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米マイナス金利導入の可能性は低いが、仮に マイナス金利導入でも米ドルは買われる! ブログ

米マイナス金利導入の可能性は低いが、仮に マイナス金利導入でも米ドルは買われる!



■戦後最悪の米雇用統計でも、米ドルや米国株の押し目買い 先週(5月8日)のコラムで指摘したとおり、米4月雇用統計が戦後最悪であっても、結果的に米ドル売りや株式の崩れにはならなかった。米雇用統計発表後の値動きでは、むしろ、米ドルや米国株の押し目買いが見られ、マーケットの織り込み済みを示唆していた。

【参考記事】

●未曽有の危機、史上最悪の米雇用統計目前! そこで晴れ晴れとした気分になる可能性あり!?(2020年5月8日、陳満咲杜)

 一方、米景気をはじめ、世界景気後退自体は間違いなく進行中だ。そんな中で米国株の大幅リバウンドが続いてきただけに、これは実態と乖離した「リバウンドバブル」ではないかという懸念の声がウォール街内外から多数上がっている。

 米国株の「リスクオフのオフ」自体が行きすぎの局面にあり、いったんスピード調整、すなわち再反落しても自然の成り行きと見なされる。

NYダウ 日足 

(出所:TradingView)

 前回のコラムでも強調したように、仮に強気派でも一直線的な株高になるとは断定できず、途中の調整はむしろ、より健在なトレンドの形成に寄与するから、理屈では歓迎される値動きだと思う。

【参考記事】

●未曽有の危機、史上最悪の米雇用統計目前! そこで晴れ晴れとした気分になる可能性あり!?(2020年5月8日、陳満咲杜)

■米マイナス金利導入の可能性は低いとみる理由とは? ところで、米景気後退に関する懸念は根強く、株のリバウンドがいったん阻止される可能性を強める上、米マイナス金利導入の可能性も金利先物市場の値動きをもって示唆された。

 FRB(米連邦準備制度理事会)議長はその可能性を否定したものの、言葉のニュアンスが取り上げられ、一部市場関係者は懐疑的な見方を示している。トランプ米大統領の圧力に負けて、FRBがマイナス金利を早晩導入するのではないかといった見方も多いようだ。

 戦後未曽有の危機なので、すでに上限なしのQE(量的緩和策)といった前代未聞の政策を打ち出したFRB、同じく前代未聞のマイナス金利を打ち出しても、まったくの想定外とは言えなくなっているが、筆者はその可能性は低いのではないかと思う。

 なにしろ、米ドルは世界の基軸通貨であり、マイナス金利を導入すれば、自らその地位を放棄すると思われるリスクが大きい。マイナス金利は文字どおりの「禁じ手」であるため、FRBはそこまで冒険できないと推測される。

 もっとも、米大統領はFRBに圧力をかけることができても、意のままに動かすことは制度上不可能なので、トランプ氏の意向は拡大解釈されていると言える。

 ちなみに、FRBという組織自体、世界の中央銀行のなかでも特別な存在で、詳説は省くが、FRBの独立性は組織のしくみや米法律によって保たれていることを強調しておきたい。

 これも米ドルが基軸通貨になれる理由の1つだから、米政府の意のままに動いたら米ドルの信頼性が著しく損なわれ、その地位も失われかねない。

 とはいえ、筆者はその可能性を完全に否定できるとは…
みんなのリピート注文+手動売買【2020年5月15日運用状況】 ブログ

みんなのリピート注文+手動売買【2020年5月15日運用状況】

米ドル円相場は膠着気味の値動きが続いています。動きがないと利益が止まってしまうのは、この運用のやむを得ないところですね。焦らずに、のんびりといきます。2020年5月15日時点の運用状況をまとめました。私のリピート系自動売買は、「みんなのリピート注文」メインで行っています。私がみんなのリピート注文をメイン口座にする理由自動売買口座のスワップポイント差ゼロ(売買同値)裁量口座のみんなのFXのスプレッドが業界最狭水準自動売買+手動売買で両建て運用も多い私の運用スタイルに合っている口座と感じています。みんなのリピート注文は、現状設定は1通貨に1つづつしかありません。なので、同じ設定をすれば、皆同じように利益がでます。私の一時停止のタイイミングや手動売買の内容は、記事でお知らせしていきます、2020年5月最終成績自動売買:みんなのリピート注文5月15日までの自動売買利益6,524円です今週1本の売買数量を3000通貨に増やしています。参考記事:みんなのリピート注文 売買数量増加のお知らせこの変更で、1本辺りの利益確定額は1500円くらいになります。為替変動次第ではあるものの、過去実績で計算すると自動売買による月平均利益も1万円くらい増える予定です。運用資金500万円に対して2000通貨というのは、控えめの設定でした。でも、リスク取り過ぎずにできればそれにこしたことはないですので、今後の更なる増加は慎重にいくつもりでいます。手動売買:みんなのFX口座現在も米ドル円2万通貨売りポジション保有中です。AIによる売買シグナルで作ったポジションです。参考記事:米ドル円2万売り AI判断での初売買AIでは、翌日位に決済のシグナルが発生したのですがこのポジションは決済せず、翌々日にまた「売りシグナルが発生」したのでそのまま保有し続けています。ちょっと売買タイミングが合わないので、「売買シグナルに忠実に従う」のはもうちょっと先にします。取り合えず「売り仕掛けの参考シグナル」」程度の位置づけです。2020年5月損益合計自動売買6,524円+手動売買0円=6,524円5月もマイペースでまいります。みんなのリピート注文+手動売買 運用ルール現在のルールです。このルールは、運用しながら改正をしていく予定です。基本的な資金配分手動売買口座:みんなのFX 300万円自動売買口座:みんなのシストレ(みんなのリピート稼働中) 200万円合計資金:500万円これを基本として、含み損などの状況に合わせて資金を振り替えていく予定にしています。みんなのリピート注文+手動売買 運用ルールみんなのリピート注文売買数量設定は当面3000通貨(0.3ロット)固定(1000通貨100万円目安)売買本数20~30本(下落値幅3~9円目安)で一時停止検討最大レバレッジは全ポジションで4倍程度(自動売買口座で20万通貨目安)手動売買:適宜米ドル円・豪ドル円・南アフリカランド円の売りポジションも入れていく手動売買買い:RSI30割れで米ドル円買い1~10万通貨手動売買売り目安:RSI70超で米ドル円売り1~20万通貨手動売買売り目安:AIの判断で仕掛け(実験中)他のリピ-ト系自動売買口座でやってきた内容を踏襲してきています。売買ルールは、運用しながら固めていくようにしますので、今後も随時改定してまいります。月別運用成績運用開始日2020年3月5日運用元金:2020年3月 運用元金5,000,000 円毎月の利益確定状況年月みんなのリピート手動売買合計2020年3月94,3284,92699,254円2020年4月14,29451,70565,9992020年5月6,52406,524合計115,14656,631171,777円table.tbl_qyef{table-layout:fixed;border-collapse: collapse;}table.tbl_qyef{width:100%;}table.tbl_qyef td{padding:5px;background-color:#FFFFFF;}table.tbl_qyef th.colh{padding:5px;background-color:#4682B4;color:#FFF;}table.tbl_qyef th.rowh{padding:5px;background-color:#F5F5F5;color:#000;}table.tbl_qyef,table.tbl_qyef td,table.tbl_qyef th{border:solid 1px #C0C0C0;}以上、みんなのリピート注文による自動売買と手動売買の確定損益の状況でした。みんなのリピート注文+手動売買 関連ページみんなのリピート注文+手動売買 運用関連ページみんなのリピート注文+手動売買 運用状況みんなのリピート注文 メリット・デメリットサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/15 金) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/15 金)

-------------5/14ドル円相場------------------------- 106.777までドル売り先行も、トランプドル高支持発言と米株高で107.359まで反発。 OP107.010 HI107.359 LO106.777 CL107.231  -----------5/14主な出来事--------------------------- 10:30 オーストラリア4月新規雇用者数 -59.43万人 前回+0.59万人(0.07万人) 予想-57.50万人 オーストラリア4月失業率 6.2% 前回5.2% 予想8.3%  15:00 ドイツ4月消費者物価指数・改定値(前月比) +0.4% 前回+0.3% 予想+0.3% ドイツ4月消費者物価指数・改定値(前年比) +0.9% 前回+0.8% 予想+0.8%  15:00 ドイツ4月卸売物価指数(前月比) -1.4% 前回-0.4%  19:12 トランプ米大統領「強いドルを持つには良い時期だ」「新型コロナを巡り、中国にかなり失望」「習主席と今は話したくない」「中国と完全に断交する事が可能か、断交した場合に何が起きるか思案している」 19:30 ベイリーBOE総裁「マイナス金利の可能性は排除しない」「(ただし)現時点では計画もしていないし、真剣に考えてもいない」 21:30 アメリカ4月輸入物価指数(前月比) -2.6% 前回-2.3%(-2.4%) 予想-3.1%  21:30 アメリカ前週分新規失業保険申請件数 298.1万件 前回316.9万件(317.6万件) 予想250.0万件  27:00 メキシコ中銀、政策金利を6.00%から5.50%に引き下げ「50bp利下げは全会一致で決定」「リスクバランスは下向きであり、経済の弛みの拡大は継続」「パンデミックの影響がどの程度続くかは不透明」 --------5/14株式・債券・商品------------------------- 日経平均 19914.78▼352.27豪ASX  5328.718▼93.134上海総合 2870.342▼27.708英FT   5741.54▼162.51独DAX  10337.02▼205.64NYダウ 23625.34△377.37 日10年債利回り -0.002%▼0.003豪10年債利回り 0.899▼0.060英10年債利回り 0.204%▼0.004独10年債利回り -0.543%▼0.013米02年債利回り 0.1470%▼0.0119米10年債利回り 0.6218%▼0.0307 NY原油 27.56△2.27NY金  1740.90△24.50 ------------5/15注目材料---------------------------- <国内>特になし <海外>07:00  カプラン米ダラス連銀総裁講演11:00  4月中国鉱工業生産11:00  4月中国小売売上高15:00  4月独生産者物価指数15:45  4月仏消費者物価指数・改定値17:00  1-3月期独GDP速報値17:30  1-3月期香港GDP確定値18:00  3月ユーロ圏貿易収支18:00  1-3月期ユーロ圏GDP改定値21:30  3月対カナダ証券投資21:30  4月米小売売上高21:30  5月米ニューヨーク連銀製造業景気指数22:15  4月米鉱工業生産指数22:15  4月米設備稼働率23:00  3月米企業在庫23:00  5月米ミシガン大消費者信頼感指数・速報値29:00  3月対米証券投資動向 ------------5/15きょうのひとこと-------------------- トランプ米大統領のドル高支持発言が話題になっています。インタビュー映像を実際に見たわけではありませんが、これまでのドル安誘導発言とは明らかに方向性が違います。とはいえ、昨日のドル円は最大でも50銭ほどの上昇で、発言が激的に効いた様子はありません。もし、トランプさん以外の大統領発言なら軽く2-3円動いてもおかしくないところでしょう。市場はコロコロと内容が変わる大統領発言に真剣に付き合う気はない模様です。 本日もよろしくお願いいたします。  
米ドル円「下げ相場でリスク減・上げ相場で利益上乗せ」二兎を追いかけた合成ポジション【FXオプションからのスワップ投資】 ブログ

米ドル円「下げ相場でリスク減・上げ相場で利益上乗せ」二兎を追いかけた合成ポジション【FXオプションからのスワップ投資】

FXオプションからのスワップ投資にて新規ポジションを仕掛けています。いつもであれば、単純なプットオプション売りなのですが、今回は「コールオプション買い+プットオプション売り」の合成ポジションです。下げ相場でリスク減上げ相場で利益上乗せ一見、都合の良い合成ポジションです。諺でいうところの「二兎を追う者・・・」というところでしょうか。有効な部分・有効でない部分の両方ありますので、まとめて紹介させていただきます。この運用法は以下の特長があります。FXオプションからのスワップ投資 5つの特長安値でFXポジションを作るのに有効FXオプションを使って、FXポジションの買い平均値を下げるFXオプションでプレミアム受取利益が発生。FXポジション変更後はスワップ投資でスワップポイント+為替利益を狙う月5~10万円のスワップ+プレミアム受取(2019年11月10~20万より変更)による定期収入米ドル円上昇時はFX買いポジションでの不定期利益コールオプション買い+プットオプション売り仕掛け今回仕掛けた2つのポジションは、以下の内容です。仕掛け時の米ドル円は、107.27円でした。米ドル円コールオプション買い作成日:2020年5月15日FXオプション内容:米ドル円 コールオプション買い作成時点の米ドル円:107.270円権利行使価格:108.00権利行使期日:2020年6月3日売買数量10万通貨プレミアム:0.341損失上限:0.341×10万通貨=34,100円コールオプション買いは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。米ドル円が108円を超えて大きく上昇するようなときに利益が大きくなるのですが、下落しても最大損失は34,100円で済みます。2本目のポジションは「プットオプション売り」です。米ドル円プットオプション売り作成日:2020年5月15日FXオプション内容:米ドル円 プットオプション売り作成時点の米ドル円:107.270円権利行使価格:107.00権利行使期日:2020年6月3日売買数量10万通貨プレミアム:0.477利益上限:0.477×10万通貨=47,700円損益分岐点:107.00-0.471=106.529円プットオプション売りは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」で「損失限定なし・利益限定」という性質を持ちます。利益は限定されるものの、米ドル円107.270円のときに損益分岐点106.529円以上であれば利益となります。なので、「利益を出しやすい」という傾向もあります。合成ポジションにしたメリットデメリットこの2つを合わせると以下のような内容になります。合成ポジション内容作成日:2020年5月15日FXオプション内容:コールオプション買い+プットオプション売り作成時点の米ドル円:107.270円権利行使期日:2020年6月3日売買数量10万通貨仕掛け時プレミアム収支:47700円受取ー34100円支払=13,600円受取利益上限:なし損失上限:なし損益分岐点:107.00-(0.477-0.341)=106.864円権利行使日にFXポジションになる為替値:107円未満今回の合成ポジションは、上げ相場・下げ相場の両方で狙っているものがあります。上げ相場:コ-ルオプションで利益を上乗せする。下げ相場:プレミアムを受け取りながら安値でFXポジションを作るこれまでのプットオプション売りのみの場合、「下げ相場時にプレミアムを受け取りながら安値でFXポジションを作る」ということだけでした。上げ相場のときにはプレミアム受取がそのまま利益になります。でも、利益が限定されるため、大き目の上昇となると利益を取る機会を逃した感じになっていました。今回の合成ポジションは、上げ相場ではコールオプション買いが利益を追いかけてくれます。下げ相場となった時にはプレミアム受取額は減るものの、安値でFXポジションを作ることは可能です。総合的には、米ドル円が反発しそうなときに仕掛けることが出来れば利益上乗せできるだろうとみています。一見、面白そうな仕掛けなのですが、ここまで読むと、もう一つの疑問を持つ方もいるかもしれません。それは・・・単純に米ドル円買いポジションを作ったのとどう違うんだろう?その違いも、まとめておきますね。FXポジションと比較したメリット・デメリット今回の合成ポジションは、上げ相場で利益上乗せできるものの、下げ相場では相応の含み損になる可能性もあります。ここだけ読めば、普通にFXで米ドル円買いポジションを作った場合との違いがわからないですよね。合成ポジションにした場合のメリット・デメリットの形でみると、以下のような違いがあります。合成ポジションのデメリット上げ相場での利益は、普通に米ドル円買いポジションで攻めた方が大きくなる。FXオプションは小さな値動きでの反応が鈍い米ドル円が50円上昇したら決済しようという感じの売買では、FXオプションよりもFXの方が利益を出しやすくなります。FXオプションは、10銭・20銭程度の値動きでは売買するプレミアムの変動が少ないので利益は少な目のなりやすいです。合成ポジションのメリット下げ相場でのリスクは少なくなる下げ相場では安値のFX買いポジションが作れる。状況に応じて片方だけ決済できる。この合成ポジションの損益分岐点は106.864円です。米ドル円現在値107.270円でFX買いポジションを作ったときよりは、損失を出すリスクは少な目です。下げ相場となったときは、権利行使日に安値でFXポジションを作ることもできます。今回のケースだと、米ドル円現在値107.270円で仕掛けていて、権利行使日に107円未満となればFXで米ドル円107円の買いポジションが発生することになります。プレミアムも差し引きで13,600円受け取っているため、現在値107.270円でFX買いポジションを作るよりも数十銭安値の買いポジションとなります。更に、2つのポジションに分けていることで「コールオプション買いのみ決済」「プットオプション売りのみ決済」と別々に売買することもできます。例えば、ここから米ドル円が2円くらい上昇して109円台になったとしましょう。そうなると、コールオプション買いポジションは0.341⇒1.5円前後に上昇します。ここでコールオプションを決済することで、15万円くらいのプレミアム受取(利益は15万円ー34,100円=115,900円)を得ることが出来ます。残りのプットオプション売りは、そのまま保有し続けて権利行使日に満額利益を確定させても問題はありません。米ドル円は、当面往来相場気味の展開が続くとみています。今回の合成ポジションは、リスクを押さえながら利益を上乗せする方法として使っていきます。今後の状況は、定期的に記事としてまとめていきます。「売り」「買い」の両方が出来るFXオプション取引を提供しているのは、日本ではサクゾバンク証券のみです。FXオプション口座は、FX口座開設後に手続きできます。FXオプション運用の主要ページFXオプションの特徴と運用状況「FXオプションからのスワップ投資」やり方とルール運用記録と気づき「FXオプションからのスワップ投資」FXオプション 具体的な作成事例FXオプションとはサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
状況次第で米国でもマイナス金利導入か。 ドル/円レンジは106~108円。逆張り継続! ブログ

状況次第で米国でもマイナス金利導入か。 ドル/円レンジは106~108円。逆張り継続!

■39県で緊急事態宣言が解除されるが… 本日、5月14日(木)に、日本でも39の県で緊急事態宣言が解除されます。この決定を受けて、日本中で経済活動が、徐々に再開していくことになります。

 しかし、事はそれほど単純ではありません。

 まず、コロナウイルスは、終息したわけではありません。まだまだ世界中に、ウイルスは蔓延しているわけです。日本でも気を抜けば、またすぐに感染が広がります。

新型コロナウイルス感染者数(上段)と死者数(下段)の推移(全世界・累計)(出所:世界保健機関)

 それはすでに、韓国やドイツの例を見れば明らかです。米国でも、そうした傾向が見て取れます。

 また、1つの都道府県内の移動は、ある程度、自由になったとしても、その他の地域との移動は、抑制的にせざるを得ません。そういう中で、コロナウイルスと共存しながらの経済運営をしていかなければいけないということです。まずは、その認識を共有したいと思います。

■米経済の下振れ懸念で米国株は大幅安 さて、昨日(5月13日)、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、米国経済には、とても懸念されるダウンサイドリスクがあるという趣旨の話をしました。

5月13日の講演で、米国経済に深刻なダウンサイドリスクがあるとの認識を示したパウエルFRB議長 (C)Bloomberg/Getty Images News

 そのことにより、株式市場が一時、大きく下落することとなりました。

NYダウ 1時間足(出所:Trading View)

 まあ、しかし、それは当たり前のことで、経済が再開されたからといって100%戻るということはあり得ません。だましだましの再開になるのは見えています。経済にとって厳しいのは、当たり前です。

■金融システムを壊さないことが大事 ここから大事なことは、まず、金融システムを壊さないこと。これに尽きます。

 リーマン・ショックは、金融システムを崩壊させてしまったことで、実体経済に甚大な悪影響が出て、その影響が長期化しました。

【参考記事】

●長期目線で株は二度とない絶好の買い場! でも、為替相場は短期のトレンド狙いで!(4月2日、今井雅人)

 今回は幸いにして、ここまで、中央銀行などが積極的な資金供給を行ったりしたことで、金融システムはかろうじて維持されています。これを、とにかく壊さないこと。それができれば、相場は崩れません。この部分を、今後は注視していきたいと思います。

 さて、今、トランプ大統領がFRBに対して…
マイナス金利導入も? 注目は主要中銀の 金融政策。豪ドルは押し目買いの好機か ブログ

マイナス金利導入も? 注目は主要中銀の 金融政策。豪ドルは押し目買いの好機か

■マーケットは主要中銀の金融政策の行方に注目 みなさん、こんにちは。

 マーケットの注目は、引き続き、新型コロナウイルスの収束ではありますが、今週(5月11日~)は、主要中央銀行の金融政策の行方も大きな話題となっています。

 まず、RBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])。

 5月13日(水)、RBNZの金融政策決定会合が開催されました。

 政策金利は、0.25%に据え置きとなっています。

(出所:Bloombergのデータを基にザイFX!編集部にて作成)

 ただし、QE(量的緩和策)の一貫として導入した、資産買い入れの規模を倍に。加えて、将来的なマイナス金利の可能性を示唆しました。

 オア総裁は、「マイナス金利の活用も検討していく。ただ、こうした選択肢を使う必要がないことが望まれる」としています。

 個人的に、私が豪ドル/米ドルに対して強気な理由としては、RBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])がマイナス金利に対して積極的ではないことが挙げられます。

 豪州とニュージーランドの中央銀行が掲げる、金融政策のスタンスの相違から為替を考えてみると、RBAはタカ派であり、RBNZはハト派なので、豪ドル/NZドルは上昇ということになります。

豪ドル/NZドル 日足(出所:Trading View)

 豪ドル/NZドルについては、米大手銀行のゴールドマン・サックスがロングを推奨しているようです。

 本稿執筆時点で、豪ドル/NZドルは1.0760NZドル。ゴールドマン・サックスは1.1200NZドルをターゲットとしているようです。

豪ドル/NZドル 週足(出所:Trading View)

 その米国ですが…
2020年はチャンスかも? 積立金5万円に増額【株×FX ダブルパワー積立】 ブログ

2020年はチャンスかも? 積立金5万円に増額【株×FX ダブルパワー積立】

ダブルパワー積立の毎月の積立金を増やすことにしました。毎月3万円⇒5万円と2万円増額します。増額した理由は、「株にせよFXにせよ、今の時期が絶好の仕込み場になるかもしれない」と感じるところがあるからです。今回のような大きな下落は、そのあとの回復も大きくなる傾向があります。特に株式の安値を少しでも多く拾っていきたいと思っています。4月にさかのぼって4万円入金マネーパートナーズFX口座に4万円入金です。これによって、株式も含めた全体の状況はこうなっています。現金として250,468円、株式評価額が407,400円で、合計657,868円です。純粋な積立金は70万円あるんですけどね。保有株に含み損があるんですよね。株式は、こんなのを保有しています。伊藤忠商事100株とLink-U100株です。伊藤忠商事は含み益なんですけど、Link-Uがいい調子で下げています。買って数週間しか経っていないのに、3割近い下げです。流石、上げ下げの激しいマザーズ株ですね。東証一部候補銘柄とはいえ、人気が離散したときの下げ方は凄いです。4割くらい下げて1500円台くらいまで落ちるようであれば、あと100株買っても良いかなと思っています。どれだけ下げても、1年~2年くらいは保有する予定です。まだ、FXのポジションは保有していません。米ドル円を仕掛ける予定なのですが、大きく下げる時期をじっlくりと待っているところです。毎月の積立をしながらチャンスを待つという基本姿勢は変わりません。「積立投資 株×FXダブルパワー編」関連ページくりっく株365運用の主要ページ積立投資 株×FXダブルパワー運用状況運用ルールサイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/14 木) ブログ

昨日のドル円相場ときょうのひとこと(5/14 木)

 -------------5/13ドル円相場------------------------- コロナ第2波懸念や米中対立懸念がくすぶる中、FRB議長の悲観見通しで106.740へ下落。しかし議長がマイナス金利を否定すると107円台を回復してクローズ。 OP107.121 HI107.272  LO106.740 CL107.032 
 -----------5/13主な出来事--------------------------- 11:00 RBNZ、政策金利を0.25%に維持、資産買入れを330億から600億NZドルへ増額「2021年初めまで金利を0.25%に据え置く見通し」「マイナス金利は将来の選択肢」 12:00 オアRBNZ総裁「必要なことは何でも行う」「すべての政策手段を使い切らないことが望ましい」「他の政策手段とともにマイナス金利についても判断している」 15:00 イギリス1-3月期GDP・速報値(前期比) -2.0% 前回0.0% 予想-2.5% イギリス1-3月期GDP速報値(前年比)-1.6% 前回+1.1% 予想-2.1%  15:00 イギリス3月鉱工業生産指数(前月比)-4.2% 前回+0.1%(-0.1%) 予想-5.6%  15:00 イギリス3月貿易収支 -125.08億ポンド 前回-114.87億ポンド(-98.34億ポンド) 予想-100.00億ポンド  18:00 ユーロ 3月鉱工業生産(前月比) -11.3% 前回-0.1% 予想-12.1%  21:30 アメリカ4月生産者物価指数(前月比)-1.3% 前回-0.2% 予想-0.5% アメリカ4月生産者物価指数(前年比)-1.2% 前回+0.7% 予想-0.4% アメリカ4月生産者物価指数・コア(前年比) +0.6% 前回+1.4% 予想+0.8%  22:00 パウエルFRB議長「見通しは極めて不透明、下向きのリスクが大きい」「新型コロナの感染拡大で長期の経済的打撃への懸念が高まった」「危機終了まであらゆる手段を行使する。回復は順調」「景気悪化の長期化回避のため追加政策が必要となる可能性」「マイナス金利に対するFOMCの見解は変わらず」「マイナス金利は現時点で検討対象ではない」 --------5/13株式・債券・商品------------------------- 日経平均 20267.05▼99.43豪ASX  5421.852△18.803上海総合 2898.050△6.494英FT   5904.05▼90.72独DAX  10542.66▼276.84NYダウ 23247.97▼516.81 日10年債利回り 0.001%▼0.001豪10年債利回り 0.959%△0.002英10年債利回り 0.208%▼0.041独10年債利回り -0.530%▼0.025米02年債利回り 0.1589% 0.000米10年債利回り 0.6525%▼0.0127 NY原油 25.29 ▼0.19NY金 1716.40△9.60 ------------5/14注目材料----------------------------<国内>08:50  対外対内証券売買契約等の状況(週次・報告機関ベース、2週分)12:30  黒田日銀総裁講演 <海外>08:01  4月英RICS住宅価格10:30  4月豪雇用統計15:00  4月独卸売物価指数15:00  4月独消費者物価指数・改定値15:30  4月スイス生産者輸入価格16:00  3月トルコ鉱工業生産19:30  ベイリーBOE総裁講演21:30  3月カナダ製造業出荷21:30  4月米輸入物価指数21:30  米新規失業保険申請件数24:00  デギンドスECB副総裁講演24:15  ポロズ・カナダ中銀総裁講演26:00  カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演27:00  メキシコ中銀政策金利28:00  ボスティック米アトランタ連銀総裁講演 ------------5/14きょうのひとこと-------------------- NYダウが2日でほぼ1000ドル下落と、ここにきてまたキナ臭い動きです。米中が新型コロナを巡り対立を深めている事が最大の理由でしょう。昨日、FBIは中国がサイバー攻撃やスパイ活動を通じて新型コロナの予防ワクチンや治療法に関する機密情報を得ようとしていると米研究機関に警告を発したそうです。また、WSJは昨日、「新型コロナウイルスの予防ワクチンを研究する米国の大学や企業に対して、中国とイランが激しいハッカー攻撃を仕掛けており、開発を妨害しようとしている可能性がある。トランプ政権内では、ワクチンの開発を阻害した可能性もあることから、米国の公衆衛生への直接的な攻撃であり、戦争行為に等しいのではないかとの見解も出ているという」と報じました。ドル円は、またしてもリスク回避のドル買いと円買いで方向感を喪失した模様です。 本日もよろしくお願いいたします。    
豪ドル円10万買い オプションにて追加 【サヤすべり取り2020年5月14日】 ブログ

豪ドル円10万買い オプションにて追加 【サヤすべり取り2020年5月14日】

場帳・グラフ判断によるサヤすべり取り売買をしています。手書きグラフの状況からご覧ください。豪ドル円手書きグラフ 5月14日状況豪ドル円、強弱どちらにも見える形です。ここで一休みして、再度上昇すすように見えます。その一方で、「そろそろ上げ止まりそうな感じ」もでてきています。豪ドル円は、往来相場が多く、天井圏ほど荒い往来相場になりがちな傾向があります。今回の往来相場はここ数年の中では「荒めの往来相場」という気がしています。現在の私の豪ドル円見通しは、「そろそろ上げ止まりかもしれないが、もう一上げはありそうな感じ」というところです。この見通しを元に、新規ポジションを入れています。こういう時期の新規ポジションとして最適なのが、FXオプションです。コールオプション買いで豪ドル円10万買い本日朝方作ったポジションです。コールオプション買いは、「上げ相場で利益・下げ相場で損失」となり「損失限定・利益限定なし」という性質を持ちます。つまり、FXでの豪ドル円買いと同じような性質を持ちながら、損失リスクを限定できるポジションでもあります。内容はこうなっています。豪ドル円コールオプション買い作成日:2020年5月14日FXオプション内容:豪ドル円 コールオプション買い作成時点の豪ドル円:69.10円権利行使価格:72.00円権利行使期日:2020年6月24日売買数量10万通貨プレミアム:0.263損失上限:0.263×10万通貨=26,300円権利行使価格は72円ですので、ここから3円くらい上昇してから本格的に利益が出ます。その代わりといってはなんですが、最大損失は26,300円でここから大きく下げても含み損増加などのリスクはありません。権利行使期日の6月24日は、豪ドル円の上昇期が終わりそうな時期を設定しています。この頃までに、ある程度上昇しなければ、下げ期に入る可能性濃厚とみている地点ということです。今後、豪ドル円が更に崩れるようであれば、このコールオプション買いポジションを追加していく予定でいます。大きく下げる可能性も高い時期ですので、FXオプションを有効活用していきましょう。FXオプションはサクソバンク証券を使っています。日々やっていることは、いつもどおり「1日1分の場帳・グラフ記入」です。亀仙人投資術+場帖・グラフ 詳細説明豪ドル円 裁量トレード 関連ページ豪ドル円 サヤすべり取り 運用関連ページFX初心者向けミドルリスク運用法豪ドル円手書きグラフ豪ドル円 売買状況ライブスター証券タイアップレポート亀仙人投資術NEO 詳細説明サイト内他記事お気楽FX 相場生活入門トップページ
【5つの留意点】みんなのFX スワップポイントキャンペーンでキャッシュバック狙い ブログ

【5つの留意点】みんなのFX スワップポイントキャンペーンでキャッシュバック狙い

みんなのFXで、スワップNo.1チャレンジキャンペーンが始まっています。今回のみんなのFXのスワップポイントキャンペーンは、これまでとは違ったやり方です。うまく活用していくためのポイントをまとめました。これまでは、「当社の提供スワップポイントは業界1位ですよ!」というパターンでした。今回「みんなのFX]さんノキャンーペーンは、「当社よりも高いFX口座があればそことの差額をキャッシュバックします!」という内容なのです。なかなか、面白いです。5つの留意点初めての試みということで、いろいろと留意しておくべきところがありますので、私が気づいたところをまとめてみました。私の気づいた留意点エントリー必要上限200ロット(200万通貨)対象通貨ペア:南アフリカランド円・メキシコペソ円新規ポジションが対象対象FX口座は店頭FX口座(自社の選定基準)日々のスワップポイントは、今のところ今までとは変わっていません。現段階では、基本的に「差額分をキャッシュバックで対応する」という方針で運営されているようです。エントリー必要まずはエントリーが必要です。これ、当たり前のようで当たり前でないんですよね。賞品とかいただけるキャンペーンでは、エントリー必須は当たり前です。でも、これまでのスワップポイントキャンペーンは、エントリー不要というのが当たり前でした。キャンペーン対象となる方は、エントリー忘れずにやっておきましょう。上限200ロット(200万通貨)対象となるポジション数量には上限があり、200万通貨までです。大きなポジションを作ることが多い方は、ご注意ください。対象通貨ペア:南アフリカランド円・メキシコペソ円今回のキャンペーンは、南アフリカランド円とメキシコペソ円が対象です。メキシコペソ円については、同時実施の「メキシコペソ/円2周年記念キャンペーン」も重複して対象になります。取引高に応じてキャッシュバックがあありますので、2つのキャッシュバックが受けられますね。新規ポジションが対象キャンペーン対象になるのは「新規ポジションのみ」です。これまでの既存ポジションは対象にはなりません。これについては、「え~、なんで!」と不満を持つ方も多いかもしれませんが、同時に「助かった」と思っている方も相当いるはずです。というのも、「みんなのFX」口座は、ここのところ南アフリカランド円では「売りポジションでマイナススワップポイント負担の少ない口座の一つ」だったからです。つまり、スワップポイントサヤ取りなどで南アフリカランド円売りポジションを保有している方が相当いるはずなのです。実は、私も売りポジション保有中の一人でして、「助かった」という気持ちです。対象となるのは店頭FX口座(自社の選定基準)比較対象となるFX口座は、店頭FX口座です。つまり、くりっく365ははずれるようです。キャンペーンに関する注意事項ではこう書かれています。※対象となる他社は、南アフリカランド/円およびメキシコペソ/円を取扱っている店頭FX会社(自社の選定基準による)とします。また比較対象となるスワップポイントは通常時に提供されるスワップポイントであり、キャンペーン適用のスワップポイントは含まれません。なお差額に1円未満が生じる場合は切捨てとなります。自社の選定基準というのが、ちょっと気になりますけどね。まあ、主要FX口座は網羅されているだろうと思われます。気になるFX口座などは問い合わせてみるとよいかもしれません。みんなのFXは、口座開設後もキャンペーンが豊富です。FX業界全体的にキャンペーンが減少傾向なので、こういう取り組みは有難い存在です。私も適宜利用しながら楽しんでいます。