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コラム:FRBの窓口貸出、中小銀行には「使えない」わけ News

コラム:FRBの窓口貸出、中小銀行には「使えない」わけ

[サンフランシスコ 16日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米連邦準備理事会(FRB)は、大手金融機関の力を借りて、割引窓口(ディスカウント・ウィンドウ)貸出制度の利用を拡大させようとしている。同制度の利用が与える不名誉という悪い印象を軽減するため、モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)を含む米銀大手8行が制度を利用すると表明したが、中小銀行が追随するかどうかは明らかではない。

豪研究所、新型コロナへの免疫反応調査 「インフルと同じ」 News

豪研究所、新型コロナへの免疫反応調査 「インフルと同じ」

オーストラリアのピーター・ドハーティー感染・免疫研究所は17日、人間の免疫システムの新型コロナウイルスへの反応が、インフルエンザに対する場合と同じことが分かった、と明らかにした。ハント豪保健相は、ワクチンや治療法の開発に向けた重要な一歩となる、と評価した。

「リーマン」よりやっかい、コロナ株安に政策のジレンマ News

「リーマン」よりやっかい、コロナ株安に政策のジレンマ

各国挙げての政策総動員にもかかわらず、世界的な株安が止まらない。コロナショックは銀行が痛む金融システム危機ではないものの、それゆえに金融緩和策が効きにくいというジレンマに陥っていることが大きな要因だ。財政政策も、新型コロナウイルスにおびえる消費を回復させることは難しい。市場では、「リーマン・ショック」よりもたちが悪いとの声も出ている。

焦点:米利下げと量的緩和でも収まらない「ドル・クランチ」、金融部門へ波及も News

焦点:米利下げと量的緩和でも収まらない「ドル・クランチ」、金融部門へ波及も

米連邦準備理事会(FRB)が緊急利下げを2度実施し、量的緩和を再開しても、「ドル・クランチ(ドル不足)」が収まらない。長年の金融緩和を背景にドル建て債の発行や借入を膨らませてきた企業や途上国などの「非金融部門」が、世界的な株価下落に端を発した信用収縮のなかで、ドル調達に苦しんでいることが背景だが、最近の金融市場の動向は、クランチが「金融部門」にも波及してきたことを示唆している。

日経平均は5日ぶり反発、乱高下し売買代金は4兆円超す大商い News

日経平均は5日ぶり反発、乱高下し売買代金は4兆円超す大商い

東京株式市場で、日経平均株価は5日ぶりに小反発した。前日の米国株式市場でダウが2997ドル下落し、過去最大の下げ幅となったことを受けて下押しして始まったものの、その後は時間外取引の米株先物の動向などをみつつ、売り買いが交錯した。ボラタイルな動きとなり、日経平均は上下に乱高下した。一方、TOPIXは2%を超す大幅上昇。東証1部の売買代金は、4兆3713億円と今年2番目を記録した。

今回の金融ショックは不安感が主因、金融機関には資金ある=麻生財務相 News

今回の金融ショックは不安感が主因、金融機関には資金ある=麻生財務相

麻生太郎財務相は17日午後の参院予算委員会で、新型コロナウイルス感染拡大への懸念により金融市場が混乱していることについて、リーマン・ショック当時とは全く異なっており、マーケットの不安感から取引が縮小しているとの見方を示した。西村康稔経済再生担当相は、対策を幅広く検討する姿勢を示し、政府紙幣配布などの手段についても否定はしなかった。