ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/3 火) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(12/3 火)

  -------------12/2ドル円相場------------------------- ISMショックで半年ぶり高値から反落。貿易戦争再開の懸念も重しに。 OP109.511 HI109.728  LO108.925 CL108.964 -----------12/2主な出来事-------------------------- 09:30 オーストラリア10月住宅建設許可件数 (前月比)-8.1% 前回+7.6%(7.2%) 予想-1.0%  10:45 中国11月財新製造業PMI51.8前回51.7 予想51.4 15:58 中国外務省、米香港人権法成立への報復措置を発表「米軍艦の香港寄港拒否」「米人権NGOを制裁対象に」 17:50 フランス11月製造業PMI改定値 51.7 前回51.6 予想51.6 17:55 ドイツ11月製造業PMI改定値 44.1前回43.8 予想43.8  18:00 ユーロ11月製造業PMI改定値 46.9 前回46.6 予想46.6 18:30 イギリス11月製造業PMI改定値 48.9 前回48.3 予想48.3 19:59 トランプ米大統領(ツイッター)「ブラジルとアルゼンチンは通貨の大幅切り下げをしている。これは米国の農家にとってよくない」「よって両国から米国に出荷されるすべての鉄鋼とアルミニウムへの関税を復活させる」「FRBは低金利と緩和を!」 23:45 アメリカ11月製造業PMI改定値 52.6前回52.2 予想52.2  24:00 アメリカ11月ISM製造業景況指数48.1 前回48.3 予想49.2 24:00 アメリカ10月建設支出(前月比)-0.8% 前回0.5%(-0.3%) 予想0.4%  24:37 ロス米商務長官「中国と合意なければ、トランプ米大統領は対中関税を引き上げるだろう」 --------12/2株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23529.5△235.59豪ASX  6862.267 △16.271上海総合 2875.807 △3.826英FT   7285.94▼60.59独DAX  12964.68▼271.70NYダウ 27783.04▼268.37 日10年債利回り -0.0450%△0.0280豪10年債利回り 1.094%△0.060英10年債利回り 0.739%△0.042独10年債利回り -0.281%△0.079米02年債利回り 1.6000%▼0.0119米10年債利回り 1.8189%△0.0432 NY原油 55.96 △0.79NY金  1469.20▼3.50 ------------12/3注目材料---------------------------- <国内>特になし <海外>09:01  11月英BRC小売売上高調査09:30  7-9月期豪経常収支12:30  豪準備銀行(RBA)政策金利発表16:00  11月トルコ消費者物価指数16:30  11月スイス消費者物価指数16:45  10月仏財政収支18:30  7-9月期南アGDP18:30  11月英建設業PMI19:00  10月ユーロ圏卸売物価指数26:30  クーレECB専務理事講演28:10  オアRBNZ総裁議会証言-----  NATO首脳会議(ロンドン、4日まで) ------------12/3きょうのひとこと-------------------- トランプ米大統領がブラジルとアルゼンチンへの制裁関税賦課を表明しましたが、その理由は「通貨を切り下げているから」だそうです。ブラジルとアルゼンチンにしてみれば、ドル高のあおりで自国通貨が下落するのを阻止するために介入や資本規制を発動しているというのに「切り下げ」は殺生ですよね。 本日もよろしくお願いします。  
+15,126円 米ドル円買いー豪ドル円売り両建て【2019年11月結果+12月方針】トライオートFX2019年12月3日 ブログ

+15,126円 米ドル円買いー豪ドル円売り両建て【2019年11月結果+12月方針】トライオートFX2019年12月3日

トライオートFXの2019年11月成績と12月の方針です。豪ドル円の新規ポジションも追加しました。トライオートFX 2019年11月結果11月の売買成績です。スワップポイント込みで合計15,126円利益でした。ちょっと少ないですが、米ドル円の値動きが非常に限られたものだったのでしょうがないところですね。まあ、利益が多い月もあれば少ない月もあります。この利益を増やすのは簡単にできますが、リスクも高まってしまいます。このままの設定で、ゆっくりとまいります。ところで・・・米ドル円の上昇もそろそろというところに来ている気もします。そこで、念のために手動売買での豪ドル円売りポジションを追加しています。手動注文:豪ドル円売りポジション5万追加12月3日に、豪ドル円5万通貨追加しています。これで手動売買での豪ドル円売りポジションが合計10万通貨になっています。このポジションは、米ドル円買いポジションの値下がり対策のためのものです。今のところ10万通貨を上限として、「下げ相場が到来しそうな時」に仕掛けているポジションです。このうち5万通貨は、豪ドル円急落局面などで細かく売買するかもしれません。これで、「米ドル円買いポジション-豪ドル円売りポジション」という両建て状態になりました。暫くは、この体制でいきます。トライオートFX 設定状況自動売買 米ドル円買い設定現在この「重攻第二波」が動いています。内容はこうなっています。設定タイプ:追尾型通貨ペア:米ドル円売買方針:買い1本の数量:5千通貨売買本数:10本利益確定幅40銭損きり設定:なし設定当時の思惑と考え方は、この記事でまとめています。参考記事:米ドル円新規仕掛け「重攻第二波」始動 2019年7月18日第一波も稼働中なのですが、111.134円が最後の買いポジションとなっていて、その後は買いポジションが発生しない設定にしてあります。米ドル円が111円台まで上昇するまでは、この第二波のみが売買をする状況ということです。このように小分けにすることで、リピート系自動売買のデメリット部分でもある損失加速のリスクを防ぐ効果があります。関連記事:リピート系自動売買 始める前に知っておくべきリスクリピート系自動売買は、大きな為替変動時にポジションが大きく増加しながら含み損を増やすという現象が起きます。それが、投資家の恐怖を大きく増幅させることで、大失敗を招く元にもなります。こういうリスク管理をきっちりやっていけば、トライオートFXで手堅く稼いでいけるようになります。トライオートは、一旦設定を止めておいて時間をおいて再稼働させたりすることができます。今回のケースは、稼働したままですが一部停止ということも出来るので、今後の相場展開次第ではそういう使い方をする可能性もあります。自由度の高いトライオートFXだからこそできる技です。トライオートFX口座 豪ドル円10万通貨売り豪ドル円売りポジション10万通貨保有中です。このポジションは手動注文で入れたものです。自動売買で保有中の「米ドル円買いポジション」の値下がり対策のために作ったポジションです。豪ドル円は、米ドル円と「値動きが連動する傾向があります。この傾向を利用して、米ドル円の売りポジションよりもマイナススワップポイント負担が軽い豪ドル円売りポジションを使っています。このポジションが利益確定となった際は、含み損となっている既存ポジションとの相殺も検討していきます。以下、「トライオートFX月別・年度別成績」に続きます。2019年度 月別成績2019年度運用開始時元金 5,718,717円年月利益額2019利益利益率2019年1月362,480円362,480円6.34%2019年2月17,584円380,064円6.64%2019年3月19,373円399,437円6.98%2019年4月19,062円418,499円7.32%2019年5月44,830円463,329円8.10%2019年6月1,818円465,147円8.13%2019年7月6,422円471,596円8.24%2019年8月171,292円642,888円11.24%2019年9月22,261円664,549円11.62%2019年10月20,828円685,377円11.98%2019年11月15,126円700,503円12.25%2019年12月0円700,503円12.25%table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}2019年も、残すところ80日程度、利益を伸ばせるところまで頑張ります。どこまでいけるかなぁ。年度別成績(2016~2019年)運用原資 4,858,316円運用原資は、運用開始時資金+追加入金の合計額です。2016年5月運用開始、運用開始時資金は100万円でした。2度資金追加していて、その合計額が運用原資です。年利益額累計利益2016年2,679円2,679円2017年303,461円306,140円2018年554,261円860,401円2019年700,503円1,560,904円table.gkpupc{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.gkpupc td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.gkpupc th.colh{padding:5px;background-color:#F59D56;color:#000;}table.gkpupc,table.gkpupc td,table.gkpupc th{border:solid 1px #C0C0C0;}相変わらずのゆったりペースで利益増加中です。焦らずにいきます。12月の予定 冬は良く動く例年12月~翌年2月までは、大きく動くことが多い時期です。この波にうまく乗れれば大きな利益獲得時期にできます。ただ、上に動くか下に動くかはわかりません。そろそろ下げそうな気はしているものの、ここからさらに上げていくという展開もあり得ます。現在保有中の豪ドル円売りポジション10万通貨は、状況に応じて損きりもするつもりで対応していく予定です。売買状況は、今後も定期的に記事にまとめていきます。トライオートFXの関連ページトライオートFX運用の主要ページトライオートFXの始め方と検証トライオートFX 運用記録と売買方針自動売買ビルダーの使い方リピート設定 今後の候補サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
FX積立2019年12月 月1万円で米ドル円買い継続状況 ブログ

FX積立2019年12月 月1万円で米ドル円買い継続状況

月1万円のFX積立、2019年12月も実施しています。今月の積立状況及び資産状況をまとめました。この積立の大まかな流れは、この記事でまとめています。参考記事:月1万円FX積立 毎月の入金から連続注文設定までの流れを解説 今月分入金からポジション作成までの流れに合わせて説明させていただきます。2019年12月 FX積立の流れ今月の月1万円積立の流れに沿って、作成ポジションなどご紹介します。積立金 1万円入金いつも通り、銀行より1万円入金しています。使っているパートナーズFXnano口座に直接入ります。入金する銀行口座はどこでもよいのですが、入出金で使うごとにポイントが貰える楽天銀行がおすすめです。米ドル円買いポジション追加今月の1万円積立分で作成したポジションがこちらです。レバレッジ約2倍の買い付けで米ドル円買いポジション200通貨です。成行注文で、109.704円で約定しています。このFX積立では、毎月の買いポジションはを作る際に「レバレッジを決めて実行しています。毎月の買い数量目安レバレッジ0倍:1万円積立のみで買いポジション作らない。レバレッジ1倍:米ドル円買いポジション100通貨レバレッジ2倍:米ドル円買いポジション200通貨(内連続注文100通貨レバレッジ3倍:米ドル円買いポジション300通貨(内連続注文100通貨)レバレッジ4倍:米ドル円買いポジション400通貨(内連続注文200通貨)レバレッジの決定は、積立時点の米ドル円状況で決めています。米ドル円が高値圏にあればレバレッジを低目にする。米ドル円が安値圏にあればレバレッジを高めにする。2019年12月現在、この数ヶ月米ドル円はジワジワと上昇してきています。まだ109円台ですので、高値圏というほどではないものの、ここから下落転換するかもしれないともみています。先月までは、レバレッジ4倍(通常注文300通貨+連続注文100通貨)という強気で買っていたのですが、今月も同様に買うのはちょっと控えたいと感じています。そこで、レバレッジ2倍と低目にして売買数量を200通貨にしたという次第です。今月は、前月は設定した新規の連続注文も設定しません。これによって、全体の保有ポジションはこんな感じになっています。FX積立 2019年12月の保有ポジション2019年12月2日 口座状況項目金額積立合計160,000円口座資金161,421円含み損益2,940円運用資産合計(含み損益込)164,361円table.tbl_jjbe{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_jjbe{width:100%;}table.tbl_jjbe td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_jjbe th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_jjbe,table.tbl_jjbe td,table.tbl_jjbe th{border:solid 1px #C0C0C0;}米ドル円の保有ポジションは1700通貨まで増加しています。運用資産もスワップポイント+米ドル円値上がり益の両方が貢献して増加中です。画像でスワップポイントが55.74円しかないのをみて、「あれ、数ヶ月続けている割には少ない」と思った方もいるかもしれません。スワップポイントはたまに「スワップポイント振替機能」でポジション含み益⇒口座資金に反映という操作をしているからです。参考:スワップポイント振替機能この記事はヒロセ通商のスワップポイント振替機能についてのものですが、マネーパートナーズFXでも同様のことができます。別にやらなくてもいいんです。でも、たまにやると「軽いストレス発散」になるんです。FX積立は、長い期間をかけて資産を作っていく運用です。毎月やることも少ないし、利益確定もじっくり利益を貯まってからが良いのです。その間、何もしないというのもつまらないところもあります。スワップポイント振替機能で、口座残高に反映されると、その年の「利益」になります。少額ですが、「増えているんだ」と実感できる瞬間でもあるのです。余談ですが、パートナーズFXnanoの米ドル円買いスワップポイント自体はまあまあの水準にあります。12月2日発表文で、1万通貨で48円です。1700通貨の保有ですので、48円×0.17=8.16円となり、1日換算で8.16円という僅かな金額です。でも、1年も貯め続けると8.16円×365日=約2978円となり、運用資金約16万円に対して1.86%の利回りに相当します。月1万円積立は、最初のうちの利益金自体は僅かです。でも、続けていけば段々と大きなものになっていきます。レバレッジを意識していけば、破綻リスクも相当少なくなります。5年後・10年後を目標に、手堅く資産つくりをしていくのであれば、このFX積立はおすすめできます。これからもコツコツとやっていきます。使っているのは、100通貨売買+連続注文の使えるマネーパートーナーズFXnano口座です。覇国積立 FX積立編 主要ページ覇国積立 ドルコスト平均法積立での資産つくり1万円FX積立 運用状況月1万円FX積立 毎月の入金から連続注文設定までの流れを解説月1万円積立 20年後の資産額 1億円作るのに必要な利回りは●●%サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
29日のドル円相場ときょうのひとこと(12/2 月) ブログ

29日のドル円相場ときょうのひとこと(12/2 月)

  -------------11/29ドル円相場------------------------- 欧州市場でドル買いが強まると、薄商いの中、109.668まで上伸して半年ぶり高値を示現。ただ、NY市場ではポジション調整のドル売りに押されて109.397まで反落した。大きな材料はなく月末フロー中心の動き。 OP109.510 HI109.668  LO109.397 CL109.462 -----------11/29主な出来事-------------------------- 08:30 日本10月失業率 2.4% 前回2.4% 予想2.4% 08:50 日本10月鉱工業生産・速報値(前月比)-4.2% 前回+1.7% 予想-2.1%  16:00 ドイツ10月小売売上高指数(前月比)-1.9% 前回+0.1%(0.0%) 予想+0.2%  16:45 フランス11月消費者物価指数(前年同月比) +1.0% 前回+0.8% 予想+1.0%  16:45 フランス7-9月期GDP・改定値(前期比) +0.3% 前回+0.3% 予想+0.3% 17:55 ドイツ11月失業者数(前月比)-1.6万人 前回+0.6万人(0.5万人) 予想+0.5万人 17:55 ドイツ11月失業率5.0% 前回5.0% 予想5.0% 19:00 ユーロ10月失業率 7.5%前回7.5%(7.6%) 予想7.5% 19:00 ユーロ11月消費者物価指数(HICP)・速報値(前年比)+1.0% 前回+0.7% 予想+0.9%  22:30 カナダ7-9月期GDP(前期比年率) +1.3% 前回+3.7%(3.5%) 予想+1.2%  --------11/29株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23293.91▼115.23豪ASX  6845.996 ▼18.002上海総合 2871.981 ▼17.712英FT   7346.53▼69.90独DAX  13236.38▼9.20NYダウ 28051.41▼112.59 日10年債利回り -0.0730%△0.0090豪10年債利回り 1.034%△0.035英10年債利回り 0.697%△0.021独10年債利回り -0.360%△0.001米02年債利回り 1.6119%▼0.0140米10年債利回り 1.7758%△0.0103 NY原油 55.17 ▼2.94NY金  1472.70△11.90 ------------12/2注目材料---------------------------- <国内>特になし <海外>09:30  10月豪住宅建設許可件数10:45  11月財新中国製造業PMI16:00  11月トルコ製造業PMI16:00  7-9月期トルコGDP16:00  レーン・フィンランド中銀総裁、講演16:30  10月スイス小売売上高17:30  11月スイスSVME購買部協会景気指数17:50  11月仏製造業PMI改定値17:55  11月独製造業PMI改定値18:00  11月ユーロ圏製造業PMI改定値18:30  11月英製造業PMI改定値23:00  ラガルドECB総裁議会証言23:45  11月米製造業PMI改定値24:00  11月米ISM製造業景気指数24:00  10月米建設支出
 ------------12/2きょうのひとこと--------------------
  1日付けの環球時報によると、中国側は第1段階の米中通商合意の一環として、15日の対中関税発動を延期するだけでなく、既存の関税撤廃を求めているとされ、米国はこれに難色を示している模様です。ドル円が心理的節目の110円を突破するためには、こうした米中通商協議に対する不透明感の払拭が必要となりそうです。

今月もよろしくお願いします。
  
プットプション買い 暴落相場をリスク限定で攻める有効な一手 ブログ

プットプション買い 暴落相場をリスク限定で攻める有効な一手

大きな下げが到来するかもしれないと思いながらも売りポジションをいれるのを躊躇してしまうときってありますよね。そういう時にリスク限定で攻められるのがプットオプション買いです。「下げ相場で利益・上げ相場で損失」というポジションで、「損失限定・利益上限なし」という特長をもっています。これがいかなるものか、どう使っていくのかについて、このページではまとめています。大きな下げ相場では、力を発揮してくれます。プットオプション買い 注文画面の見方プットオプション買いは、下げ相場を深く追いかけていくときに適しています。参考記事:プットオプション買いついての概略 注文画面全体画像プットオプション買い部分拡大画像薄赤色部分で注文を出すと、以下のポジションが発生します。ポジション作成時点の米ドル円値は、108.476円権利行使日:2020年1月8日権利行使価格:108.00円プレミアム :0.786プレミアム代金:0.786×10万通貨=78,600円損益分岐点:108.00ー0.786=107.214「買い」ですので、ポジションを作成したときにプレミアム代金を払います。この場合、ポジション作成時に78,600円支払です。このポジションを元に、プットオプション買いの全体像をみていきましょうプットオプション買いの全体像このポジションの主なポイントを列挙して、そのあとで説明という流れでまいります。「買い」なので「損失限定・利益限定なし」となる。米ドル円下落なら利益・上昇なら損失となるポジション必要となる資金は、プレミアム代金78,600円のみ(この金額が最大損失)満期日に108.00円以下であれば決済(清算)時に利益仕掛け時のプレミアム支払による損失+決済時の利益と合計して最終損益確定損益分岐点の107.214円よりも下落すれば最終損失確定プットオプション買いは、「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。「下げれば利益・上がれば損失」となるため、FXポジションの「米ドル円売りポジション」と利害を同じくするポジションです。この売買に必要となる資金は、ポジション作成時に払うプレミアム代金78,600円のみです。本来米ドル円10万通貨売りポジションは、必要証拠金だけで40~50万円必要です。値動きを考慮すれば100~300万円くらいは資金を用意して売買に挑むことが多いです。それが、ポジション作成後の最悪のケースを想定したとしても、78,600円で十分なのです。なぜなら、相場が大きく動いてもこれ以上の損失はでないからです。一方、大きく下げたときの利益は限定されていません。今回のケースでは、権利行使価格が108円のプットオプションですので、満期日(権利行使日)に108円よりも下がるとその分だけ利益になります。ただ、最初に支払っているプレミアム代金を回収しないと利益にならないので、最終利益になるかどうかの計算式はこんな感じになります。最終損益計算式=プレミアム支払+満期日のプレミアム受取最終的に利益になるかどうかは、最初に払ったプレミアム支払分も合算して最終損益を計算します。最終損益がプラスとなるラインが損益分岐点で、このポジションでは107.214円となっています。以上の状況から、特長をまとめておきましょう。プットオプション買い 損益の特長利益が出るまでは、相応の値動きが必要になる。ただし、損失はプレミアム代金に限定される大きく下落すれば利益が大きく取れる。変動幅が大きい下げ相場に向くポジションポジションを作ったときの米ドル円値が108.476円です。最終的に利益となる損益分岐点が107.214円ですので、利益が出るまで1.262円動かないといけないことになります。結構な値動きですよね。仕掛け方にもよるのですが、「プットオプション買い」では利益となるまでに相応の値動きが必要になることが多いです。損失が限定されているのは、大きなメリットです。大きな損失を出さずに攻めていけます。下げ幅が大きくなれば利益は大きくなるので、変動幅が大きい下げ相場に向くポジションといえます。利益が大きく出るパターン大きく下がると、どれくらいの利益が出るのか試算してみましょう。今回のポジションで満期日に米ドル円が95円まで落ちたと仮定した場合の損益計算です。米ドル円95円時の収支計算ポジション作成時のプレミアム支払 78,600円下落幅:権利行使価格108.00円ー95円=13.000円満期日の受取額:13.476円×10万通貨=1,300,000円最終損益:1,300,000円ー78,600円=1,221,400円大きく下げれば、FXポジション並みの利益になります。上げ相場となれば損失になってしまいますが、それでも最大損失は78,600円で済みます。暴落相場などで、プットオプション買いを仕掛けられたら最高ですよね。この計算式は、行使方法を「キャッシュ」にした場合の利益額です。FXオプションでは、行使方法が2種類あることは先日書かせていただきました。参考記事:「スポット」「キャッシュ」の違い 行使方法を「スポット」にしておくと、含み益を抱えたままFXポジションに変換されます。満期日以降も攻め続けることも可能当然のことではありますが、満期日が都合よく大底になることはまずありません。下げの勢いが強いと感じているのであれば、満期日以降もFXの売りポジションで攻め続けるという戦略も有効です。先程の満期日95円の収支計算をしましたが、そのまま含み益付き米ドル円売りポジションとして更に下値を追いかけることもFXオプションでは可能になっています。満期日以降もFX売りポジションで追いかけるつもりであれば、プットオプション買いポジションの行使方法を「スポット」としておきます。2019年12月現在のサクソバンク証券ルールではポジション作成時点の行使方法は「スポット」とされています。行使方法の変更は、権利行使日の前日までであればいつでも何度でもできます。ちなみに、満期日時点では「キャッシュ」でも「スポット」でも損益額に有利不利はありません。「スポット」は、含み益のままFXポジションに引き継ぐ。「キャッシュ」は、利益発生になる。「その時点で利益になるかどうか」「FXポジションになるかどうか」が違います。「FXオプションからのスワップ投資」での使い方この運用法での、「プットオプション買い」活用方針です。下げ相場の兆しを狙っていく。プットオプション買いは単独で使うプットオプション買いは、利益を出しにくいところがあるので、無暗には使いません。狙うのは、「大きな下げ相場の兆しがでたとき」です。テクニカル指標などで、大きな下げ相場が到来しそうなときにプットオプションを仕掛けるルールとしています。このポジションは、FXの買いポジション保有数量は気にせずに使っていきます。コールオプション売りなどは、「FX買いポジション保有の範囲内」で使うのですが、プットオプション買いは考慮しないでいくということです。この辺は、この連載の「売買ルール編」でご説明していきます。
米ドル/円は112 .41円への道筋がついた! 200日線乗せ達成で株高・円安傾向鮮明に ブログ

米ドル/円は112 .41円への道筋がついた! 200日線乗せ達成で株高・円安傾向鮮明に

■NYダウの3万ドル乗せが現実的なターゲットに! 米中合意の結果を待つ、静かな市況が続いているが、米国株は「静かに」市場最高値を再更新、米ドル/円も「静かに」200日移動平均線(200日線)に乗せてきた。

【参考記事:FX初心者のための基礎知識入門】

●移動平均線は、テクニカル指標の超定番。SMA・WMA・EMAの違いは…?

NYダウ 日足(出所:TradingView)

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

 前回のコラムで指摘した2つの条件のうち、1つがまずクリアされたことで、メインシナリオは一層鮮明になってきた。

【参考記事】

●「相場が間違っている」という論調は危険!カギは米ドル/円と200日線の関係にあり(2019年11月29日、陳満咲杜)

 来年(2020年)に向けて、株高・円安のトレンドは、目先なおその途上にあるというメインシナリオは不変、NYダウの3万ドル乗せが現実的なターゲットとなってきた。

 いつものように、専門家の論調や市場センチメントは市況に合わせて変化するものなので、出そろったウォール街大手による来年(2020年)の予測の大半も、株高の継続に傾いてきた。

■トレンドに乗れていなかった機関投資家がこれから参入? ウォール街の面々は、ここ数年、ずっと米国株バブルの可能性を指摘してきた。急落するたびに、「今回こそ暴落」とか、「リーマン級の調整」などと警鐘を鳴らしていた。ゆえに、株高が続いているにもかかわらず、機関投資家の多くは、過去の平均と比べると現金比率が高めで、トレンドに乗ってこなかったと報道されている。

 だから、今のトレンドは「長く維持されず、早晩崩れる」という見方が圧倒的だったが、現在は一転して、「現金の割合が多いから、これからトレンドを押し上げる余地が大きい」と解釈されている模様だ。

 このように、割と簡単な材料1つでも、解釈によって買いでも売りでも、どっちの根拠にもなりうる。筆者が常に主張してきたように、「材料に関する他人の解釈は、たとえお偉い先生のお話でも距離をおくべきだ」ということの本当の理由は、実にそこにある。

 あえて聞くとするなら、材料に流されずにあえて反対意見を述べる方の話だ。なぜなら、少なくとも風見鶏ではないから、もしかしたら“慧眼持ち”の可能性がある(もちろん単に“曲がり屋”であるリスクも大きいが…)。

 つまるところ、市況に合わせて材料を解釈する話を聞く暇があるなら、相場をもっと張るべきだと思う。

■株高はやっと「正当化」され、為替はこれから「正常化」へ ウォール街の見方に話を戻すが、今はアナリストの大半が「買い余力たっぷり」を根拠に、来年(2020年)米株高継続のシナリオを提示しているようだ。

 S&P500の2020年のターゲットは、クレディ・スイスの10.36%高、ゴールドマン・サックスの9.55%高をはじめ、株高予想が約8割にのぼり、7%以上の上昇率(いずれも現在と比べ)を予想。モルガン・スタンレーやUBSなど少数派(株安予想)でも、マイナス3%超の予想に留まり、来年(2020年)は米国株が調整に向かっても値幅限定という見方だ。

 日本株に関しても同じだ。散々割高と言われる日経平均に関して、最近になって「相場は悲観の中で生まれ」 、「2018年秋→2018年クリスマスへの株価下落は、今年(2019年)の製造業指数悪化を織り込む動きだった 」、「2018年クリスマス→今日(2019年11月)までの株価上昇は、今秋の製造業指数底入れを織り込む動きだった 」と解釈され、そして、本日(11月29日)の日経新聞の報道では、2019年4~9月非製造業の純利益率は最高水準を更新、生産性改善の兆しも濃厚になってきたという。

 要するに、株が上がれば、解釈もあとからついてきて、市場センチメントだけでなく、ファンダメンタルズの材料さえも、あとからついてくるから、相場の真実である「価格が先で材料が後」が再度証明されたわけだ。

 株高がようやく「正当化」された以上、為替市場の「正常化」もこれからだと思う。株高・円安のセットはまだまだこれからなので、米ドル/円の200日線乗せはあくまで最初のサインとみるべきだ。

 11月7日(木)高値109.50円のブレイクもあり、これからやってくる110円の節目打診やブレイクはもはや通過点にすぎず、筆者が繰り返し指摘してきたように、2019年4月高値112.41円へ「全値戻し」への道筋をすでにつけたとみる。

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

 米ドル/円の堅調は、最近の日足におけるサインが鮮明…
0.4銭原則固定が12月2日より登場 豪ドル円スプレッド比較 2019年11月29日 ブログ

0.4銭原則固定が12月2日より登場 豪ドル円スプレッド比較 2019年11月29日

2019年11月29日時点の豪ドル円スプレッド比較です。スワップポイントも併せてみることで、運用スタイル別の取引条件の良いFX業者がわかるようにしています。豪ドル円円 スプレッド・スワップポイント最強5社比較比較した5口座はここです。FXTF MT4DMMFXみんなのFXGMOクリック証券セントラル短資FX今回はこんな感じになりました。FX口座スプレッドスワップ買スワップ売FXTFMT40.5銭原則固定(例外あり)8-60DMMFX0.7銭原則固定(例外あり)16-16みんなのFX0.6銭原則固定(例外あり)16-16GMOクリック証券0.7銭原則固定(例外あり)18-19セントラル短資FX0.5銭原則固定(例外あり)7-22table.tbl_xfha{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_xfha{width:100%;}table.tbl_xfha td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_xfha th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_xfha,table.tbl_xfha td,table.tbl_xfha th{border:solid 1px #C0C0C0;}スワップポイントは11月29日12時時点の公式ページでの公開値です。1万通貨以上の取引レートでの比較です。現在、FXTFMT4口座とセントラル短資FXが0.5銭で最狭スプレッド争いをしています。しかし、この争いも来週以降は新展開をみせそうです。12月2日より0.4銭に縮小宣言FXTFMT4を提供する ゴールデンウェイ・ジャパンが、12月2日より豪ドル円スプレッドを0.4銭に引き下げることを発表しています。理由は「検証の対象となる業者で当社より狭いスプレッドの提供があったことを確認いたしました」ということで、対抗上の措置です。調べたところ、おそらくこの他社はだと思われます。豪ドル円1000通貨までの売買では0.4銭原則固定(例外あり)で提供しています。ただ、SBIFXトレード社は1000通貨以上の取引では0.69~12.80銭です。ゴールデンウェイ・ジャパン社のスプレッド水準の比較方法及び社内検証の概要では、「1クリックで、100 万通貨以上約定できることを前提に提示されたスプレッド」となっています。正直、「ここまで徹底しなくても基準は守られている」ような気がするのですが、一番の座は譲らないというこだわりなのだという気がします。この徹底ぶり、一投資家として頼もしく感じます。スワップポイント獲得もねらう場合ただ、FXTFMT4口座はスワップポイント条件がよくありません。買いポジションでスワップポイント獲得を狙う場合は、他口座の方が有利になります。本日11月29日時点では、GMOクリック証券が「低スプレッド条件」を満たしながらスワップポイントも高い状況になっています。売りで攻める場合下げ傾向が続く豪ドル円、売りで攻めようとお考えの方も多いかもしれません。その場合は、売りスワップポイント負担の少ない口座がおすすめです。今回のマイナススワップポイント負担の少ない口座は、DMMFXとみんなのFXです。スプレッドはDMMFXよりもみんなのFXの方が0.1銭狭いので、みんなのFXに軍配が上がりますね。以上、運用スタイルに合わせた口座選びの参考になれば幸いです。スプレツド比較 関連ページ米ドル円スプレッド・スワップポイント最強5社比較ユーロ円スプレッド+スワップポイント比較英ポンド円スプレッド+スワップポイント比較豪ドル円スプレッド+スワップポイント比較メキシコペソ円スプレッド+スワップポイント比較サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/29 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(11/29 金)

  -------------11/28ドル円相場------------------------- 香港人権法案成立で米中懸念高まるも下押しは109.333まで。その後は米感謝祭のホリデームードが広がりほぼ横ばいのまま取引終了。 OP109.493 HI109.551  LO109.333 CL109.520 -----------11/28主な出来事-------------------------- 08:02  米大統領が香港人権法案に署名 08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)-1552億円 前回+1194億円(1234億円)  09:30 オーストラリア7-9月期民間設備投資(前期比)-0.2% 前回-0.5%(-0.6%) 予想-0.1%  14:10 中国外務省「米国大使を召喚」「香港人権法は中国の内政に強く干渉している」「米国に誤りを正すよう求める」「米中関係を損なうことはやめるべきと主張」 15:45 スイス7-9月期GDP(前期比)+0.4% 前回+0.3% 予想+0.2%  18:00 ユーロ圏10月マネーサプライM3(前年比) +5.6% 前回+5.5%(5.6%) 予想+5.5%  18:30 南アフリカ10月生産者物価指数(前月比)+0.3% 前回+0.2% 予想+0.4%  19:00 ユーロ圏11月消費者信頼感・確定値-7.2 前回-7.2 予想-7.2  22:00 ドイツ11月消費者物価指数・速報値(前月比)-0.8% 前回+0.1% 予想-0.6%  22:00 ドイツ 11月消費者物価指数・速報値(前年比)+1.1% 前回+1.1% 予想+1.3%  22:30 カナダ7-9月期経常収支 -98.6億カナダドル前回-63.8億カナダドル(-67.4億カナダドル) 予想-90.0億カナダドル  --------11/28株式・債券・商品------------------------- 日経平均 23409.14▼28.63豪ASX  6863.998 △13.397上海総合 2889.693▼13.502英FT  7416.43▼13.35独DAX  13245.58▼41.49NYダウ ----- 日10年債利回り -0.0820%△0.0260豪10年債利回り 0.999%▼0.019英10年債利回り 0.676%△0.001独10年債利回り -0.361%△0.010米02年債利回り -----米10年債利回り ----- NY原油 -----NY金  ----- ------------11/29注目材料---------------------------- <国内>08:30  10月完全失業率08:30  11月東京都区部消費者物価指数08:50  10月鉱工業生産速報19:00  外国為替平衡操作の実施状況(介入実績) <海外>米債券・株式短縮取引09:01  11月英Gfk消費者信頼感指数15:00  10月南アフリカマネーサプライM316:00  10月トルコ貿易収支16:00  10月独小売売上高指数16:45  10月仏生産者物価指数16:45  10月仏消費支出16:45  11月仏消費者物価指数速報値16:45  7-9月期仏GDP改定値17:00  11月スイスKOF景気先行指数17:00  デコス・スペイン中銀総裁講演17:30  7-9月期スウェーデンGDP17:55  11月独雇用統計18:00  11月ノルウェー失業率18:30  10月英消費者信用残高18:30  10月英マネーサプライM419:00  10月ユーロ圏失業率19:00  11月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)・速報値21:00  10月南アフリカ貿易収22:30  9月カナダGDP22:30  7-9月期カナダGDP22:30  10月カナダ鉱工業製品価格22:30  10月カナダ原料価格指数25:10  ビルロワ仏中銀総裁講演 ------------11/29きょうのひとこと-------------------- 米国で「香港人権・民主主義法」が成立した事に、中国側は「内政干渉」だと反発。中国は報復を仄めかしているだけに、反応が気になるところですが、市場では「香港問題は通商協議の妨げにならず」との見方が大勢のようです。報復があっても(内容にもよるでしょうが)通商協議の頓挫に繋がらなければ市場が強く反応する事はないのかもしれません。 本日もよろしくお願いします。
「かずね」様・・・米ドル円専門で好成績 個人トレーダーの売買をみんなのシストレ自動売買で無料利用可能 ブログ

「かずね」様・・・米ドル円専門で好成績 個人トレーダーの売買をみんなのシストレ自動売買で無料利用可能

みんなのシストレでは、個人トレーダーの裁量売買も自動売買ストラテジーとして選べるようになっています。みんなのFXで好成績を出している方の売買で自動売買できる、うれしい仕組みです。その中から安定感がありそうなストラテジーを見つけたので紹介させていただきます。個人トレーダー「かずね」様個人トレーダー「かずね」様の1年間の成績です。運用開始が昨年12月26日ですので11カ月ですが、右肩上がりの綺麗な損益グラフですね。途中デコボコはあるものの、堅実に売買をされています。売買成績詳細はこちらです。「かずね」様 売買成績1万通貨で設定した場合の損益は、163,373円です。取引回数1013回・勝率67.65%と、細かい売買で損きりもきっちり行っていることが確認できます。売買通貨は米ドル円のみ。これもいいです。運用通貨を絞り込むことは安定運用の重要ポイントです。流石です。売買比率も「買い」と「売り」が均等くらいのようです。上げ相場でも下げ相場でも攻められるタイプのようです。売買判断の基準も確認してみましょう。「かずね」様 投資方針・投資戦術移動平均線などテクニカル指標で売買判断をされているようです。得意相場は「レンジ相場」と、ご自身の強みをきっちり把握されています。これがはっきりわかっていると、私達が使う場合も稼働・停止の選択がしやすいです。レンジ相場は「かずね」様のストラテジーに任せて、トレンドがでてきてセ一隻が崩れてきたら一旦停止させておくといった使い方ができます。実際の売買記録はこんな感じです。「かずね」様 投資方針・投資戦術毎日コツコツ売買を続けています。画像上の損きりは1回だけですが、勝率67.65%ですので3回に1回くらいは損きりがある感じの売買を続けています。数量欄をみると、1000通貨・2000通貨の数字が並んでいます。「かずね」様本人の売買は、1000通貨・2000通貨単位なんですね。本人は1000通貨・2000通貨なのに、みんなのシストレで1万通貨設定というのも可能です。そうなると、ストラテジーの運用者本人よりも利益がでてしまうなんてことも有り得ますね。個人トレーダーの方針変更に注意ストラテジーで個人トレーダーを選択するときは、提供者の方針変更に注意が必要です。みんなのシストレでストラテジー提供されいている個人トレーダーは、「売買数量を固定する」とか「売買方針を変えてはいけない」ということを強制されている訳ではないからです。プログラムによる自動売買は、そういうことはないんですけどね。なので、1000通貨売買だったのが1万通貨売買に増えることもあります。この変更は、私達自動売買を利用する側(セレクラーと呼ばれています)にも影響があります。いろんな変更パターンがあるので、全部把握はできないのですが、定期的なチェックは必須になります。売買を参考にするだけという使い方も良いかもしれません。私は、まずは「フォローリスト」に入れておき、今後の状況をみながら稼働(セレクト)を検討していくつもりです。みんなのシストレは、面白いストラテジーが沢山あります。10万円から始めるFX自動売買 みんなのシストレ編 関連ページみんなのシストレ 運用関連ページ10万円からはじめるFX自動売買 運用記録ストラテジー研究サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
米ドル/円は8円程度の狭いレンジで越年へ。 保守党、過半数獲得の見通しでポンド上昇 ブログ

米ドル/円は8円程度の狭いレンジで越年へ。 保守党、過半数獲得の見通しでポンド上昇

■今年の米ドル/円は狭いレンジで越年へ… 先週のコラムでは、モルガン・スタンレーの2020年の注目通貨ペアが英ポンド/米ドルやNZドル/米ドルのロングということをご紹介させていただきました。

【参考記事】

●トランプ大統領が吠えて徐々に米ドル安へ… 2020年は総じて米ドル安との見方も!(11月21日、西原宏一)

 では、そこで取り上げられなかった通貨ペアである米ドル/円は来年(2020年)どうなるのか?

 まず、今年(2019年)の米ドル/円を振り返ってみます。

 2019年の米ドル/円は、多くの円安予想とは裏腹に、1月3日(木)のフラッシュ・クラッシュにより、104.87円への暴落からスタート。

【参考記事】

●フラッシュ・クラッシュで米ドル/円が暴落! 株の下落を伴えば、100円割れの可能性も!?(1月7日、西原宏一&大橋ひろこ)

 その後、本邦機関投資家の円売り需要に支えられ、4月に112.40円台まで戻すも、5月のゴールデンウイーク明けの米中貿易戦争の緊張から、再び104.46円まで下落。

 今年(2019年)後半にかけて持ち直し、本稿執筆時点では109円台ミドルで推移しています。結局、8円にも満たない狭いレンジで今年(2019年)を終えそうです。

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

■ファンディング通貨としての地位を失った円 理由はいくつか挙げられますが、ファンディング通貨の筆頭に挙げられていた円が、その地位を失ったことが大きいのではないかとの見方が増えています。

 リーマンショック以前から、低金利といえば「日本円」。

 そのため、ファンディング通貨として円が広範に使われており、安く調達してきた円を売り、他通貨に換えて投資に回すという手法が使われていました。

 いわゆる「円キャリートレード」です。

 そのため、リスクオフ局面になると、一気に円の買い戻しが起きて、米ドル/円、クロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)などが急落するという傾向がありました。

 ところが、今年(2019年)、1月3日(木)のフラッシュ・クラッシュ時は、投機筋がシナリオどおりに円買いをするも、肝心の円キャリートレードによる買い戻しは起きませんでした。

 そのため、一度、円高に振れた後は、じわじわと投機筋の円の売り戻しが起き、結局、元のレベル戻るという傾向が見られました。

米ドル/円 日足(出所:TradingView)

 これは、円に関して重要な変化です。

 ゴルディロックス(居心地がいい状態)時の円は、円キャリートレードにより、他通貨に対して緩やかに円安に推移します。そしてリスクオフ局面、つまり株が急落する局面では、一気に円の買い戻しが起き、円が急騰します。

 しかし、仮に円がキャリートレードにあまり使われないのであれば、リスクオフ局面での円買いも起きません。

 この流れが続くのであれば、テーマを失って方向性を失った米ドル/円は、来年(2020年)も大きな動きは期待できないのかもしれません。

■新たにファンディング通貨になったのは…!? では、円の代わりに何がキャリートレードに使われているのでしょうか?

 ファンディング通貨としての地位を円から奪ったのが、ユーロ。

 欧州の景気悪化により、歴史的な低金利にあるユーロが調達通貨として使われることが多くなっているようです。

 そのため、今年(2019年)のユーロ/米ドルは、大きな反発もなく、緩やかなユーロ安を演じてきました。

ユーロ/米ドル 日足(出所:TradingView)

 これの意味するところは、仮に株の暴落があれば、ユーロの急速な買い戻しが起き、ユーロ/米ドルが急騰することになります。

 逆に、今月(11月)のようにグローバルに株が堅調に推移すれば、ユーロ/米ドルは決して急落はしませんが、緩やかに下落することになります。

 しかし、来年(2020年)、欧州経済は回復して、こうしたユーロのキャリートレードは沈静化。2020年のユーロ/米ドルは、反発するというのが大手米銀の見方のようです。

ユーロ/米ドル 日足(出所:TradingView)

 ただ、年末年始は…