Hyperliquid、新たにHyperEVMのメインネットを公開

2月18日、分散型の暗号資産取引所(DEX)のHyperliquidは、EVM互換の実行環境「HyperEVM」のメインネット公開を発表しました。

これにより、Hyperliquidのブロックチェーン上で汎用的なスマートコントラクトの実行が可能となり、金融システムの発展に向けた重要な一歩となります。

今回のHyperEVMの導入によって、Hyperliquid L1上でイーサリアム互換のスマートコントラクトが動作可能となり、DeFiアプリケーションの開発が容易になります。さらに、HyperEVMのブロックはHyperliquidのコンセンサスアルゴリズム「HyperBFT」のセキュリティを継承しながら構築されるため、安全性も確保されるのです。

今回のアップデートに伴い、同プラットフォームのネイティブトークン「$HYPE」の利用範囲も拡大しました。$HYPEは、レイヤー1とHyperEVM間のトークン転送やガス代の支払い、スポット取引などに使用可能です。今後は、ERC20トークンのネイティブ転送機能などの追加も予定されており、現在テストネットでのフィードバックが収集されています。

また、Hyperliquidはバグ報奨金プログラムを開始し、HyperEVMの安全性向上に向けた取り組みを進めています。

Hyperliquidとは

Hyperliquid
引用:Hyperliquid

Hyperliquidは、2022年に運営が開始された分散型暗号資産取引所(DEX)です。
独自のレイヤー1ブロックチェーン「Hyperliquid L1」上に構築されており、高速かつ低コストな取引が特徴に挙げられます。主に無期限先物取引を提供しており、最大50倍のレバレッジが利用可能です。

ネイティブトークンの$HYPEは、エアドロップを通じて配布され、数百万〜数億円の利益を多くの人にもたらしたことで話題になりました。執筆時点でのHYPEの時価総額は77億ドルを超えており、同プラットフォームの成長を象徴する存在となっています。

今後もHyperEVMの展開により、Hyperliquidのエコシステムがさらに拡大することが期待されています。

国内最大級のNFT専門メディアである「NFT Media」では、NFTの基礎知識から最新トレンドまで幅広く発信しています。

まずは、「NFTとは?」の記事から、NFTの基礎知識について学ぶのがおすすめです。

The post Hyperliquid、新たにHyperEVMのメインネットを公開 first appeared on NFT Media.

参照元:NFT Media

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です