トレカ取引実装のメルカリNFT、本命はRWAか
2025年2月4日、メルカリNFTでトレーニングカード売買に対応したことが発表されました。
メルカリNFTでトレーディングカードを売買できるようになりました!
— nobu / 鈴木伸明 (@nobuzuki) February 4, 2025
現物カードはCourtyard/.ioで厳重に保管されており、NFTとして売買もできますし、現物のカードと交換することもできます。トレカの新しいコレクション体験をぜひお試しください!https://t.co/q3nREM9nPs
現物のトレーディングカードはCourtyardで厳重に保管されており、NFTとして売買もできる上に、現物のカードと交換することも可能とのこと。
従来、トレーディングカードは中古市場でも人気の高いアイテムであり、メルカリのような大手フリマアプリで活発に売買されてきました。しかし今回の事例では、ブロックチェーン技術によりカードの所有権をトークン化し、証明書としてNFTを発行する点が新しい取り組みといえます。
保管にはCourtyardが利用され、物理カードを安全に預けつつデジタル上での売買を実現していることが大きなポイントでしょう。
また、この取り組みが注目される理由の一つは、NFTマーケットがデジタルアートやコレクティブルだけにとどまらず、実世界のモノ──いわゆるRWA(Real World Asset)へと拡張している点にあります。
RWAはブロックチェーンの次なる活用分野として大きく期待されている領域です。メルカリがこの領域に参入することで、より一般層に対してNFTやブロックチェーンの利便性を広めるきっかけになるのではないでしょうか。
メルカリほどのユーザーベースを持つ企業がRWA市場に照準を合わせることは、国内のブロックチェーンエコシステムの拡大にも寄与することが期待されます。
参照情報
https://x.com/nobuzuki/status/1886720349586305089
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参照元:NFT Media