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FX暴落相場攻略中 育成中のAIが105.212円で米ドル円売りポジション仕掛ける 【MAiMATE「マイメイト」 8ヶ月目】 ブログ

FX暴落相場攻略中 育成中のAIが105.212円で米ドル円売りポジション仕掛ける 【MAiMATE「マイメイト」 8ヶ月目】

育成中のAIが、2020年3月の米ドル円暴落相場で、105.212円で米ドル円売りポジション仕掛けています。どうやら、下げの大きな波に乗れたようです。AI育成記録・設定内容育成開始:2019年8月運用通貨:米ドル円テクニカル:移動平均線ニュース:外的要因リスク許容度:リターン重視ちなみに、まだこのAIの売買判断は、私の売買には使っていません。夏には自動売買もできるようになるようですが、もうちょっとしたら裁量トレードの目安としても使えるかもしれません。もうちょっと、じっくりと育成していきます。AIは、毎週の「ほめる・叱る」の育成が大切です。今週の私の育成状況を記事にまとめました。3月6日に米ドル円売りポジション仕掛ける3月6日金曜日に105.212円の売りポジションを仕掛けています。月曜日の急落前の米ドル円売りポジション、金星ですね。この売買記録を遡っていくと、もう一つ気づくことがあります。半年くらい前から「売り中心で仕掛けている」ということです。これは、私が「売りが上手にできた時に誉めていることが多い」せいかもしれません。誉められると、「また誉めてもらうために同じことをする」という子供の心理ですね。売り中心ではあるものの、損きりも上手です。大きく損失が膨らむ前に、しっかりと見切っています。なかなか上手です。いずれ、「米ドル円売りのエキスパート」として活躍してくれるかもしれません。子供の将来を夢見る親のような気持ちでやっています。今週のAI育成毎週でもないのですが、定期的に売買記録を振り返りながら「ほめる」「叱る」の育成をしています。この「Educate」をクリックするとここ1週間の売買記録が表示されます。3月6日の「105.212円の米ドル円売り」に「ほめる」を示すマークがついています。でも、ちょっと悩んだんです。3月2日の売買見送り判断3月3日の決済3月4日の新規売り3月5日の決済他の売買いずれも見事なんですよね。どれも「ほめる」をつけたい売買です。でも、「ほめる」のは週に1回の売買のみです。ひとしきり悩んで、3月6日の米ドル円新規売りに決めました。この売買を見る限り、「米ドル円売り」に関しては、もう私よりも上手です。良い相棒に育ってくれそうです。2020年夏くらいにはAIによる自動売買も可能になる予定のようですので、楽しみにしています。サービス使うのに必要なのは、インヴァスト証券の口座だけです。
豪ドル円にて実際に10倍以上になったFXオプション事例 【13.26倍】 ブログ

豪ドル円にて実際に10倍以上になったFXオプション事例 【13.26倍】

FXオプションは、10倍・20倍になることもある魅力的な金融商品でも、実際に10倍以上になったという話はあまり聞いたことがありません。今回、実際に10倍以上で決済できたポジションが発生したので記事として報告させていただきます。1月30日 仕掛けた時の状況今回仕掛けたのは、豪ドル円のプットオプション買いです。この画像は、仕掛けた当時の約定画面です。これは1月30日に仕掛けたものです。参考記事:豪ドル円110万通貨売りポジションの思惑 2020年1月30日もしも、豪ドル円が70円割れをするような時期がきたら活躍してくれるポジションとして投下しました。当時の豪ドル円は73円台で、「70円割れはないだろう」と思われていた時期です。プットオプション買いのプレミアムは0.232で50万通貨ですので、プレミアム代金116,000円で作成しています。プットオプション買いは「下げ相場で利益・上げ相場で損失」で「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。70円割れになる可能性は薄かったものの、最大損失は116,000円で済むという、比較的気楽なポジションでもありました。実際のところ、そのあと75円台まで上昇したこともあり、このプットオプション買いポジションは「利益は絶望的」な状況がつづいたのです。それが、先週位より70円割れとなる日がでてきて、本日決済しています。3月9日 全ポジション決済FXオプションの決済約定画面です。決済値が3.078で受取代金が1,539,000円です。今回のポジション仕掛け⇒決済データ豪ドル円73.60円⇒67.20円前後プレミアムレート:0.232⇒3.078実際のプレミアム代金:116,000円⇒1,539,000円仕掛けから決済まで、豪ドル円の値動きは約6.4円でした。ここのところの豪ドル円下げにより、プレミアムレートが0.232⇒3.078に値上がりしています。それを50万通貨保有していたので、116,000円⇒1,539,000円となりました。値上がり率を計算すると、1,539,000÷116,000=13.26倍となるんです。実は、本日の朝まではもう少し保有しようと思っていたんです。でも、午前中の値動きをみたときに64円まで大きく下げて、そのあと数円戻ってきたのをみて決済を決めました。今日の形は、強制ロスカットを巻き込んで勢いづき、実体以上に下落した時によくあるパターンです。こういう時は当面の底になることが多いので、決済するには良いタイミングと判断しました。備えておいて良かった10倍になったのもうれしいのですが、それ以上に感じていることがあります。それは・・・下げ相場に備えてプットオプション買いを入れておいてよかったです。・・・ということです。73円台に作ったポジションでしたので、当時としてはこのプレミアム代金116,000円は捨て銭に近いものでした。豪ドル円が70円台で推移していれば、全額没収となる予定だったお金です。こういう備えって、大切ですね。豪ドル円はまだ下げるかもしれません。新型コロナウイルスによる株価・為替相場の崩れはまだまだ続きそうです。まだ下値がありそうだという気持ちもあるのですが、今回はこの辺で豪ドル円オプションポジションをゼロにしておきます。これからも、この方法は時折使っていきます。今後も、状況に合わせて「FX+FXオプション」で攻めてまいります。FXオプションはサクソバンク証券を使っています。この運用法の考え方は、亀千人投資術を基本としています。亀仙人投資術+場帖・グラフ 詳細説明豪ドル円 裁量トレード 関連ページ豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページFX初心者向けミドルリスク運用法豪ドル円手書きグラフ豪ドル円 売買状況ライブスター証券タイアップレポート亀仙人投資術NEO 詳細説明サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
6日のドル円相場ときょうのひとこと(3/9 月) ブログ

6日のドル円相場ときょうのひとこと(3/9 月)

-------------3/6ドル円相場------------------------- 新型コロナウイルスを巡る懸念から一時105円割れ。米雇用統計は良好もドル買いの動きは限定的でクローズは105.355。 OP106.120 HI106.343 LO104.993 CL105.355   -----------3/6主な出来事--------------------------- 09:30 オーストラリア 1月小売売上高(前月比) -0.3% 前回-0.5%(-0.7%) 予想0.0%  16:00 ドイツ1月製造業新規受注(前月比) +5.5% 前回-2.1% 予想+1.4%  22:30 カナダ2月新規雇用者数 +3.03万人 +3.45万人 予想+1.00万人 前回22:30 カナダ2月失業率 5.6% 5.5% 予想5.6%  22:30 カナダ1月貿易収支 -14.7億カナダドル 前回-3.7億カナダドル(-7.3億カナダドル) 予想-8.3億カナダドル  22:30 アメリカ1月貿易収支 -453億ドル 前回-489億ドル(-486億ドル) 予想-461億ドル  22:30 アメリカ2月非農業部門雇用者数変化 +27.3万人前回+22.5万人(27.3万人) 予想+17.5万人 アメリカ2月失業率 3.5% 前回3.6% 予想3.6% アメリカ2月平均時給(前月比)+0.3% 前回+0.2% 予想+0.3% アメリカ2月平均時給(前年比)+3.0% 前回+3.1% 予想+3.0%  24:00 アメリカ1月卸売在庫(前月比)-0.4% 前回-0.2% 予想-0.2%  --------3/6株式・債券・商品------------------------- 日経平均 20749.75▼579.37豪ASX  6216.211▼179.524上海総合 3034.511 ▼37.166英FT  6462.55▼242.88独DAX  11541.87▼402.85NYダウ 25864.78▼256.50 日10年債利回り -0.1210%▼0.0090豪10年債利回り 0.675%▼0.105英10年債利回り 0.236%▼0.095独10年債利回り -0.710%▼0.024米02年債利回り 0.5062%▼0.0911米10年債利回り 0.7623%▼0.1497 NY原油 41.28 ▼4.62NY金 1672.40△4.40 ------------3/9注目材料---------------------------- <国内>08:50  1月国際収支速報(経常収支/貿易収支)08:50  10-12月期GDP・改定値14:00  2月景気ウオッチャー調査14:01  黒田日銀総裁参院予算委出席 <海外>15:45  2月スイス失業率16:00  1月独貿易収支/経常収支16:00  1月独鉱工業生産21:00  2月メキシコ消費者物価指数21:15  2月カナダ住宅着工件数21:30  1月カナダ住宅建設許可件数 ------------3/9きょうのひとこと-------------------- OPECプラス会合(6日)で、サウジはロシアに減産を迫りましたが、ロシアがこれを拒否。逆に追い込まれたサウジは一転して増産!を発表。原油価格は今朝方あっというまに3割近く暴落しました。原油安には良い面も多いのですが、さすがにこれほどの暴落になると話は別です。世界のエネルギー企業への打撃、特に高利回り債券で資金調達を行っているシェールオイル企業などは大ピンチとなります。高利回り債券から逃げ出した資金は米国債に向かうため、米長期金利の低下を加速させています。  本日もよろしくお願いいたします。  
大きな変動相場を取るストラドル買い戦略 短期と長期 使い分けのポイント ブログ

大きな変動相場を取るストラドル買い戦略 短期と長期 使い分けのポイント

上げても下げても良い、大きく動けば利益になる。このストラドル買い戦略は、FXオプションならではの仕掛け方です。今回は、ストラドル戦略を短期で使う場合と長期で使う場合の使い分けのポイントをまとめました。上げでも下げでも良いから大きく動けば利益「上げでも下げでもよい。大きく動けば利益になる」FXオプションにはこういう攻め方もあります。「ストラドルの買い戦略」と呼ばれているやり方です。参考記事:ストラドルの買い 一見とても魅力的なFXオプション戦略の落とし穴2020年3月2日現在、大きく動く為替相場にピッタリの戦略かもしれません。ストラドルの買いは、2つの買いを一緒に仕掛けて行います。ストラドルの買いで作るポジションコールオプション買いプットオプション買い2つとも「買い」ですので、「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。ポジションを仕掛けた時に支払うプレミアム代金が最大損失になります。一定値幅以上の大きな動きになれば、あとは利益が増えていくだけです。リスク限定で大きく狙う時に有効な戦略です。こう書くと「とっても魅力的な戦略」に聞こえるかもしれません。実際に魅力的な戦略です。当然ながら、抑えておくべきリスクもあります。現実のレートをもとに、ストラドル戦略を使う上で抑えておくべきポイントや有利不利をまとめてみましたので、ご覧ください。調度良い具合に、2019年3月はストラドル戦略をしかけたくなるようなボラティリティの高い荒れ相場となっています。ケース1:長期のストラドル買い戦略権利行使期日4月8日の米ドル円プレミアムです。ストラドル買い戦略を仕掛ける期間としては長期の部類に入るかなと思います。この画像時点の状況月日:3月2日 7時30分頃米ドル円値 107.73円ここで現在値に一番近い権利行使価格107.50円の2つのオプションを買います。権利行使価格107.50円で買いコールオプション買い プレミアム1.338プットオプション買い プレミアム1.311プレミアム合計:1.338+1.331=2.649この仕掛けの大きなポイントの一つは「必要資金少な目で仕掛けられること」です。ポイント1:必要資金はFXの数分の1ストラドル買い戦略は、「買い」ですので、ポジションを仕掛けたときに2.649のプレミアム代金を支払います。1万通貨で26,490円10万通貨で264,900円この代金が「損失上限」です。このポジションで、これ以上の損失を出すことはありません。そして、必要資金も損失上限もこの金額で済みます。FXであれば米ドル円買いポジションを10万通貨保有するには、必要証拠金だけで44万円ほど必要になります。短期売買でレバレッジ10倍くらいで売買するとしても、10万通貨売買となれば口座には100万円くらいは入金しているものです。それは、このケース1では、264,900円で済んでしまいます。次に抑えるべきポイントは「利益が出る地点=損益分岐点」です。ポイント2:損益分岐点プレミアム合計2.649はFXのスプレッド換算で2.649円に相当します。このストラドル買いの仕掛けは、相場が権利行使価格107.50円から2.649円以上動けば利益になります。あとは、権利行使期日4月8日までに米ドル円相場が2.649円以上動くのを待つばかりです。107.50円から上下2.649ですので、上げ相場・下げ相場それぞれ以下の値が利益の出る目安です。ケース1の損益分岐点上げ相場:107.50+2.649=110.149円下げ相場:107.50-2.649=104.851円利益が出るようになる値幅滞は「104.851円よりも下がるか、110.149円よりも上昇する」のどちらかです。大きく動きそうな局面ですが、利益が出るところまで動くかどうかはなかなか微妙な感じでもありますね。今回の3月2日時点は。いつもよりもプレミアムが高くなっているので利益が出るようになる値幅滞も広目になっています。これは、ボラティリティが高水準になっていることが影響しています。ここのところの新型コロナウイルス騒動でボラティリティは、ここ数年で最高水準になっています。ストラドル買いで利益を出しやすいかどうかは、ボラティリティも大きく関係してきます。利益が出るまでの値幅をもっと狭くすることもできます。それは「期日をもっと近くする」ことで可能となります。ケース2で権利行使期日をもっと短期にした場合を考察してみましょう。ケース2:短期のストラドル買い戦略この画像は、権利行使期日3月11日のプレミアムです。ここで先程同様に現在値に一番近い権利行使価格107.50円の2つのオプションを買います。権利行使価格107.50円で買いコールオプション買い プレミアム0.935プットオプション買い プレミアム0.774プレミアム合計:0.935+0.774=1.7090プレミアム合計1.7090はFXのスプレッド換算で1.7090円に相当します。このストラドル買いの仕掛けは、相場が権利行使価格107.50円から1.7090円以上動けば利益になります。ポジションを仕掛けたときに、このプレミアム代金を支払います。1万通貨で17,090円10万通貨で170,900円この代金が「損失上限」です。必要資金も損失上限もこの金額で済みます。この流れは、ケース1と全く同じです。107.50円から上下1.7090円ですので、上げ相場・下げ相場それぞれ以下の値が利益の出る目安です。ケース2の損益分岐点上げ相場:107.50+1.7090=109.209円下げ相場:107.50-1.7090=105.791円利益が出るのは「105.791円よりも下がるか、109.209よりも上昇する」時になります。ケース2の方が利益が出るまでの値幅は2円近く狭くできます。だからといってケース2が有利とは言い切れません。ケース1とケース2 どちらが有利か2つのケースを比較してみましょう。この画像時点の状況月日:3月2日 7時30分頃米ドル円値 107.73円権利行使日ケース1:4月8日ケース2:3月11日利益の出る値ケース1:104.851円未満または110.149円超ケース2:105.791円未満または109.209円超どちらが利益を出しやすいでしょうね。1週間くらいで大きく動きそうであればケース2の方が良いかもしれません。例えば、今週の雇用統計のように重要指標発表があるときなどです。短期変動が見込めるときには、ケース2が良さそうです。ただ、3月2日時点で3月11日権利行使期日ということは9日間、土日を除けば為替売買ができる日は7日間しかありません。7日間で2円近い値動きは、値動きが激しいとはいっても、ちょっと厳しい局面の方が多いです。この記事を追記しているのが3月9日で、米ドル円現在値は103円後半です。現実レートでは、このストラドル買い戦略がうまくいきそうな値動きでした。ただ、いつもこううまくいくかはわからないです。変動要因が長引きそうなときは、ケース1の少し長目の方が利益にできる可能性は高まります。 状況を見ながら、短期で攻めるか長期で攻めるかの使い分けをしていく必要がありますね。
金融市場における恐怖のピークは過ぎた? ドル/円は下がっても週足終値105円前後まで ブログ

金融市場における恐怖のピークは過ぎた? ドル/円は下がっても週足終値105円前後まで

■NYダウは切り返し、最悪な事態を織り込んだとみる トイレットペーパー買い占め騒動が続くなか、米国株は変動率を極端に拡大させながらも切り返しを果たし、前回コラムのタイトルのとおり、最悪な事態を織り込んだ、という見方が一段と証左されたと思う。

【参考記事】

●NYダウ暴落! 最悪の事態は織り込んだか。トイレットペーパー買い占めより安値を拾え!(2020年2月28日、陳満咲杜)

 もっとも、3月2日(月)のNYダウは1293.96ドルという過去最大の上昇幅を記録、2月27日(木)の1190.95ドルの過去最大下落幅の「汚名」を返上した。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 そして3月3日(火)にFRB(米連邦準備制度理事会)の緊急利下げがあっても上昇できず、反落したことで利下げショック云々と言われたが、翌日の4日(水)はまた切り返し、過度な悲観論をいったん退けたように見えた。

 しかし、昨日(3月5日)の反落もあって現状では悲観論の方がなお主流であり、リーマンショックの再来を危惧する声が大勢を占め、目先、米ドル/円の106円の節目割れもあって、マーケット心理が極端に悲観的になっていることも確かだ。

米ドル/円 日足 

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)

■サブプライム問題がリーマンショックを引き起こしたように… かなり手遅れとなったが、日本政府はやっと中韓などの国からの入国制限や強制隔離の政策を打ち出し、そのことが目先、マーケットの心理を一段と悪化させた可能性もある。状況の一段悪化も当然視されるだろう。

 そもそもFRBの緊急かつ大幅な利下げ自体、大きなサインとして警戒される節がある。

 緊急利下げは2008年以来と久々のことであり、事態の一段悪化が避けられないからFRBはあわてたのだろう、と多くの市場関係者がFRBの判断と行動を逆にリスクのサインと受け止めてしまった。そのため、利下げがあっても、株売りに走ったわけだ。

 無理もない、前例に照らして考えると、0.5%の緊急利下げがあった場合、その後も利下げが続き、まだ利下げが続くわけなので、状況の一段悪化を伴った過去の記憶が蘇る。

 2007年のサブプライム問題が2008年のリーマンショックを引き起こしたように、今回のコロナショックでより大規模かつ深刻なショックを引き起こしてしまう、いった連想は、どちらかというと目先ごく普通に正しいと思われる考え方である。

 とはいえ、マーケットにおける主流の考え方が正しいとは限らない上、往々にして広く受けいれられる考え方ほど、その後、裏切られるから、筆者は現時点では前回のコラムで述べた見方を維持する。

【参考記事】

●NYダウ暴落! 最悪の事態は織り込んだか。トイレットペーパー買い占めより安値を拾え!(2020年2月28日、陳満咲杜)

 コロナウイルスの世界的な蔓延は、なお進行中である目下において…
【2020年3月6日】豪ドル円手書きグラフからの見通し ブログ

【2020年3月6日】豪ドル円手書きグラフからの見通し

豪ドル円が70円台を割れてきています。毎日描いている手書きグラフをもとに今後の豪ドル円見通しについてまとめました。豪ドル円 今週みていたポイント3月6日朝まで記入済みの豪ドル円手書きグラフです。これは、大きな流れをみるために記入しています。ここ数日は、「豪ドル円の戻りがどれくらいになるか」を見ていました。今回のように大きく下げた後は、それなりの反動高があるのが普通です。その戻り方は、次の流れを見るうえで大切なポイントになります。ここ数日みていた豪ドル円ポイント戻り大きく強ければ買い転換に方針変更の可能性あり戻り弱いままであれば売り方針継続見ていたのですが、弱いままでした。戻らないですね。私としては「売り方針継続」です。その方針に従い、新規売りポジションを入れています。豪ドル円 新規ポジション10万通貨の新規ポジションをくりっく365口座にて作成しています。弱いと判断したらもうちょっと売る予定だったのですが、下げ始めるのが早過ぎました。こういうときに下げ相場を追いかけて売り乗せは避けるようにしています。売値が安値になるので、あとあと不利なポジションになりやすいからです。70円割れ以降は、1月31日に仕掛けた「豪ドル円プットオプション買い50万通貨」に本格的に利益が乗り出します。参考記事:豪ドル円110万通貨売りポジションの思惑 2020年1月30日プットオプション買いは、「下げ相場で利益・上げ相場で損失」で「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。FXでの豪ドル円売りポジションで発生する日々のマイナススワップポイントもありません。プットオプション買いは、下げ相場を含み損の心配せずに追いかけるのに向いています。今後豪ドル円が70円を大きく割れていくようであれば、大きく利益を出してくれる可能性もあります。でも、こういうのは期待しすぎるとうまくいかないんですよね。いつも通りの場帳・グラフ記入をしながら、利益が乗ることを祈ることにします。亀仙人投資術+場帖・グラフ 詳細説明豪ドル円 裁量トレード 関連ページ豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページFX初心者向けミドルリスク運用法豪ドル円手書きグラフ豪ドル円 売買状況ライブスター証券タイアップレポート亀仙人投資術NEO 詳細説明サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/6 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(3/6 金)

  -------------3/5ドル円相場------------------------- 107.736まで小幅高で推移していたが、カリフォルニア州緊急事態宣言でリスクオフに傾き反落。欧州株安、米株安で米債高(金利低下)が加速する中、NY市場終盤には昨年9月以来の105.951まで下値を拡大した。 OP107.523 HI107.736 LO105.951 CL106.140   -----------3/5主な出来事--------------------------- 08:50 日本前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) -4897億円前回6587億円(6563億円)  米カリフォルニア州知事、コロナウイルス巡り「緊急事態宣言」 09:30 オーストラリア 1月貿易収支 +52.10億豪ドル 前回+52.23億豪ドル(53.76億豪ドル) 予想+48.00億豪ドル  21:30 アメリカ2月チャレンジャー人員削減数(前年比) -26.3% 前回+27.8%  21:31 バルニエEU首席交渉官(英国との初会合後の会見)「いくつかの分野で大きな意見の不一致があった」 22:30 アメリカ10-12月期非農業部門労働生産性・改定値(前期比) +1.2% 前回+1.4% 予想+1.4%  22:30 アメリカ新規失業保険申請件数 21.6万件 前回21.9万件 予想21.5万件  24:00 アメリカ1月製造業新規受注(前月比)-0.5% 前回+1.8%(1.9%) 予想-0.1%  --------3/5株式・債券・商品------------------------- 日経平均 21329.12△229.06豪ASX  6395.735△70.360上海総合 3071.677△60.011英FT   6705.43▼110.16独DAX  11944.72▼182.97NYダウ 26121.28▼969.58 日10年債利回り -0.1120%△0.0140豪10年債利回り 0.780%△0.061英10年債利回り 0.331%▼0.038独10年債利回り -0.686%▼0.048米02年債利回り 0.5973%▼0.0953米10年債利回り 0.9120%▼0.1402 NY原油 45.90▼0.88NY金 1668.00△25.00 ------------3/6注目材料---------------------------- <国内>08:30  1月家計調査(消費支出)14:00  1月景気動向指数速報値 <海外>08:30  カプラン米ダラス連銀総裁、講演09:30  1月豪小売売上高10:00  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁、講演10:45  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、講演16:00  1月独製造業新規受注16:45  1月仏貿易収支16:45  1月仏経常収支22:00  2月ロシア消費者物価指数・速報値22:30  2月カナダ新規雇用者数22:30  2月カナダ失業率22:30  1月カナダ貿易収支22:30  1月米貿易収支22:30  2月米非農業部門雇用者数22:30  2月米失業率22:30  2月米平均時給23:20  エバンズ米シカゴ連銀総裁、メスター米クリーブランド連銀総裁、講演24:00  2月カナダIvey購買部協会景気指数24:00  1月米卸売在庫25:20  ブラード米セントルイス連銀総裁、講演28:00  ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ローゼングレン米ボストン連銀総裁、講演29:00  1月米消費者信用残高29:30  ジョージ米カンザスシティー連銀総裁、講演 ------------3/6きょうのひとこと-------------------- ドル円は105円台へ下落。つい2週間前の2/20には112円台に上昇しましたが、その反動が急激に出ているようです。コロナ=日本リスクで投機筋のポジションは円売り持ちに傾いていたところ、コロナ=世界経済のリスクとなってしまい円売りを解消せざるを得なくなったと見られます。今夜発表される3月3日時点のIMMデータで、どれくらい円売りポジションが解消されたか(どれくらい潜在的な円買いポジションが残っているか)要確認です。 本日もよろしくお願いいたします。  
【2020年3月】ガソリンー灯油ー原油サヤ取り 運用資金100万円で練習売買開始 ブログ

【2020年3月】ガソリンー灯油ー原油サヤ取り 運用資金100万円で練習売買開始

1月より場帳記入を続けてきた原油ーガソリンー灯油サヤ取りの売買を開始しました。その記録をここでまとめていきます。運用概要運用資金100万円売買枚数1枚ずつ分割回数 2回運用対象 原油・ガソリン・灯油原油・ガソリン・灯油ともに1枚の必要証拠金が12万円程度必要です。2枚ずつポジションをもつと合計4枚になるので、必要証拠金だけで約50万円必要となります。サヤ取りでやるにはこれでよいと思ってはいますが、もう少し資金が必要になるかもしれません。2020年3月売買記録2020年3月5日 最初のポジション最初のポジションです。仕掛けた内容はこちらです。ガソリン1枚売り灯油1枚買い保有ポジション状況項目原油ガソリン灯油2020年6月限ポジなし1--1table.tbl_iiuq{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_iiuq{width:100%;}table.tbl_iiuq td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_iiuq th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_iiuq th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.tbl_iiuq,table.tbl_iiuq td,table.tbl_iiuq th{border:solid 1px #C0C0C0;}1-というのは売りポジション1枚、-1というのは買いポジション1枚の意味です。最初の売買での気づきガソリン・灯油は期先の期日が近い限月ほど売買量が少ない。次の仕掛けは、その時点で期日がもっとも遠い限月にする。成行注文を基本とするが、売買が薄い限月では指値注文も使わざる絵を得ないかもしれない。2020年3月30日 決済3月30日に決済しています。灯油 -839,700円ガソリン 857,800円差引損益 18,100円利益は出たものの、日々の売買数量が少なすぎるせいかl、決済に時間がかかってしまいました。利益が出てきたら成行注文ですいすいと売買、という感じにはいかないようです。やり方を検討して、今後の売買に活かしていきます。
新型コロナ対策でFRBが0.5%の緊急利下げ! ドル/円は短期で105円台、中期では100円も ブログ

新型コロナ対策でFRBが0.5%の緊急利下げ! ドル/円は短期で105円台、中期では100円も

■FRBは0.50%の緊急利下げに踏み切る みなさん、こんにちは。

 3月3日(火)の共同声明で、G7(先進7カ国)は、新型コロナウイルスの感染拡大と市場や経済に与える影響を緊密に監視しているとし、「すべての適切な政策手段を用いるとのコミットメントを再確認する」と表明。

 その発表後、まず、RBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])が0.25%の利下げを実施。政策金利は、過去最低の0.50%に。

(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部にて作成)

 そして、日本時間3月4日(水)未明、FOMC(米連邦公開市場委員会)は、新型コロナウイルスの米国経済への悪影響を払拭するため、0.50%の緊急利下げに踏み切りました。

(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部にて作成)

 前回のコラムで、米10年債利回りの急低下をピックアップしましたが、想定以上のスピードで米国債は急伸(利回りは急低下)。米10年債利回りは、初めて一時1%を割り込む展開。

【参考記事】

●「セル・ジャパン!」と言いながら円売り。低ボラ脱却へ。米ドル/円は下値余地拡大か(2月27日、西原宏一)

米長期金利(10年物国債利回り) 日足(出所:Bloomberg)

 結果、米ドル/円も追随。米金利の急低下を受けて、米ドルは主要通貨に対し、全面安となりました。

 米ドル/円は一時、106円台まで急落しています。

米ドル/円 日足(出所:Trading View)

■米国株のボラティリティは極めて高い状態にある しかし、米国株は依然として不安定。

 もともと、FRB(米連邦準備制度理事会)の緊急利下げは、彼らの思惑とは相違して米国株の急落を招く傾向があります。

 FRBが0.50%の緊急利下げを決断しなければならないということは、米国経済はかなり逼迫した状況に追い込まれているのではないか(?)との懸念がマーケットに生じるからです。

 FRBはそれをわかっていますが、将来的な景気の落ち込みを考慮すると緊急利下げに踏み切らざるを得なかったという展開。

 実際、FOMCが緊急利下げに踏み切った3月3日(火)のNY市場で、米株は急反落しています。

 しかし、3月4日(水)のNY市場では、トレンドフォロー型のシステムが作動し、NYダウは、いきなり1000ドルもの急騰を見せました。米国株のボラティリティは、極めて高い状態にあります。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 振り返ってみれば…
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■スーパーチューズデーはバイデン氏が躍進! 市場の注目が新型コロナウイルスに集まっていますので、そのことを中心にお話したいと思いますが、その前に、昨日(3月4日)、米国の大統領選挙における民主党候補を決めていくにあたって重要な「スーパーチューズデー」の結果が出てきましたので、まずは、それから話をしたいと思います。

 結果から言うと、それまで苦戦していたジョー・バイデン氏が、一気に躍進したということです。

 スーパーチューズデーでは、14の州で候補者決定が争われました。14州のうち10州でバイデンが勝利し、4州でバーニー・サンダース氏が勝利するという結果になりました。

(出所:The New York Times)

 この結果を受けて、レースから降りた候補者も、軒並み、バイデン氏を支持することを表明しています。バイデン氏にとっては、大逆転の1日となったわけです。

■バイデン氏優勢による株高は今回だけの現象か サンダーズ氏は極端な左派のため、彼が大統領になったら、経済にかなりマイナスの影響が出るのではないかと、専門家の中では囁かれています。

 一方、バイデン氏は穏健派で、そんなに極端な政策は採らない人ですので、サンダーズ氏のように経済にマイナスの影響を与えることはないだろうというのも、大体の意見です。

 そのバイデン氏が、一気に台頭してきたことを好感して、昨日(3月4日)は、NYダウが1000ドル以上も上昇することとなりました。

 FOMC(米連邦公開市場委員会)が0.5%もの緊急利下げをしても下落するのに、バイデン氏の躍進で株が急騰するというのは、何とも不思議な感じもしますが、それだけ、サンダーズ氏に対する懸念が強かった、ということだろうと思います。

NYダウ 日足(出所:Bloomberg)

 しかし、今後は、マーケートも織り込んできますので、今回のような反応は、もうしないと思います。

■新型コロナウイルスのダメージは収まらない さて、新型コロナウイルスの話に移ります。

 これに関しては、前回のコラムで、私なりの見方をご紹介しました。

【参考記事】

●新型肺炎は中国の問題から世界的な問題へ。米ドル/円は105円程度まで下落の可能性も(2月28日、今井雅人)

 1週間たって、益々、その見方に確信を持ってきました。

 すでに中国では、抑え込みが奏功して、感染者数が減少してきていますので、中国はこのまま落ち着いてくると思います。

中国国内の新型コロナウイルス感染者数(日別)(出所:世界保健機関)

 しかし、中国以外の国では、逆に感染者が拡大しています。

世界全体(中国含む)の新型コロナウイルス感染者数(日別)(出所:世界保健機関)

 インドは、日本からの渡航者のビザを無効にするという対応に出ています。米国も、韓国だけでなく、日本も渡航制限の対象国にすることを検討しています。

 世界中が、このように鎖国政策を採っていくことが、今後も、実体経済と金融市場にダメージを与えることになるだろうと考えています。

 FOMCが緊急開催(3月3日)され、0.5%の利下げが…