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コラム:原油が実体経済のミラーに、乱反射する途上国リスク News

コラム:原油が実体経済のミラーに、乱反射する途上国リスク

マイナスに転落するという異例の事態に陥った原油相場は、世界の金融・資本市場を大きく揺さぶった。大恐慌以来の景気後退と国際通貨基金(IMF)が警鐘を鳴らしても、ジャンク債まで買い入れる米連邦準備理事会(FRB)が防波堤になるとみていたマーケットの「安心感」にひびが入った。原油市場は株式市場に代わって実体経済を映し出す「ミラー」となり、乱反射した光が、ジャンク債市場や途上国経済のリスクを浮き彫りにする展開がやってきそうだ。

JAL、GW期間中の国内線約6割を減便 5月の予約は8割弱減 News

JAL、GW期間中の国内線約6割を減便 5月の予約は8割弱減

日本航空(JAL)は21日、ゴールデンウィーク(GW)期間中の5月1日から6日までの国内線3156便を減便すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大が続くことで、さらなる需要減少が見込まれるため。同期間の減便率は、当初の運航計画比の62%となった。感染拡大の影響による5月の減便は初めて。同社によると、5月全体の予約は前年同月比8割弱減という。

緊急事態宣言、29日以降の大型連休中に延長の是非判断=関係筋 News

緊急事態宣言、29日以降の大型連休中に延長の是非判断=関係筋

政府は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、5月6日を実施期限としている緊急事態宣言について、4月29日からはじまる大型連休中に延長の是非を判断する予定だ。複数の政府・与党関係者が明らかにした。政府・与党が来週末を目指す2020年度補正予算成立のタイミングに合わせたいとの声も出ている。予定通りに6日解除に踏み切る場合感染が再拡大するリスクと、延長による休業要請の長期化が経済に与えるコストを慎重に吟味する。専門家による諮問委員会の判断を踏まえて決める。