カナダドル/円、年内利上げ期待が再び高まるか

カナダ/円は先月15日に91.60円台まで上昇したあとはじり安で推移。19日に加中銀(BOC)のレーン副総裁がカナダドル高について言及した事や、28日にポロズBOC総裁が「次回の利上げは経済指標次第」と発言した事などから、利上げペースが緩むとの見方が一因となっているようです。金利先物市場から見た年内の利上げ確率は、先月8日の79%台をピークに、今月19日には45%台まで低下しています。

こうした中で利上げ期待が再び高まるか、本日の加9月消費者物価指数に注目です。市場予想は前年比+1.7%と、8月(+1.4%)より伸びが加速する見通しだ。予想を上回るようならばBOCの利上げ期待が再浮上してカナダドルが買われやすくなると見ます。

参照元:外為どっとコム総合研究所

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