円台半ばのボックス相場を形成中 現在の米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を形成中、と考える。
米ドル/円 日足(クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
ボックス相場「緑の破線」の上限は114円台ミドル程度、下限は107.00円近辺、と考える。
従来は、このボックス相場「緑の破線」の下限は、108.00円近辺と考えていた。
北朝鮮問題を材料に、リスク回避の思惑が強くなり、108.00円を割り込んで、107円台前半の安値を付けたが、9月9日前後に、北朝鮮がミサイルを発射しなかったことで、米ドル/円の買い戻しが強くなり、大きく反発(上昇)している。
それで、このボックス相場「緑の破線」の下限を、107.00円近辺と修正する。現在の米ドル/円相場は、ボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。
直近の値動きで、ボックス相場「緑の破線」の上限(114円台ミドル程度)を、上に抜けたのだが、一時的だったので、まだボックス相場「緑の破線」を維持している、と考える。
日足チャートを見てのとおりに、サポート・ライン「ピンクの破線」を表示した。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このサポート・ライン「ピンクの破線」は、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。
■現在のレジスタンスは114円台ミドル レジスタンス・ライン「赤の破線」を表示した。
米ドル/円 日足(再掲載、クリックで拡大)(出所:ヒロセ通商)
このレジスタンス・ライン「赤の破線」も、実際の相場に合わせて、その傾きを緩やかに修正している。
米ドル/円は、このレジスタンス・ライン「赤の破線」とサポート・ライン「ピンクの破線」で、「三角保ち合い(ウェッジ)」を形成した、と考える。
この「三角保ち合い(ウェッジ)」をブレイクした方向について行くことが、セオリーと考えていた。
日足チャートを見てのとおりに、レジスタンス・ライン「赤の破線」を上にブレイクし、「買いシグナル」を発した、と考える。
このところの相場では、113円台がレジスタンス(上値抵抗)になっていたが、10月22日(日)の衆院選で、政権与党が圧勝したことで、113円台ミドルを、明確に上に抜けて、「買いシグナル」を発した、と考える。
ただし、引き続き米ドル/円は、ボックス相場「緑の破線」を維持している。
現在の上値のレジスタンス(上値抵抗)は、ボックス相場「緑の破線」の上限(114円台ミドル)だ。
続いて、4時間足チャートをご覧いただき…
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