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米複数州がコロナ制限緩和、中西部オハイオ・ミシガンで対応に相違 News

米複数州がコロナ制限緩和、中西部オハイオ・ミシガンで対応に相違

米国で新型コロナウイルス感染拡大で休止状態にある経済活動再開に向けた動きが複数の州で強まっている。オハイオ州のデワイン知事はこの日、経済再開に向けた「最初のステップ」を公表した。一方、ミシガン州のウィットマー知事は、「人為的な日程」には縛られないと強調し、同じ中西部でも異なる対応が表面化した。

アングル:日銀の国債買入枠撤廃、「限界」見透かす市場 円高圧力も News

アングル:日銀の国債買入枠撤廃、「限界」見透かす市場 円高圧力も

日銀は27日の金融政策決定会合で国債購入の上限を撤廃した。黒田東彦総裁は会見で財政ファイナンスを否定したものの、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う経済活動の停滞を受け、経済対策の財源としての国債に増発圧力が高まる中、日銀として国債購入を強化し長期金利の上昇を抑制する意思を鮮明にした格好だ。しかし、日銀をはるかに上回るペースで米連邦準備理事会(FRB)はバランスシートを拡大している。BSの拡大ペースに焦点が当たることで円高圧力が再び強まるリスクが浮上している。

コラム:コロナ危機長期化も、政府・日銀に必要な資本増強スキーム News

コラム:コロナ危機長期化も、政府・日銀に必要な資本増強スキーム

日銀が社債やCP(コマーシャルペーパー)を3倍近く買い増す大胆な追加金融緩和を決定した。この背景には黒田東彦総裁が27日の会見で明らかにしたように、今回の「コロナ危機」が需要と供給を同時にシュリンクさせる特異な現象を招き、リーマン・ショックを上回る打撃を日本経済に与えかねないという強い危機感があった。

焦点:危機対応の日銀、大胆施策の影で消える物価と金利の枠組み News

焦点:危機対応の日銀、大胆施策の影で消える物価と金利の枠組み

日銀の27日の金融政策決定会合について、市場関係者からは踏み込んだ企業金融支援や政府の財政支出への支援など、危機対応としての大胆な政策に理解を示す声も目立つ。一方、物価モメンタムは損なわれたとして2%の物価安定目標の実現に事実上白旗をあげ、政策金利に物価を紐付ける枠組みも危機モードを理由に停止した。危機を理由に中央銀行がロジックの明確でない対症療法に走る姿には危うさもあるとの指摘も出ている。